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【坪田家の食卓】コロナからの正義の話をしようno.1

いつもだったらBLOGで書くネタですが、ちょっとnoteを使う人が増えてきているので、noteで書いてみます。

きっかけ:坪田家の食卓サンデル教授だとしたら?

坪田家で、父親や兄弟と夕飯の時に、弟からの食卓の話題のネタとして「サンデル教授だとしたら、現在の状況でどんな授業する?」と話したのがきかっけです。地味に【坪田家の食卓】は、起業家はいるし、医療従事者はいるし、研究者はいるし、芸術家はいるし、そして、勤め人ももちろんいるし、私が五人兄弟で五人が各々の道に進んでいって、またそのパートナーが多様な進路を進んでいるので、多様性があって、生中継してもいいぐらい面白いことが起きています。

4行で再現:坪田家の食卓

「自粛状態で【開店する】という経営者の選択肢は、経営者ポリシーによるよね」「【自粛警察(※)】も彼らが持つ正義で動いているよね」「経営者が一番大切にしているものが、【従業員】【お客様】【利益】【ビジネスモデル】優先度を付けなくてよくなった時代から優先度つける時節に…(略)

※自粛警察:外出の自粛や休業の要請に応じていないとSNSなどで指摘する行為

嫌いな人は嫌いな食卓でしょう。私も思春期の時は嫌いでした。


コロナ:SARS-CoV-2、COVID19からの変化


2020.04.01に誕生した。COVID19の問題が起きているタイミングで誕生した”新しい世界に道しるべを”をコンセプトに、博報堂DYホールディングス100%子会社である株式会社SIGNING。COVID19に関してどのようなソーシャルインパクトを与えるのか?というレポートを発表しています。

COVID19 Social Impact Report (2020/5/1) 

元ネタ:これからの正義の話をしよう

2010年、ちょうど10年前に翻訳出版されて話題になった書籍です。

ハーバード大学史上空前の履修者数を記録しつづける、超人気講義「Justice(正義)」マイケル・サンデル教授の著書です。

4行で説明:これからの正義の話をしよう

運転をしていた時に、「幼児が飛び出してきた!」よけて、助けられる!!しかぁし、隣にいる5人の高齢者を殺すことになる。1人を助けるべきか?5人を助けるべきか?単純な合理的な考え方では、考えられないのが世の中だ!というのを多様な事例で考えるマイケル・サンデル教授の授業の書籍版。

コロナ時代の何が正義か?

ダイバーシティ即ち、多様性が推奨されてきていた流れに対して、ステイホームという世界中の人が一致団結して同じことを実施しよう!(注:地域や宗教によって判断は異なります)という流れが起きたことに、反発・戸惑い・賛成などの内省が起きて、地球上の人類が全員で、【正義】とは何なのか?というマイケル・サンデル教授の授業で説いている「いまを生き延びるための哲学」とは何なのか?を考えるというレベルではなく、答えを出して動きなさいという、抜き打ちテストが行われたために、改めて考える必要がある状況になっているのだと考えられます。

ここを深めて記載していきたいと考えているのですが、私は、コーチングのプロでもありますので、問いを残して、続きを次回にしていきたいと思います。Twitterでも、Facebookでも、noteのコメントでも何でもいいので、折角なので、単語でもいいので、「#コロナからの正義の話をしよう」で下記問いをコメントしてみて下さい。2020年という未だかつて経験したことがない状況の重要なあなたにとっての言葉になります。

あなたにとって、正義とは何ですか?

あなたの行動基準は何ですか?

実は、考えていないようでいて、ステイホームも一ヶ月が過ぎていて、既に何かしらの行動を起こしています。それは、知らない間に自分の中にある倫理観です。

例えば、「お店を開くな」と言われても、「常連さん達に悪いから」とお店を開く人がいます。本当に常連さんのために開いたのか?本当に常連さんのことを考えたらどうするべきだったのか?考えを深めるきっかけになる行動です。

経営者ではなくても、似たような事例はたくさんあって、「不要不急の外出を控えろと言われた」でも、「日常品の買い物だったらいいんでしょ。。」「通院しているから」と言い訳して行動をした人もいます。正直、代替手法があるものなのに、自分が実施したいから実施しています。乱暴にですが、ダイエット決心して、低糖質のものだったらいいのでしょって食べているようなものに見えることもあるので、そのようなちょっとした行動基準という自分の正義のズレが起きています。実際に、その人にとっての重要な外出なのです。特に、高齢者ほどリスクが高いと言われていますが、高齢者ほど生活のリズムを正しくしておくことが認知症予防などになって大切なものなのです。本人の認知症のリスクとCOVID19の社会のリスクどちらをとりますか?誰も答えを押し付けることが出来ないと思っています。

我慢の限界

一ヶ月経過したので、ガマンしていた人でも、ついついというものが出てきたタイミングでもあります。また、一か月間の間に、1回だけ実はね。。。というものを持っている人もいると思います。このタイミングで、自分の行動を振り返って自分自身の行動基準・正義を説いて、言語化してみて下さい。

坪田康佑

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