チケット購入プロセス

ジャニヲタによるジャニヲタのためのマーケティング①(集客編)

はじめまして。ジャニヲタマーケッターのつーです。

よくこんなことを言われることがあります。「どうやってチケットを取ってるの?」「なんでそんなコンサート行けるの?」

これに対して、私はいつも「人脈」だよ~と答えてます。

ジャニヲタの「人脈」は日々の自身のマーケティング活動によって作られていくものだと私は思います。特にTwitterの場でこれは行われているため、Twitterをやってない人がいたらまずTwitterをやりなさいと進めています。

また、最近ジャニヲタを採用したら好評だったという声をちらほら聴きます。

(参照)https://twitter.com/hitozumasachiko/status/1134271606929350656

私の投稿では、ジャニヲタのより多くの人がたくさん自担に会えるようになるため何をすればいいのかを示すとともに、マーケティング業界の人にジャニヲタのポテンシャルを感じてもらうことができればと思います。

今回は概要編ということで、ジャニヲタのマーケティング概要をお伝えします。

ジャニヲタチケットマーケティングとは

ジャニヲタの最大の目的は『自担にたくさん会うこと』です。いわゆる、KGIは「自担に会えた回数(コンサート参戦回数)」だと言えます。
(説明が漏れていましたが、「自担」とは、自分が一番応援しているメンバーのことです。)

この目的達成プロセスをマーケティングでよく使われる購入プロセスと照らし合わせて考えてみたいと思います。

(参照)https://bow-now.jp/marketing_automation/digital_marketing

認知を獲得するために、広告等により新規顧客のリードを獲得し、その顧客に対して定期的なアクションをとったりとCRM活動を通じて、顧客を育成し、最終的には購入や問い合わせにつなげていくというのが、ざっくりとあります。

これをジャニヲタのチケット取得活動に当てはめると下記のようになる。
この場合、集客をするのは「顧客」ではなく「協力者」です。「協力者」っていうとあれですけど、単純に友だちです。協力しあえる仲間というのが良いかもしれないです。

のちほど、説明しますがざっくりと
①協力者となりうるフォロワーをまず実際に会う、もしくはバズコンテンツ等を生み出して獲得していきます。
②そのフォロワーたちと日々のTwitterでの絡みや実際に現場であったり飲み会を通じて仲を深めていきます。
③最終的にチケットが欲しい時にチケツイ(チケット譲ってくださいツイート)が協力者たちによって拡散されると多くの人に自分の要求が提示できるようになり、友だちの友だちからチケット余っているよと声をかけてもらえることがある。
また、自分から譲ツイートをしている人に対しDMをしても、普段の友人たちとの絡みから自身の人間性を感じてもらい譲りOKの連絡を頂くこともあります。

この協力者(=ヲタク仲間)を増やすことにより、チケット取得の確率は多いに上がります。それではわかりやすく一つ一つ紐解いていきます。

①集客活動

集客の指標としてはTwitterのフォロワー数とするのが良いと思います。フォロワー数を獲得するためにはオンラインでは「友達集めタグ」や「バズツイート」「はてブ」等があり、オンラインでは「現場」や「ヲタ会」があります。
私から1番推奨したいのはオフラインの「現場」と「ヲタ会」です。一気に価値観を共有し、次もまた飲もう!となれるのは直接会うのが1番です。

「現場」では、例えばたまたま隣の席の人めっちゃ親切だったり、盛り上げ上手だったりしたら、普通に仲良くなりたいな!って思いますよね。こちら是非積極的に話して仲良くなってしまうのが◎。
また、チケット交換とか、友だちの友だちを紹介された場合も、仲良くなりましょう!ただ、大切なのは価値観が合わない人(例えば、お金を積む人)とは後々の協力者にもなりえないし、自分もそちらの道に染まる可能性もあるので要注意です。

「ヲタ会」はデビュー日やメンバーのバースデーを祝う飲み会がよく開かれています。Twitter上で初めてさんも募集していることがあるのでこちらもぜひ積極的に最初は参加してみると良いと思います。

一方、Twitterで仲間を集める方法で1番最初に思いつくのが「友達集めタグ」だと思います。 #ジャニヲタさんと繋がりたい #RTした人全員フォローする といったタグで友だち募集をする人も多いと思います。一気に多くのフォロワーを獲得でき、悪いとは言わないのですが、価値観が合わないことや薄い関係で終わってしまうことも多いです。
イメージとしては、企業のフォロー&RTキャンペーンでフォロワー数増えるけど、実際の購入には結び付かない質の低いユーザーばかり獲得してします現象に似ています。タグからでもよいですが、数人で構わないのでコミュニケーションを取り、実際に現場で会ってみて中を深めることが今後においては必要になります。

「バズツイッター」「はてブ」はなかなか玄人の技ではありますが、紹介しておきます。絵描きさんや即時情報を常に提供しているアカウントってフォローしたくなりますよね。そういうのを目指すということです。
みんなが求めているだろうな、けど、まだ誰も発信していなくて自分なら提供できる情報をツイートしていくことになります。私が過去やったのだとツアーの申し込み倍率をアンケート結果で集計して発信したこととかあります。嵐とかだとファンの人数が多くてもうこのような情報は飽和状態ですが、まだ最近のデビュー組やジュニアにはそのような発信をする人がまだいないこともあるので、嵐でよくフォローされている人を参考にして、自分の好きなグループ版で発信するのもよいと思います。

あとは、コンサートレポもみんなが求めている情報になります。これが誰でもできると思うのでぜひ実践してほしいです。ただ、レポもMCの詳細レポはみんなやっています。メモまでして提供してくれるユーザーがすでにいます。ここはむしろ独自の目線でコアなレポをするほうが新しい情報として嬉しかったりします。あのダンスでのポーズが前はあーだったけど、今日はこーだった。だったり、あの曲のとき、○○と書いてあるうちわにあーしてこーして、ヲタクがそーなった!とファンサレポしたり。多分こっちのほうがよいです。

情報にしろレポにしろ定期的に配信し、常に見ていたいとまで思わせる必要があります。一時的なバズコンテンツを作ることはできますが、常にバズを生み出すのは難しいので他の施策と合わせて自分なら何が発信できるか考えていくのもよいと思います。

またTwitter検索で情報を探すので、検索性を考えてツイートするのも心掛けてください。多くの人に見られたい場合は該当するハッシュタグをつけるのももちろん、よく使われている言葉を使うことも意識してください。検索窓に入れると、関連の検索ワードがいくつかでてきますよね?それらをツイートに入れるだけでインプレッション(閲覧数)を獲得できます。
例えば下のだと、paradeのレポについて呟くなら絶対「レポ」という言葉をツイート内に含めて検索されるようにしてください。

そんな感じでオフライン、オンラインを駆使しながらまずはフォロワー獲得を目指していきましょう。フォロワーが多ければよいわけではありません。10人深い仲間を作ることをまず目標に進めてください。

全部の概要を書こうと思いましたが、力尽きたので、また後日育成活動と商談について書ければと思います。

最後にはなりますが、この協力者たちは今私にとっては変え替えのない友人となっています。年越しも彼女たちとカウコン行って朝まで飲みまーす!!

では、よいお年を。