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アラフォーになると出てくる焦りの正体

いつの間にか、僕はアラフォーになった。

アラフォーになると、焦りが出てくる。

  • 僕は一生このままなのだろうか…

  • 死ぬまでこのままなのかな…

  • なにも成し遂げることができないのだろうか…

なんて、言われもしない不安と焦燥感が出てくる。

なんの不安と焦りなのか。

あれです。
この年になっても、『何者か』になりたいんですよ。

多くの人って、この年になっても何者かにはなれていないんじゃないかと思うんです。

どうなんだろう。
たとえば、会社で順調に出世して、役職についていたとして、これは『何者か』になっているのだろうか。

…なんか微妙ですよね。

まぁね、これでも立派な『何者か』ではあるのでしょうが、なんか違うかな、なんて思う。

もちろん、人によっては、

「部長になれて、ばんばんざい!」

なんて人もいるんだろうが、僕にとってはなんか違うかな、なんて思ってしまう。

じゃあ、なに?
一体僕は、なにに焦りを覚えているのだろう。



人生は短い

『何者か』になりたいと思う。
こんな年になって、こんなことを考えているのは、なにか痛いやつなのかも知れない。

しかし、どうかな。
ワリと多くいるんじゃないかな、なんてことも思う。

アラフォーって、考えてみれば、もう人生が半分過ぎているんですよ。

男性の平均寿命が、81才。
女性の平均寿命が、87才。

アラフォーって、平均寿命の半分です。

上手く寿命を全うできるのであれば、人生はあと半分です。

しかも、よく考えてみてほしい。
この残りの人生、どれくらい元気でいれるのか。

いわゆる、健康寿命ってやつです。

もちろん、80になっても元気でいることは可能かもしれませんが、どうだろう。
多分、60中盤くらいには、かなり劣ってきているのではないかと。

たとえば、70くらいで、何か新しいことを始めようと思うだろうか。

70で思い立って、

「よし、海外移住をしよう!!」

なんてのはできるだろうか。

…きつくないか?
不可能ではないだろうが、かなり難しいのではないかと思う。

だから、今だ。
今のまだ、体も精神も、多少は無理がきくこのアラフォー時代に何かを始めないと、と思うのだ。

この年は、何かを始める最後のチャンス、なんて焦りが出てくる時。
これが、アラフォーになると、出てくる焦りの正体なのだと思う。



現実は厳しい

とはいえ、現実は厳しいです。

アラフォーになって、意識高く色々なことをやり始めたとして、まぁ、きついはきつい。

やはり、今まで積み上げてきた人には敵わんのです。

「20代で生まれた差は一生かけても取り戻せない」

キングコング西野さん

これって、マジなんですよね。

10代や、20代を漫然と過ごさず、それこそ意識高く過ごしてきた人と比べると、その積み上げの差はエグすぎて、お話にならない。

こんな時に思うのが、

「…あぁ、若い頃にもっと努力すればよかったな…」

なんて考えです。

ムダな考えとは分かっていますが、頭の片隅でどうしても後悔してしまっている。

まぁ、ムダです
時間は決して戻らないのだから、いくら後悔してもしょうがない。

どうせできることは、今の自分が努力することだけです。

よく見てみる。
周りをよく見てみれば、努力なんてしていない。

アラフォーだろうが、アラフィフだろうが、アラカンだろうが、周りでは努力している人なんて、少ないです。

だから、その人達に差をつけることは簡単ではないかと思うんです。

だから、頑張ろう。
改めてそう思った朝でした。

おはようございます!

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