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「いたしません」フリーランス女医が複業オファーを選り好み、しかもナゼか強気対応なワケ

今「複業」しながら、ゆくゆくは医業を「副」業にしたい

そういう考えのもと、「医師でありながらノマドワーク」という固定観念に縛られない働き方を模索しているものの、なかなかそううまくはいきません。

もちろん、ありがたいことに、仕事は徐々に増えてきているのですが、収入のメインである医業をやめるまでの収入にはまだまだ満たない。
だったらノマドワークでも実現可能な仕事をもっと探せ、ということでしょうが、選り好みしすぎるのか!?そううまくは決まりません。

そもそも医業がそこまで嫌いなわけでもないし、「そんな仕事するくらいなら、医業の方が良い」という「逃げ道」があるもので、余計タチが悪い。

今日はその現状についてつらつら書き進めていこうかと思います。

リモートワークOK=ノマドワークOK「ではない」らしい!?


これね、最近いろいろリサーチしてみてビックリしたんですけど笑、
「フルリモートのお仕事」イコール「日本全国どこで仕事してもOK」ってわけじゃないらしいです!

その手の業界にいる人にとっては「アタリマエ」なことのようですが、そうじゃない人にとっては「寝耳に水」でしたよ。

会社からパソコン支給されて、それを「特定の場所」でしか開いてはいけない。
旅先や海外に持っていってはいけない。
なんて、よくある話なんですって!?

なもので、「フルリモートOK」とうたう会社でも「私、日本全国、場合によっては海外にいくケースも考えられるのですが、ノマドワークOKですか?」とさらにつっ込んで聞く必要があるだけでなく「いや、それはちょっとダメです」とそこで断られてしまう確率がさらにアップしてしまうんです。

どうも「ノマドワークOK」という仕事は、フルリモートの仕事よりも、さらに限られた業種のようです。

その中の一つである、フリーランスのWebエンジニアを目指す人間が急増しているのは、こうした背景があるんですね!
(自分はおそらくそっちには行かないですけど笑)


なのに仕事を「選り好み」するうえ、態度が図々しいえりお

まず、仕事は基本「待ち」の姿勢。
自分にアプローチしてきた企業なり個人とは、「ここ!」というところは一切譲らず「強気で」話す。

「だって、私逃したら代わり、いないんでしょう?」

料金の割り増しをお願いすることすらあります。

通常の「就職」「転職」活動ではあり得ないこのスタンス、いつまでも貫いてるからなかなか仕事が見つからない。まあ、自分でやっててわかりきってることです。

が、そもそも私が「複業」すべく、その足がかりとしてブログを立ち上げた目的は、「強み」を掛け合わせ、「替えのきかない立場」を、より強固にするためです。
「他でもない、えりお先生だからこそ、お願いしたい」と言ってもらいたいからなのです。

ちなみにそれゆえ、インボイスにも登録していないという有様です笑


「高望み」!? これまたいけない

ノマドワークを望むフリーランスの人間がブログやSNSを基盤に立ち上げるビジネスは2通りあります。

  1. 自身が「商品」となって売り出すもの(インフルエンサー型ビジネス)

  2. 自身の実績をもとに委託されるもの(Webライター、SNSコンサルタント、SNS運用代行、Webマーケター、Webディレクターなど)

私が目指したい、1番目自身が「商品」となって売り出すものの方が依頼された相手との力関係的にも有利なぶん、ハードルが高いです。
恋愛や婚活市場と同じで基本的に「等価交換」なので、依頼主と「能力や実力、ブランドイメージ」が釣り合っていないと、お声がかかりません。

2番目の自身の実績をもとに委託されるものは1番目の自身が「商品」となって売り出すものものと比較するとハードルは低いですが、全く替わりがきかない仕事ではないうえ、「下請け業」の要素が強くなります。実績や、信頼を積み重ねることで「◯◯さんだから、お願いしたい」と言ってもらえることもありえますが、それまでの間、こちらの立場が弱くなりやすいです。
競合相手も多いため、条件のいいお仕事には応募者が殺到し、「実績があっても落とされる」ことも珍しくありません。

