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チームワークをより良いものにするために必要な『要素』の一つは◯◯です。 というお話をします。

地方自治体の債権管理について,『明日からできる債権回収』をテーマに,過去の研修原稿をもとにして記事を書いています。
※ヘッダー画像は記事内容とは関係ありません。みんなのフォトギャラリーからお気に入りのものを使わせていただいてます。

どうもこんにちは,まっつんです。


今回のシリーズは「マネジメント」をテーマにお話をしております。
滞納整理を進めるにおいても,マネジメントは重要なポイントになってきます。
このお話は,行政だけにとらわれない,一般的な話になりますので,みなさんもどこかの研修で聞いたことのある内容かもしれません。


それでは,前回,チームワークの重要性についてお話ししましたので,今回は効果的なチームワークの要素について何点か触れていきたいと思います。

まず,的確なオペレーションです。

マネジメントを『戦略』とすれば,これは『戦術』とでもいいましょうか。

リチャード・P・ルメルトの著書「良い戦略、悪い戦略」によれば、「戦略とは、組織が前にすすむにはどうしたらよいかを示すものであると言っています。

戦略を立てることは、組織にとって良いこと、好ましいことをどうやって実現するかを考えることである。」とも言っております。

ということは,『戦略』とは、組織が「すすむべき方向」「すすんでいくための方法」のことを意味していると解されます。いわゆる「構想」という表現に置き換えることもできるかと思います。

一方,『戦術』とは、戦略を達成するための具体的な方法を意味しています。

『戦略』は方向性や実現への行動といった概要を示し、『戦術』によって、具体的な実務に落とし込んでいくといったイメージです。

一般的には,『戦術は戦略に含まれる』とされていますので,ここでいうオペレーションもマネジメントの一環ということでご理解ください。

それでは,どのように戦術を組み立てるかということになりますが,主にこれらの4つの項目で構成することが望ましいです。

まず『プランニング』です。具体的な業務内容の抽出ですね。

そして,『スケジューリング』,業務遂行の計画作成です。
作業工程なんて言ったりもします。

次に,途中経過や成果の『データ共有とその分析』を行います。

行政職員のみなさんって,ここまではよくできるんですよね。
非常に優れた資料にまとめたりしてくれる人もいます。

でも,最後の『評価・改善』という項目,これが全くと言っていいほどできないと感じています。
悪いく言えば,『やりっぱなし』というか……
アフターフォローが全然ないんですよね。

言い換えると,分析を可視化して次のステップに繋げるということなので,これが出来なければ何やってきたんやらわけわからんって感じになってしまいます。


それでは,今日はここまでにして,続きは次回にしたいと思います。
次回は,もう少し『効果的なチームワークの要素』について触れていきます。
次回の記事も楽しみにしていてください。


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[引用研修]
令和4年6月29日 兵庫県徴収事務マネジメント研修
『地方自治体における債権管理の実務(マネジメント編)』

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