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〜シタール奏者伊藤公朗人生の反省文〜

【週1配信】終戦間もない混沌とした時代に愛媛県の禅寺に生まれたシタール奏者伊藤公朗。昭和初期の田舎での自給自足的な暮らしをした幼少期、実家の寺を出て闇の道に走った青年期、当時まだ… もっと読む
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記事一覧

【第24話】R画伯との思い出その②

R画伯はうちからもらってくれた、ロン毛の猫『オイ』と、雑種の犬『サクラ』と生活していた。 …

【第23話】ご近所だったとある画家との思い出

下の息子が中学校に入学するのに合わせて、10年住んだ棚の川から松本に引っ越すことになった。…

【第22話】住所が存在しない家

棚の川の大家さんの家を借りられるようになり、これから家の改装を始めようと夢を膨らませてい…

【第21話】山奥に見つけた民家

今回は飛んで、インド修行から帰国後、家族を連れて信州の山奥に移り住んだ時の話をしたいと思…

【第20話】村のお祭り

今回は、僕が育った愛媛の小さな田舎町で行われていた、村のお祭りを3つ紹介したいと思う。 …

【第19話】霊能者との出逢い

今から10数年前、あるお坊さん(大学教授もされていた)が主催される『いのちの集い』という…

【第18話】花まつり

毎年4月8日はお釈迦様のお誕生日をお祝いして「花まつり」が全国の仏教寺院で行われる。灌仏会(かんぶつえ)、仏生会(ぶっしょうえ)などと呼ばれる名もいくつかある。 小さなお釈迦様(高さ15cm程)の立像に甘茶(アジサイ科の不思議な甘さのお茶)を柄杓で頭からかけてお祝いする行事である。物心ついた頃から、4月8日はたくさんの人で賑わう楽しいイベントとして、その日が来るのが待ち遠しかった。

【第17話】初めてのデート

僕が高校に入学した当時は、まだ道も塗装されていなく、宇和島にあるその高校に行くにはバスで…

【第16話】テレビがなかった時代の身近な娯楽といえば

僕が子どもの頃にはまだテレビもなく、当時の娯楽といえば映画とラジオだった。 我が家にテレ…

【第15話】昔の生活スタイル 『Vol.2 トイレ事情』

当時のトイレは100%汲み取り式、通称“ボットン便所”だった。当たり前だが臭かった。しか…

【第14話】昔の生活スタイル 『Vol.1 井戸水と囲炉裏』

1960年代、僕の田舎では各家々に井戸があり、生活に必要な水はすべて井戸水で賄っていた。…

【第13話】授業中

僕が中学生の頃は、先生も生徒も人間丸出し(良いも悪いも)で、いつも本気でぶつかっていた。…

【第12話】遠足

僕にとって小学校の頃の一番の楽しみは遠足だった。その日は給食ではなくお弁当、と言うだけで…

【第11話】伝説の男シリーズ。その名も『火星人』

伝説の男『国男ちゃん』に匹敵する程のおバカ男子が今回の話の主役。その名も『火星人』。 そんな火星人にまつわるエピソードと、当時の小学生たちの間で流行ったものから、斬新だった僕のハイカラなヘアースタイルまで、今では色々と考えられないことが昭和時代には起きていた。