見出し画像

新聞の取材を受けて考えた 取材を受ける時

皆さんは新聞の取材を受けたことがありますでしょうか?

私は3歳くらいのとき
父の知人に頼まれて喫茶店で
お餅を丸めている写真が新聞に載ったことがあります。

夫は戯曲講座に参加していたとき
娘と一緒に講座について取材を受けたことがあり、インタビューされた内容が載りました。
娘は絵のコンクールで特賞をとり名前が載ったことがあります。
(娘は14歳で二回も新聞に載っている!)

と言うことで、
私は新聞の取材を受けることは未経験でした。

【なぜ新聞の取材を受けることになったのか?】

本を刊行したからです!
でも新聞に取材をしていただくってどうしたらいいのか
まったくわかりませんでした。
「そう言えば戯曲講座の時に取材してくださった方のお名刺をいただいた!」
と夫が言うので青春出版社の担当編集者さんに相談いたしました。
そして静岡新聞社さんに連絡をし、本を読んでいただいた上で取材の判断をしていただきました。
しばらくして、記事を掲載したいので
取材をお願いしたいです!と連絡が来たのです。

【取材を受ける前の心情】

私は病気になってから
家族、友人、医師や看護婦さん、
編集者さん(画面越し)
以外にお会いして話すことをしていません。
言葉がうまくでてこなかったり
ぽやっとしてしまい、脳内が疲れて(病状)しまうので
極力、話すことを避けていました。
セラピスト時代には大勢の人の前で講座やレッスンをしてきたので、本当は人と話すことは大好きです。
でもリニューアルした私は
テキパキハキハキは出来ない。だから人とも会わない。
(話しをしたり会うと脳疲労が酷く病状も悪化するため)
そんな風に思っていました。
なので、久しぶりに対面での素敵な出会いだ!と思いつつ
大丈夫かな?と緊張もしていました。
夫が何度かやりとりをしてくださり
取材の日程が決まりました。
取材がはじめてなのでワクワクしながら
その日のために体調を整えて過ごし
ついに取材の日を迎えたのです。


【取材当日、暴走する私】

新聞の記者さんってどんな方だろう?
ドキドキMAXーー!で待っていました。
インターホンが鳴り、記者さんが到着!
夫と娘がお出迎えをしてくださり
部屋に記者さんが入ってきましたら
めちゃめちゃ綺麗なお若い女性が
爽やかな風と共に部屋に入ってきました。
一目見て
ズッ

キューーーン!!!となる私。

あの美しい女優さんに似ていて(名前が思い出せない)、初めてテレビを見て驚く原始人のように記者さんを眺めていました。
挨拶を交わし、名刺交換をして
取材タイムに入り、
「体調大変でしたらお話ししなくても大丈夫です。本を読ませていただきました。このような病気があることを知らなかったです。私も悩むことがありますので、いろいろ参考にさせていただきたいです」
と記者さんが言ってくださり
あぁ~!!!嬉しいな、有難いなと泣きそうな気持ちをこらえて

「ありがとうございます!大丈夫です!この日に命をかけて体調第一に生きてきました」
と伝えました。(暑苦しくて怖い)
そして
「突然ですが星座は何座ですか?」
と質問する私。
戸惑う記者さん。それでも星座を教えてくださり
プチ占星術話しになり、記者さんの年齢出身地を聞き、なぜ今のお仕事についたのか、今の仕事は何年しているのか、などなど。

私が、
私の方が
記者さんを質問攻めしてしまった!のである。
「セラピストをしていらしたので、お話しが、あの、すごいですね」
やや引かれ気味に記者さんに言われる私!

そう、私は
久しぶりに人と対面で話すことに
浮かれポンチになっていたのだ!!

あと、ずっとずっと気になっていた
「新聞の記事はどうして年齢を書くの?」
を聞いた。
理由を聞いて、なるほど~と満足をいたしました。
(これは記者さん個人の思いかも知れないので割愛します)

とにかく、私が話し、時々夫や娘が話し
ロビちゃんは人見知りで、吠えたりソワソワしておしっこをもらし、
大笑いして賑やかすぎるだろ!と言う2時間でした。

記者さんのノートには
取材してきた数々の証のように、びっしり文字が書いてあり、「あー!!新聞記者さんの小説を書きたい!」とさらにウキウキし、記者さんを観察し続けていると、
「最後にお写真を撮りたいのですが、ご家族みんなで。よろしいですか?」
そう言われて、のひーー!!となる。
夫と娘に支えられ椅子に座り
「あの、むくみとかひどくて!頭ぼさぼさだし
お化粧とかしてないんですが」
(お化粧はいつもしていないじゃないか。仮装の時しかしないよね)

