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ミッションの大切さ

久々の更新です。チームは、5連敗の止めることが出来、昨日の大事な試合に勝つ事もできました。怪我人もみんな戻ってきたので、CS出場・優勝に向けて残り17試合勝ちきりたいと思います。
今日は、特に連敗中やうまくいかない時に意識していたミッションについて書きたいと思います。

少し前ですが、今年のオフシーズンに僕がスプリントトレーニングを受けさせて貰ったスプリントコーチの秋本さんが自身のnoteでかかれていた「一流アスリートの条件」という記事の一流アスリートが持っている使命感の重要性のところにも繋がる部分だと思うので、見てみてください。

この使命感(僕はミッションと言っている)は長くプロでやっていくには必要だと思っていて、結局

ミッション(理念)を持ってプレイしているのか

これがめちゃくちゃ大事だと思っている。
ミッション(理念)を持つ事はアスリートだけでなく、いろんな人に通じると思うので、参考にしてもらえる部分があると嬉しいです。

ミッションを持つことを意識したきっかけ

プロになりたての頃は、試合に出場したいや活躍したいなど自己実現への気持ちが多く1日1日の目の前の事をやっている感覚が強かった。もちろんそれはそれでとても大事だし、今もその気持ちは持ち続けているけれども、当時は結果に対して一喜一憂しやすかったし、メンタルもプレイも今より安定感がなかったと思う。
そんな中でもやはりファンの方の存在がミッションを考えるきっかけになった。いつも声援を送ってくれたり、イベントやクリニックにいけば「試合を見て元気をもらえた」「子供がバスケットに熱中している」など嬉しい言葉をかけてもらっているうちに、身近な人達も含めて応援してくれる人達の存在の大きさをとても感じるようになり「バスケットをただプレイするだけでなく、プレイする事で、何を伝えられるんだろう」と考えるようになった。そして、3年目のシーズンから本格的にメンタルトレーニングを始めたタイミングで自分のミッションを決めることにした。

ミッションを持ってよかった事


ミッションを決めてからは常にミッションに対して自分のプレイはもちろん、日々の行動がどうだったのかを振り返るようにしている。
試合前にはノートにミッションを書き出し、試合後にはミッションに対して達成出来たこと・出来なかったこと・次の試合への改善点を書き出し、振り返りを行っている。それを何年も続けていくと結果に対して一喜一憂することが段々と減っていった。目に見えている結果は同じであってもそこに対してのアプローチが自分の中では全然違う感覚を持てていたので、例え結果が出なくても自分を強く保つことができた。
ミッションを決めてよかったと思う事は
逆境や苦しい時期なんかに自分を見失わずに、強く保てるようになったこと。
試合に出れない時、うまく活躍できなかった時、試合に負けた時、諦めたり、不貞腐れたりするのは簡単だが、自分のミッションを達成する為にはそういう時にどういう行動をとるべきなのか、自然と意識する様になれた。例えば、どんな悔しい負け方をしたとしても、応援しに来てくれたファンに手だけは振って退場しようとか自分のパフォーマンスが悪かったとしても出ているメンバーを応援しようとか自分自身を律することができるようになっていった。もちろん、まだいっとき感情で、そぐわない行動をしてしまう事もあるけど、このミッションを思い出すおかげで切り替えてすぐ自分を立て直す事ができている。

ミッションの種類に大きいも小さいもないと思っていて、あくまで自分で決めて、自分が納得できる内容なのか。それが一番大事だと思っている。
皆さんの仕事や家庭生活、学校生活、部活なんでもいいので一度自分自身のミッションを考えてみてはどうでしょうか?


最後に今の僕のミッションを書いておきます。
これは見たい人だけ見てみてください。
学生時代選抜などに一度も選ばれた事はなく、アスリートの中では身体的にも恵まれた方ではない自分が伝えられる事は何なのか考えて決めたミッションです。

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