なのでやはり、「ビッグな相手(私の場合でいうと高級シティホテルなど)からお声がけいただきたい」ともなると、自分もそれだけビッグな存在でなければいけない。

じゃあ、ビッグな存在目指せばいいじゃん!ってそもそも自らハードルを上げてるわけです笑​​ それが「仕事の決まりにくさ」に拍車をかけているのです。

いかなる業務でも、他の候補者と自分とで差をつけるなんらかの要素がないと、自分の優位性は増しません。
他と差をつける要素の一つが「強みの掛け合わせ」であり、私でいうところの「医師の資格」です。

実際、私が当メディアで「医師の資格を持つ人に記事を書いてもらいたい」と、長くお付き合いいただいているのもそうですが、実は、最近、「同じ医師であるえりお先生にブログの知見をもらいたい」と、クリニックや医療法人の院長・理事長さんからのアメーバブログ・インスタグラムの運用サポート/代行業務依頼が、少しずつ増え始めました。

ご依頼は随時受付中ですので、ご興味のある方がおられましたら、こちらの記事をお読みいただき、末尾のブログ・ツイッター・インスタグラムからご連絡くださいませ。

※お仕事の詳細はこちら → お仕事依頼を検討されている皆様へ…

https://note.com/korilakkuma0714/n/n1895700415dc



今後も自分の「価値」を高め、「強気路線」で交渉していきたい

自分はなんたって「医師である」現状に甘えているので笑
今のところ、芸能界と政界以外の「民間企業」に都合よくこき使われる関係だけにはなりたくない、と思っています。

特に大したことない「男性」にいいように使われたくは、ないですね(爆爆)。

そのために取得した医師免許であり、医業に対してそこまでの向上心がないまでも、やりがいを感じ、多少の誇りは持ち合わせておるのです。(もちろん「謙虚さ」は必要です)

ちなみに最近、ヘッドハンターを語る方から、ブログやSNS、メールなどを通じて企業、特に外資系企業の、MSL(メディカル・サイエンス・リエゾン)​​の部門よりスカウトを受けることがしばしばございます。

話を聞いてみると「どうしても日本の医師資格をもつ方に」とヘッドハンティングしてくるわりに、リモートワークも検討「してやる」的な、なんかこう、ちょっと高飛車な印象なのですよね。特に外資系。
日本の医師は臨床を捨てて「サラリーマン」となることに抵抗感を抱いていることが多いという「実態」も把握してなさそうです。

しかも週5回の「フルコミット」で、現行の週15時間の外来診療業務と同じくらいの給料だったり。日本の医師の実態を知っているのか知ってないのだか。私に何をやらせたいのでしょうか。「その給料でフルコミットするより、週15時間医業をする方がやりがいもあるし給料も高いです」とお断りいたしております。

ヘッドハンターは、なかなか志願者が集まらないと頭を抱えてましたが、「企業さん側が日本の医師の実態を知らぬまま、一般と同様に“高飛車な求人”を続けていれば、そりゃ決まらんでしょうね、ある意味、自業自得です」と言っておきました。

自分が医師であるばっかりに、周囲がみなさま気を使って腰低く接してくださることに「あぐらをかいてしまってる」だけで、普通、企業さんと個人の関係ってそんなものなのですかね。

なんにせよ、こうした業種でも、結局は日本の医師免許さえ持っていれば誰でもいいです状態、「替わりはいくらでもいる」という考えで求人をしていることは事実だろうな、と思いました。

そんな扱いは「まっぴらゴメン」ですので、時間がかかっても、今の医業を続けながら、自分のブログでの知名度やそこから派生した数少ないビジネスでの実績を「さらに向上」させて「えりお先生でないとできない仕事」を増やしていくしかない、とそう考えております。ここ3〜5年が勝負かなあ、と思っています。


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