動揺する私に
「大丈夫です!」
微笑む記者さんを見つめ
「あ!!あの人の奥さん!!ウィッシュ!ってやる人の奥さんに似てます!」
私はまた雄叫びをあげた。
「北川景子さんだね」
夫に言われ、ずっとずっと誰かに似ていると
思っていた謎がとけ
「そー!!!北川景子さんだよーー!!」
雄叫びを上げ笑顔になった。
そんな私たちを、至近距離で記者さんは一眼レフカメラで
何枚も写真を撮り始め
「自然体でいいですね~!」
と言ってくださっており
「す、少しでもやせて撮ってくださーい!」
なんてまた無理なことを言い笑う私の横で
微笑む夫と娘&ロビちゃん。
「私、今日ボーダーの服だし!あかん!あかん!」とか
騒いでいて、ほんと困った人だった。
変な顔なら得意なんだけどな~!
そう思っていたら撮影が終わり
さよならのお時間になって
みんなで盛大にお見送りをした。
記者さんは娘にもめちゃくちゃ優しくて、二人が話す姿を眩しく思い見つめていた。←ホント怖い!

「今月か来月、載せますのでまた連絡いたしますね!」
素敵な笑顔を残し帰っていきました。
とっても楽しい時間で
その後も興奮して?お熱もでました。←病状。


【新聞掲載日】


『遅れましたが静岡県全域で見ていただける
スペースに載せることができました!』
と、当日夫にメールが届き
(やりとりは夫がしてくださっていたので)
新聞を見ましたら載っていましたー!


私……
めちゃめちゃ笑っとるやんけ!!
「小寿々ちゃんらしい笑顔だね」
夫から言われ
「母ちゃん可愛い!」
娘から言われ
もっとさ、なんてーの、なんか
おほほ、とか、うふふとか、
素敵な貴婦人みたいな?
(身分が高くないので無理な様子)
押さえて笑えーー!!と自分にダメ出しした。

そして記事を拝読し
本についての説明が
ちょっぴりニュアンス違うかな~、と言う箇所がありました。
本の内容は
noteで描いた娘の絵本をふまえ1から一年かけて書きました。

【取材を受けて学んだこと】

新聞の記事は本の原稿とは違いゲラの確認や直しはないので、取材が命!記者さんとの語らいが大切!!

私が余分な話ばかりしてしまい
記者さんにご迷惑をかけてしまった!と
反省しました。

取材を受けるときは
余分なこと言わない!
伝えたいことを
先にメモとかに書いておく。
ここは大事!って思うことを
しっかり強調して伝える!
今回の取材で学びました。

っていうか、次取材あるの?
あるといいなー!!

多くの友人や知り合いの方から拝見したよ!と言っていただけて
嬉しく有り難かったです。
(自分でも、友達に見てー!と連絡しちゃった)


【まとめ】

はじめての新聞取材はとても刺激的で楽しい時間でした。
美しい記者さんにメロメロになりました。
また、記者という仕事はどんなことをしているのか興味をもちました。

ちなみに新聞に載った記事がYahoo!Newsに載ってるよ!といろんな方から教えていただきました。ありがとうございます!
ヤフーニュース?とは??
全然知らなくてー!!!!
本当に原始人じゃん私!と思った4月の初めです。

新聞に載せていただき
少しでも多くの方に筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群病気について理解してもらえると有り難いです。

また、日々色んなことがあり、気持ちがつらい日もあると思います。
あらゆる出来事にこんな考え方もあるよ、と書籍から生きるヒントを届けられたら嬉しいです。

そして、
どんな時も
自分を大切に生きてください。

今回とっても素敵な経験とわかりやすい記事を掲載していただき
静岡新聞さん、記者さんに
心から感謝の気持ちいっぱいです!
本当にありがとうございました!


【書籍宣伝】

書店さんへは
夫と娘が挨拶に行ってくださっています!
(私も行きたいのですが体調の関係でなかなかいけず残念です)



書籍を見やすい場所に配置してくださり
POPまで置いてくださる
書店さんに感謝です!
ありがとうございます!!

「奇跡を、生きている」
是非!読んでいただけますと嬉しいです。
レビューや感想もありがとうございます!
励みになっております!!


最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

心から感謝の気持ちを込めて。

横山小寿々


この記事が参加している募集

最近の学び

この経験に学べ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?