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暑さ対策に、安堵感【心頭滅却と焦燥感】

心頭滅却すれば火もまた涼し

なんて言葉がある。

心頭を滅却すれば、火の熱さも感じないらしい。

んなアホな」だ。

誇張表現であるのは分かるが、んなアホな、だ。

今日は暑い日だ。
宮城では最高気温が、30℃まで上がったらしい。

あれ、ここ東北だよね?
いつから30℃超えるのが、当たり前になったんだろう。

僕の記憶では、小さい頃に30℃超えることなんてなかったような気がする。
それが、今は毎年30℃を超えるのが普通になっている。

地球温暖化というやつか?
本当かどうかも怪しい、CO2の影響か?

まぁ、どちらにせよ、暑さは明日からも続くらしい。

対策は、これだ。

心頭滅却しよう。

冷房嫌いをアタオカだと思っていた

僕は元々暑がりだった。

夏に冷房がない空間は考えられなかったし、電気代の為に暑さに耐えよう、なんてのは考えたこともない。

だから、僕は『冷房嫌い』という人の気持ちがどうしても理解できなかった。

「こんなに暑いのに、冷房をつけないとか、どうかしているのではないか…?」

なんて、少々差別的に見ていた。

申し訳ないと思う。
冷房嫌いな人に対して、そんな差別的な気持ちでいたのを本当に申し訳ないと思う。

なぜなら、僕は最近、この冷房嫌いな人の気持ちが分かってきたからだ。

気持ち次第で熱くも寒くもなる

僕は暑いのが苦手だったのだが、最近それが大丈夫になってきた。

今日のような30℃を超えるような太陽の下でも、

「あぁ、気持ちがいいな…」

なんて思えるようになってきた。

もちろん、暑いのが大丈夫になってきたのは、39という年齢のせいもあるかもしれないが、おそらくそれだけではない。

では、なにが原因か。

やはり心頭ではないかと。
心頭が滅却されてきたからではないかと思う

心頭とは、滅却とは

心頭ってなんやねん!

心頭と言われても、なにやらよくわからない。
心の頭ってなんだろう。

そもそも、心がなんだかわからないのに、その頭?
心には頭があるのを前提に言われても、そもそも心には頭があるかどうかもわからない。

心に頭があるのなら、心には腕や足もあるのかもしれない。

腕や足があるのなら、体だってあるだろう。
ということは心とは、人間の形をしているということか?


おいおい、そんな馬鹿な、だ。
まったく、訳のわからないことを言わないでほしい。

ところで、心頭とは、

心。心の中。「怒り―に発する」

goo辞書

めちゃシンプルでした。

では滅却とは、

[名](スル)ほろびること。すっかりなくなること。また、ほろぼすこと。すっかりなくすこと。「心頭を―すれば火もまた涼し」

goo辞書

なくなること、ですか。

あれ?では、心頭滅却とは、心を失くすことなのか?

いやいや、そんな破戒僧的な考えではないだろう。
多分もっと、哲学的な考えだ。

おそらくあれだ。使い古された言葉でいうと、多分あれだ。

要は、心の持ちよう次第、ということで間違いないだろう。

焦燥感と、安堵感

僕が思うに、心がざわついていると、体も暑さを感じやすくなるのではないかと思う。

僕はメンタルの浮き沈みが激しい人間だったのだが、最近それが落ち着きつつある。

そして、それと同時に、暑さをあまり感じなくなってきた。

焦燥感に駆られて、心がざわついていた時は、暑さを感じまくる。
その逆に、焦燥感に駆られなくなったら、暑さをあまり感じなくなった。

そうか。
そうなると、心にも、身体的な特徴があるのかもしれない。

心には、腕や頭があって、体もある。
ということは、頭もあるのだろう。

心は、人間の形をしているのかもしれない。

安堵感に完全に満たされているわけでもないが、焦燥感はなくなった。
心が絶えず動いて、無駄に脂肪を燃焼させることもなくなった。

だからこそ、僕は暑さをあまり感じなくなったのかもしれない。

結論。

「暑さ対策に、安堵感!」

今年の夏は、安堵感を小脇にはさみ、暑さ対策をしてはいかがでしょう。
きっと、心頭も滅却するはずです。

ということで、以上です。
駄文にお付き合いいただき、ありがとうございました!

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