『損切り』を自分の人生に生かそう
『損切り』
なんて言葉がある。
主に株取引で使われるこの言葉。
意味としては、
「今売ったら損だけど、これ以上損失を増やす前に売ってしまおう!」
というやつだ。
プロセスは分かるし、合理的な方法であることは間違いない。
しかし、実際なかなか、この損切りをできる人はいないらしい。
「いつかこのマイナスがプラスになるかもしれへんやろ!」
「だからまだ売らへん!」
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「…とんでもないマイナスになってしもた…」
となる人が多い。
確かに分かる。
損だと分かっているものを、確定させるのはなかなか辛い。
だから、株取引では損切りをする豪胆さが大事だ。
そして、この『損切り』はなにも株取引だけに限らず、日常生活でも大事な考えだと思う。
僕はこれを、妻から学んだ。
ゴミ人間を損切りする
ゴミ人間はいる。
人を騙して、初心者マークをつけている人間をカモにして、利益を得ようとするゴミのような奴はいる。
妻が最近始めた、フリマアプリでそんな人間がいた。
端的に話すと、そのゴミ人間はどう転んでもこちら側が損しかしない、取引をしてきた。
「ムッキャホーイ!腹が立つぅ!」
「制裁じゃ!そんなゴミ人間には制裁が必要なのだぁ!」
と心の中で怒りを燃え上がらせる僕。
「もうその人との取引は終わらせたよ」
と言う妻。
!?
どうやら妻は、そのゴミさんとはもうこれ以上取引をしても無駄だと思い、自分の損を承知で早々に、取引終了したという。
その取引は損とはいえ、損失を少しばかり取り返せる可能性があった。
しかし、その可能性はそのゴミさんの動向に委ねられる。
こちらが、そのゴミさんにお願いをしたり、ゴミさんに行動して貰わなければ、その損失は少なくできない。
それをするには多大な労力が必要になる。
時間もかかるし、なにより、その間ずーーっっっとそのゴミさんと連絡を取り合わないといけないから、精神的にもしんどい。
だからこそ、損切りしなくてはいけない。
ここで損切りをすることで、それ以上そのゴミさんに時間や精神力を使わなくて済むからだ。
結局は早めにゴミさんと手を切ったほうが、お得だということ。
妻は損切りが、抜群に上手い。
損を甘んじて受け入ると、自分の得になる
損を甘んじて受け入れると、自分の得になる。
今回のフリマアプリの件でいえば、この損を学びに変えれば、お得になる。
妻は今回の件で、
「これからはこうしよう」
という対応策をいくつか考えたようだ。
少ない損で、大きな学びを得るのはお得だろう。
結論。
『損切りを覚えると、自分の得になる』
ということを伝えて終了です。
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