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 LOCAL TOWNから見る世界

 ネットでの時勢ネタのエッセイは難しい、当たり障りのない話でも、誰かの気に障ることもある。
だったら読まなければいいと思うのだが、ネットだと本と違い偶然読まれることもある。

 先月(10月)自分のNoteの記事に関して、2時間ほどネットでインタビューを受けた。
それはWeb雑誌(東京カレンダー)の記事になった。
記事を掲載前に読んだけど、当たり障りのない文章になっていた。
できるだけ人を特定できず、中傷、差別を抱かないような言葉使いなっている。感心した。「プロだなぁ」

笑顔と優しい言葉使いで、厳しいことを要求する
昔、世話になった先輩が、言っていた言葉を思い出した。
以上のことを頭に置いて書いていこうと思う。

「インフレとネットの末路」
1ドルが151円(2023.11.14)
円安になるほどアメリカは劣化していく。
どう見ても豊かになっていると思えない。

私の話だが、最近、自宅にいる事が多くなり、パソコンを使う時間が多い。
またLINE等はパソコンを使う。仕事も辞めている。
そうなるスマホを使う事がかなり減った。

ローマ字タイピングで、姿勢を良くして指先を使う。体にいい、当然健康にもいい。スマホネックが治り、頭がスッキリした。
そうなると頭が動くようになる。難しい本や小説を読めるようになる。
私的なバタフライ効果で、頭が良くなってきた。

そんな切れ切れ(個人的見解)になりつつある爺さんがネットで動画を観る。
今まで参考にしていた言論が空虚に聞こえてしまう。
そんなことで、YouTubeでは、音楽が8割、後はニュースを観るくらいになっている。
趣味のバイクや登山の動画も時々閲覧する。

さて、こんな状況で、サンフランシスコに住んでいる方のYouTubeの動画(最近)が目についた。サンフランシスコのゴーストタウン化を紹介していた。
オフィスの空洞化、シャッター街、大きなショッピングモールの稼働は5割以下、エレベーターも半分停止している。
そして治安の悪化で、万引きが横行しており、店の入り口にはガードマンがいる。柵もある状況だ。
同じようなニュースをTBSの動画でも観る。
「これは事実だなあ」

スマホを誰でも使えるようになり、今やネットで盗品がばんばん売れる。さらに価格以上でも転売可能だ。
となると店舗販売は、そのリスクからe-コマースに変わる。
そしてシャッター街となる。失業者が増える。その上インフレだ。
強盗するしかない。

私は15年前までは何度も仕事でアメリカへ行っていた。2001年当時、アメリカは好景気で、暮らしやすく、治安が悪いと言われたシカゴでも、夜に酔っていても歩けた。
今一番治安がいいのはテキサスや南部だと聞く。

店舗が消えて、ネット販売になると、益々GAFAが儲けることになる。トータルで会社は儲かる。でも上のように格差は拡大する。
これで消費者は「満足している」のだろうか。

日本人気
世界では、普通に善悪の判断ができ、まともな倫理感を持つ人が多数派だ。
だから日本が人気となる
現在世界で一番行きたい旅行先は日本。

置き引き、ひったくり、ぼったくりのない街。
楽しく買い物。
楽しく飲み歩き。
自然も豊かだ。
水道水も飲める。
食も美味い。
ゴミがない。
街が綺麗。
(概ね)
「夜中に女の子が飲み歩けるなんて、最高!」とオーストラリア人が言っていた。

でも犯罪集団と無教養な集団は水際対策してほしい。
また円安だとかで、政策に関してアメリカの真似をするのは勘弁してほしい。少しは逆らってくれ。

「終活」
この言葉に違和感を覚える老人は多い。
誰に向けた造語なのだろうかと思う。
「老人を馬鹿にしている?」
とひねくれた爺さんは思ったりする。

椎名誠さんもそれに関して、椎名節で苦言を言っている。
元々「就活」「婚活」から始まって、
色々挙げている。「健活」「涙活」「燃活」「菌活」「朝活」「昼活」「夜活」「温活」「腸活」「寝活」「美活」「アイ活」
なんだか難しいが、日常の出来事すべてで、活動しなくてはならない。
「言葉いじり」の無門地獄となる。

「馬鹿活」「アホ活」>私。
「言活」>椎名誠だ。
「怒活」>椎名誠だという。

私の結論として、「終活」は言葉として無視する。
活動できなくなるから終わるのに、反語を一緒にするは日本語としておかしい。
そう意味じゃないと言う人も多い。わかるけど、それはただの詭弁。

無門地獄
 大悪を犯した者が、死後絶えることのない極限の苦しみを受ける地獄。

椎名誠さん、終活への文句があった本。

「AIで教育」
AIは、パラメータによる判断をする。だから人間が決めた定常状態がある。
それを越えるとフリーズする。学習すると言うが、それも読む、聞くだけで、他の五感からの入力はない。

「風が強く吹いてきた」
私が雨かなと言う。
でもAIは、生暖かい風が吹こうが、入力データと天気図から晴れと言う。

トロッコ問題だって、実際は、危機迫る6人の誰かが、その危機に気づけばいい。
レバーを動かす貴方が、大声で危険を叫ぶ!
そこにワンチャンスが出来る。

「倫理、道徳、道義を考えるより叫べ!」
頭での思考より、行動が解決する。それが現実の世界だ。
物事を頭で考えていてもしょうがない場合がある。
実際に見てみる。やってみる。
一見論理思考では無理な事でも出来ることはある。

おそらく、現場作業を沢山こなしているひとには分かるはずだ。
これはコミュニケーション能力と臨機応変の力、経験がものを言う。
だからAIを使いテレワークで教育すると現実の社会を理解できない、対応出来ない子供を作る。

話のついでに、AIで自動運転だと、トロッコ問題の状況をどう判断するのだろう。パラメータにより大きく判断が変わるだろう。

例として、保険会社のAI発想では、支払うお金が少ない方を選ぶだろう。
車の欠陥の事故があった。会社は沢山の車をリコールで処理するより、金を被害者に払って誤魔化す。AIに正義はないだろう。
つまりトロッコ問題ではあれを選ぶ。

AIに対する養老さんの気持ちは凄く分かる


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