桜を見ると死にたくなる
宮城は桜が満開です。
桜ってきれいですよね。
僕は朝に散歩することを日課にしているのですが、桜が咲いているだけで、いつもの散歩ルートも全く違う、輝いたものになる。
不思議です。
単なる薄ピンクの花が、なぜこれほどまで人間(主に日本人)を魅了させてしまうのか。
おそらくその魅力とは、
「絶妙なレア度」
になるのかと思います。
桜は絶妙なレア度
桜は絶妙なレア度があります。
誰もが生きていれば見られますし、一年に数週間しか見られないというのも、絶妙なレア度になっている。
桜って、おそらく2週間位で散ってしまいますよね。
一応桜の花の寿命を調べてみたら、やはり2週間位でした。
一年が365日。
365日中、桜が咲いている時期は、
約4%。
桜が一年で咲いている時間は、わずか4%です。
4%って絶妙なレア度ですよね。
『桜を見ると死にたくなる』
驚いた。
桜を見ると、なにかドーパミン的な快楽物質が出るのではないかと、調べてみたら、予測検索に驚いた。
桜を見ると死にたくなる、という人がいるようです。
んー、まぁ確かに桜は儚いから、予想検索の2番手、
『桜を見ると悲しくなる』
は分かるのだが、
『死にたくなる』
は少しわからない。
桜を見ると、一瞬で散る物悲しさから、悲しくなり、
果ては、死にたくなる。
まぁ、その過程は分かるのだが、少し飛躍し過ぎではないかと思う。
関係ないやん、である。
セツナレンサ
切なさは連鎖するらしい。
桜を見て切なくなると、その切なさに連鎖して、希死念慮が湧くらしい。
まぁ、わからないではない。
僕も昔は希死念慮が死ぬほどあったから、その気持ちは分かる。
しかし、関係ない。
桜を見て、悲しさや、切なさを感じるのは分かるのだが、死にたくなるのはおかしい。
いや、正確には、おかしいと思ったほうが絶対的に好ましい。
毎年毎年、桜を見るたびに死にたくなってたら、いつかは本当に死んでしまうかもしれない。
毎年、
『桜を見ると死にたくなる』
と思ってたら、4%位の確率で、本当に死んでしまうかもしれない。
この確率は高過ぎる。
死ぬかもしれないの、4%は高すぎる。
ウルトラレアが出る前に、4%ガチャを引くのを今すぐやめたほうがいい。
桜をポジティブに
桜はキレイだ。
キレイなものは、そのままポジティブに受け止めておいたほうがお得だ。
間違っても、死にたくなるような気持ちになってはいけない。
というか、意味がない。
死ぬのは損でしかない。
桜はキレイだな、とポジティブに受け止めればそれでいい。
いつか、検索結果が、
『桜を見ると楽しくなる』
に変わればいいな、と願います。
では、今年も残り少ない桜の時期を思う存分、楽しむことにします。
おわり。
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