米越 光

文章で空気を書きたい古のオタク。 感想とか、日記とか、雑文。

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最近の記事

ちゃんぽん 【呑みはじめ】

鉄は熱いうちに打て。感想は早いうちに書け。普段はそう思ってるんですが、プライベートが忙しくて全然早くない。そして、オタクの語彙力がまるで戻ってこない!あまりに良すぎた「呑みはじめ」でした。 7月10日に千穐楽を迎えた、 ちゃんぽん 旗揚げ公演「呑みはじめ」 感想をつらつらと書いていこうと思います。 ネタバレです。ダメな人は回れ右。 大好きなかちょさん、加藤靖久さんが二人芝居をやる。結構狭いところでやる。相手役はこれまた大好きな垣雅之さん。行くしかない!本当は全通したかったんで

    • 逢魔ヶ灯鏡「Q/A」感想

      未体験の方、ネタバレ回避されたい方は5/29までアーカイブ配信が購入できますので、どうぞそちらを。以下Twitterコピペ。 【【公演生配信のお知らせ】 逢魔ヶ灯鏡ツイキャスプレミア配信にて🎭 チケットは下記URLより 15日14:00【Q公演】 https://t.co/db5WelHgTF 18:00【A公演】 https://t.co/teByQUXDck アーカイブは公演日より2週間ご覧頂けます。 扱い希望キャストはメッセージ欄へご記入ください。 #灯鏡QA】 渡邊隆

      • 「民衆が敵」橘高さんへの恨み言~人権の前にそこに愛はあるんか?~

        なんか副題がヤバいですが、もう由良さんが可哀想すぎて眠れないのでとりあえず書きなぐることにしました。 ネタバレしかありません。ご覧になってからお読みください。筆者は橘高さん中の人の限界オタクです。 まずは、全体について。 社会派と聞いて取っつきにくいのかな?と思っていたら全然でした。分かりやすくも考えさせられる。窒息しそうな情報の渦である現代。あらすじは公開されているのを読んで頂くとして、作品としては題材は苦手かもと思ったけどそんなことはなかった。演出が好きでした。PCから

        • 東中野Raft「関西訛りの男を拾った、東松原の線路脇」へのお誘い~聴く映画をあなたに~

          Dueは「聴く映画」である。 演劇とも朗読とも言えるといえば言える、だが一番しっくり来るのは「聴く映画」という表現なのだ。 その場所にはささやかながら舞台装置がある。 だがそれは演目の内容に必ずしもリンクしてはいない。その場にふさわしいと言えるものだが内容とは合致していなかったりする。 二人はスツールに腰掛け、暗転から明るくなった照明を合図に語り出す、順番に。場面が変わるごとに読み手変わるが見事なほどにそれは此方の想像力を書き立てることだけを手伝う。 以下、小西さんとSNS

        ちゃんぽん 【呑みはじめ】

        • 逢魔ヶ灯鏡「Q/A」感想

        • 「民衆が敵」橘高さんへの恨み言~人権の前にそこに愛はあるんか?~

        • 東中野Raft「関西訛りの男を拾った、東松原の線路脇」へのお誘い~聴く映画をあなたに~

          人狼TLPT MISSION IV ダンカンをひたすら褒め讃えたいnote

          はじめに ・「52番街のサミー がどれだけかっこいい男なのかについて羅列するだけのnote」を読んで、ダンカンバージョン書きたいなー…。と、言ったら「読みたい」と言われました。 ので、書いてみようかと思います。 ・基本的に「ダンさんカッコいい」を書き連ねたいだけです。内容に期待してはいけません。 ・兎に角ダンカンがどれだけ凄いかを羅列していくだけだと思ってれば間違いないです。ただのオタクの悲鳴です。 ・当然ネタバレを含みます。ネタバレ嫌なら読んじゃダメです。でもネタバレは面

          人狼TLPT MISSION IV ダンカンをひたすら褒め讃えたいnote

          「春色ラプソディー2」感想

          「春色ラプソディ2」千穐楽おめでとうございます。 Aセットを二回観劇しました。初日と3月20日だったのですが、キャストの皆さんの成長が著しくてとても驚きました。簡単ではありますが感想を書いていこうと思います。 ※ ネタバレを含みます。ネタバレなしでDVDを見たい方は回避してください。 「春が来る」 婚活サイトに登録した二人の30代の話。喫茶店で待ち合わせの相手を待つふたりのそわそわした感じ、それに付き合わされる年下の面白がる感じ、その対比がそれぞれ面白かったです。ダンス

          「春色ラプソディー2」感想

          真壁と鵜瀞 ~Hotel Ushiyama サイゴンの夜~

          140文字では足りない。 ということで、Hotel Ushiyama~サイゴンの夜~の登場人物の二人の男、鵜瀞と真壁についてをダラダラ書いていく。 独り言みたいなものなので、これは読まなくていいやつです。 まずは鵜瀞から。「うのとろ」…読めん。 検索して調べると長野県軽井沢、神奈川、東京のごく一部少数居るらしい名字で、戦国時代?山形だかに地名があるらしい。そんな珍しい名字をサイゴンの夜に出しますか岸田先生。 それはさておき。鵜瀞がどんなだったかというと、デカイ、だら

          真壁と鵜瀞 ~Hotel Ushiyama サイゴンの夜~

          はらはらり 感想

          はらはらり 感想を求められ、何から伝えれば良いのかもわからない。 先ずはありがとうございましたと。とても良い舞台を見ました。美しい舞台だった。人と光と音と物語が混じりあい、輝いていた。あんな舞台は中々出会えない。 最初、遊郭ものと聞いていたのに現代の男女が出てきた。 女が横たわる。電話で起きて水商売のバイトの面接を取り付ける。不景気のなかで節約倹約、底辺と揶揄されておかしくないことが察せられる。現れた男は障害を持ち、精神を病んでいるような…。女も水商売で働いてい

          はらはらり 感想

          はなときず 感想 (温度差グッピー死注意)

          「君は俺にとって花だった」 観て言葉にするなら、一人一人の声でこのセリフを言わせたくなるような、そんな話だった。 誰もが誰かを愛し、誰かの為にと思い詰めた結果の悲劇。 泣けたのは最後の二人。 探して探して、やっと見つけた相手と視線が絡み、微笑みあった瞬間のあの表情だけが救いだった。 残された梗丞、春彦、深月、双樹、葉には、深すぎる傷を残して3人は去った。せめて願わくばあとに残された人たちに救いがありますようよう、そう祈りたくなるような切ない物語。 霧矢創という男。 この

          はなときず 感想 (温度差グッピー死注意)