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No.8 不登校長女への接し方続編〜不登校からのみちしるべ〜

8月10日(土)

りんちょが不登校になる7年前、
私は離婚しました。

離婚の原因は、私は元旦那にあると
思っているけど、

元旦那に言わせれば、
私ががんじがらめにしようとした、

俺はずっと我慢していた💢

とのこと。。。

まぁ、元旦那の言うことも、
ある意味理解できます😟

私は、元旦那に、
旦那とはこうあるべき、
こうして欲しい、
気がついて欲しい、

たとえば、

安定した仕事について、
安定した収入があって、
子どもをお風呂に入れてくれて、
休日は、子供を公園に連れていって、
その間、私をゆっくりさせてくれて、
浮気もせず、一途に愛してくれて
結婚してしばらくしたら、家を建てて、
犬を飼って。。。

などという夢を、馬鹿みたいに抱いていたのです。

実際、そういう家庭を見かけると、
ますます、その思いが強くなって、
よその旦那さんと、
自分の旦那を比べて、ガッカリしていました。

🌻🌻🌻

私は、昭和生まれなので、

学校に行かない❗️という考えがない。

私は、幼稚園の頃から

友達作りが苦手で、

みんなと同じように、そこにいるのに、

なぜか、話しかけられないタイプだった。

子ども会のお祭りの途中で、
全然楽しくなくて、

一人家に帰ったこともある。

幼稚園から脱走して、家に帰ったりもした。🏠

加えて、兄がやや障害があり、

それでも普通学級に在籍していたので、

上級生に、あいつの妹だ❗️と、

いじめられることもあった。

教室移動や、遠足の時のお弁当や、

体育の、二人組になれ❗️という時間が

苦痛で苦痛で仕方なかった。

それでも、いわゆる当時でいう、

『登校拒否』にはならなかった。

そりゃ、たまに仮病を使って、休むことは
あったけど、

そんな時、休んで家にいても、
罪悪感しかなかった。

それに、親に怒られる、
家を追い出されるかも‥‥とも
思っていたのかもしれない。

とにかく、
学校に行かないという選択肢はなかった。

だから、不登校の正当性を、
誰に何を言われても、
頭では理解できても、
どうしても、心から受け入れられない
自分がいる。

それは、りんちょが不登校になったとき、

むさぼるように、心理学を勉強して、

りんちょを心療内科に連れて行って、

フリースクールに話を聞きに行って

スクールカウンセリングにも

私1人何回も通ったけれど、

今も変わらない。

けれど、

専門家の先生や、

不登校から脱出した子を持つ親は、

口を揃えてこういう。

「無理に学校に連れていこうとすると、
逆効果です」

「課題を分離しましょう。
学校に行かないのは、お子さんの課題。
親の課題ではない。お子さんが自分で考えること
です。」

「お子さんは、ガソリンがなくなってしまった状態です。そうは見えなくても、
自己否定の真っ只中にいるのです。
全部肯定してあげましょう」

「ゲームでも、SNSでも、
やりたいように、させてあげましょう。
勉強なんて、いつからでもできるから、
今は、心のガソリンを、お母さんの愛情で
満タンにしてあげることを考えて」

「そうすれば、前向きに行動できる時が
必ずきます」

私は、その通りにした

私が怒らない、
ジョーダンも言い合って、
笑い合って、

不登校のことを考えない時間は、
お互い楽しくすごせていた。

でも、

理想と違う毎日に、

りんちょのあっけらかんとした態度に、

腹が立って腹が立って

抑えきれなくなって、

声を荒げることも少なからずあった。

そんな時は、りんちょは決まって、

自室にこもって、3日4日、

ご飯も食べず、口も聞かない。

あぁ😫やってしまった💧

部屋で、◯んでしまったらどうしよう💦

もう2度と部屋から出てこなかったら
どうしよう💦💦

もう、いい。学校行かなくても
元気でいてくれたらそれでいいから😣

明るいりんちょにもどって‼️

そう願う時が1番苦痛だった。

確かに、

専門家の言うことは正しい。

私が穏やかでいると、

りんちょも穏やかになる、笑顔が増える、

学校に行かない以外は、

ちょっと気が強い、普通の女の子だ。


少し、心のガソリンが溜まると、

りんちょは学校に行っていた。

高一の入学式から2学期までは、

休みながらも、2年に進級できるくらい

単位も取った。

けれど、この夏、これ以上単位を落とすと、

進級できないとなり、

転校を決意した。

私は

「今まで、よくがんばったよ❗️偉いよ👏」

と、伝えた。

これは、心からそう思った。

りんちょは、なんだか肩の荷が降りたような、

ホッとしたような表情に見えた。

私は、元旦那と同じく、

りんちょにも

理想を押し付けていたのだと思う。

学校に行けと言わず

怒らないように、

明るく楽しい、

安心できる居場所を作ろうと、してきたが、

りんちょの思考回路は

わかっていたんだ。

せっかく入った進学校を辞めることは

私を悲しませることになると。

私は、課題の分離すらできない、

バカ親なのだ。









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