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学生時代の思い出

バスケ愛でどんとこいのトークイベントに参加させていただきました!辻大地さんと今井麻椰さんのお二人をMCに三河の岡田選手とプライベートなトークやらバスケの話やらクイズやら最後は懐かしのマジカルバナナをして終わるというドラマティックな終わり方をしています。見逃した方はこちらからどうぞ!

MCのお二人はこちら

イベントでは学生時代の話としてユニークな思い出を話してますが、今回は真面目に学生時代を振り返りたいと思います。

インターハイに出たくて八千代高校に入学

小学校や中学校時代に市の大会は優勝した事があったが、小学校は県ベスト4、中学校では県ベスト8が最高成績で全国大会への切符を手にする事は出来なかった。そんな悔しい思いから、高校では全国に何がなんでも出場したかったので、インターハイに出れる可能性がある高校に進学するという思いしかなかった。加えて勉強もしたかったので、勉強にも力を入れている2つの条件を満たしていそうな高校を選ぶようにした。(欲張りな中学生ですね笑)
八千代高校は「文武両道」を校訓にして、進学校でありながら、多くの部活が全国大会で活躍していて、ここなら自分の目標を実現出来ると思い、入学を決意した。
僕が、入学した普通科はスポーツ推薦のような制度はなかったので、点数をしっかり取らないと合格できないところだった。基準の偏差値は61。それを目指す為に猛勉強して模擬試験では5教科で最高475点を取った事がある。これはわりと自慢です。笑
他にも体育科と家政科もあって、いろんな生徒が交流し、とても雰囲気の良い学校だった。

キャリアに影響を与えたフィジカルトレーニング

強豪校の練習がきついのはある程度既定路線だが、八千代高校では当時まだ少なかったしっかりとしたフィジカルトレーニングを行っていた。これがめちゃくちゃきつくて、授業が終わって体育館に向かうのが憂鬱になったことも数えきれないほどあった。笑
それでもトレーナーの方に毎月来ていただき、専門的なウエイトトレーニングやラントレーニングを行ったおかげで、入学当初ヒョロヒョロだった身体は、ガッチリしてきてプレイでの当たり負けも少なくなっていった。
バスケ部の合宿なのに、ボールを一つも持っていかないトレーニングのみの合宿があったほどトレーニングに重きをおいていた。振り返るとこの時期にフィジカルの土台を作れた事がとても大きくて、このトレーニング経験がなければ今のキャリアはなかったとも思っている。

新チーム始動時に先生が言った一言

そんなこんなで、入学時からきつい練習やトレーニングに取組み、先輩達のおかげでインターハイ連続出場、ウィンターカップなど全国大会を経験させて貰える事ができた。先輩達が引退し、自分達の代が始まるという初日のミーティングで先生が「君たちの代は地元インターハイに出場して、能代工校と対戦して満員のお客さんから拍手をもらう事が目標」と言った。もちろんインターハイには出場したいけど、対戦相手や状況までほんとにその通りになるのかなとその時は思った。それでも待受をインターハイまで〇〇日とカウント出来るものにしてインターハイを常に意識して学校生活を送っていた。
僕らの代は、僕を含め中学時代県選抜だったメンバーは誰もいなかった。全員、市大会止まりか県大会途中で敗退していたメンバーだ。おのずと、今年の八千代は弱いとか八千代なら勝てるとかインターハイ連続出場は止まるなど批判的な意見が多かった。でもそんな批判は気にせずに練習に打ち込み全ての県大会でベスト4に入り、地元インターハイに出場できた。そして、地元インターハイでは3回戦で能代工校と対戦し、敗れはしたが試合後満員のお客さんから拍手をいただく事ができた。本当に先生の言った通りになったのだ。誰一人として3年間辞めることなく周囲の批判的な声をはねのけて結果を出せたことは僕らの代の誇りだ!

具体的に目標設定をする大切さ

この経験をしてから目標を具体的に設定する大切さを学んだ。先生がインターハイ出場だけでなく、どこと対戦し、どんな状況でプレーしたいかまで掲げてくれたおかげで最初は信じられなかった自分達も無意識にその光景を意識するようになり、それに向かって行動していたんだと思う。別に引き寄せの法則みたいなものをめっちゃくちゃ信じているわけではないけれど、より具体的なところまで目標を決める事で無意識に考えるようになり自然とそれに向かっていく行動になるのかなと思う。
目標はどこで誰とどんな場面でどういう風に達成したいのかまでより詳細までたてる事が大事だと思う。


高校時代を振り返ってみて僕がインターハイ出場に全てを捧げていたように同じような気持ちでがんばっていた学生達も多いと思う。でも今コロナの影響で目標となるものを失ってしまった学生達の喪失感や悲しさは僕には想像できないくらい辛い事だと思う。ありきたりな言葉しか出てこないが、仲間と切磋琢磨し、努力した時間は無駄なものではないと思うので、その誇りを胸にがんばっていってほしいと思う。
学生のみんなのこれからの人生を応援しています!

                  石井 講祐










 










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