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【第8話】ピンボケの正義感

僕はこう見えて正義感(だけは)強い。禅寺の末っ子として自由奔放に育った僕は、幼い頃から悪あがきをする不良で(今までのnoteを読んでくれている人はすでに知っていると思うけど)両親の手をやく子供だったと思う。しかし、そんな僕でも一丁前に正義感は強かった。

いつもクラスの優等生の女の子に「こら!こうろーちゃん!」と怒られていた僕だが、たまにはいい顔見せてやる!と張り切って正義感を出してみたが、それがとんでもないオチになってしまったエピソードがある。今日は、そんな僕の“ピンボケ”の正義感のお話をしたいと思う。

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