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本場のタピオカミルクティー求め…台湾のあの街へ!

海外旅行が解禁&再開したのを受け、冬季は「日本より暖かい国」台湾に「避難」させていただくわけであります。
ということで4年ぶりに1月、2月と立て続けに行ってまいりました台湾、なんですが台北すっ飛ばしていきなり新幹線に乗っちゃって(→『乗り鉄医師必見! 台湾新幹線とお約束の駅弁』参照)行き着いた先は台中! 実は台北以上に好きな街だったりするのですが、今回、そんな台中で絶対飲みたかったのがタピオカミルクティー。それもそこいらで飲むのとはわけが違いますよ!?


以前、ソウルに30回近く行っている私でエスが、台湾も、ちょうど10年前、2014年のGWにデビュー以来、数えたらこの2月で13回目。笑

30回近く通っているソウルへ、3年半ぶりに韓国に訪れた時は、「ほぼ国内旅行」なんて書いていた私(→『コロナ禍後初の海外「旅する人生の原点」ソウルで見えたもの​​』参照)、台湾だって10回以上行ってるんだから、きっと今までと同じじゃん? そんなノリで考えてたら、あらやだなんかちょっと勝手が違う!?(→『コロナ禍後初の台湾旅行で私が感じた「アウェー感」』参照)

久しぶりに言葉が通じない旅先での珍道中、ですが、そこをあえて楽しむのがえりおちゃん流。早速ご紹介いたします。






台中といえば「タピオカミルクティー発祥の地」

日本から台湾に飛ぶ大多数の飛行機が「台北桃園国際空港」へ向かうわけですが、羽田空港発の「特権」ともいうべき「台北松山空港」がある以上、私の辞書には、台北に飛ぶのに市内までのアクセスも遠くなる「台北桃園国際空港」をあえて利用するという選択肢はございません。

が、そんな私も「あえて」桃園空港に飛ぶことがあります。それは「台中に行くため」

誤解なきよう申し上げておきますが、地図上で、桃園から一番近い大都市は台北であり、桃園が台北への拠点であることに妥当性がないわけではありません。しかし私の中で台中というのは、桃園から、となると台北より近いように錯覚してしまうほど、魅力的な都市なのです。そんな台中で生まれ、今や台湾全土、そして全世界に!?広がりつつある飲み物がございます。

「タピオカミルクティー」です。

はいコレ、ここ台中のお店で生まれたドリンクなんですよ!


なのですがw


私、生まれてこのかた、タピオカミルクティー、飲んだことがないんですww


言っちゃった(泣笑)


だって、紅茶好きのワタクシとしては、ですよ? 別にミルクティーでいいじゃんw タピオカ入りココナッツミルクはなんぼだって食べたことがございますが、あれ、ミルクティーの中に必要です?  あの玉??

普段は茶葉とミルクのマリアージュを味わいたいわけで、濃厚にいきたいときはロイヤルミルクティー頼みますけど、あの玉粒はいらんでしょーww


ですが、旅先、しかも「言葉がわからない異国」となれば「郷に入っては郷に従え」! その地の飲み方で飲んでやろうじゃ、あーりませんか(←死語)


ということで、

じゃあ、タピオカミルクティー発祥のお店に行ってみようじゃないの!


ってなるかと思うでしょ?


へそ曲がりなワタクシ、一杯目を目指して向かった先は、タピオカミルクティー発祥の「あのお店」ではございませんでしたw だって、あそこは駅からちょっと距離あるんだもんww


ってことで、向かった先は「駅チカ」、そして私にとっては「安心と安定」のこちら、

「宮原眼科」さんです!


言っときますが「眼科」じゃないですからね。笑

その奇抜なネーミングと、しかも同業!?としては、なんか無意味に親近感が湧いてしまうのですが、ここは何も、眼科のクリニックさんがタピオカミルクティーをサーブしている、とかではなくw、眼科だった建物をお菓子屋さんにリノベーションしたお店というのが正しい表現なのでございます。

その証拠に、お店の中は、ホラ!

えりおちゃんの台中土産といえば、ここで、CDパッケージに見立てたお菓子を買っていくのが「テッパン」なのですが、

いや、そこじゃねーのよw 今回は、この店内じゃなくて、お店の外!

この先を行ったところで売られている、アイスクリームが看板メニューの一つ、なのですが、またコレ、アイスクリームが目的じゃないのよ、へそ曲がりだからww

手前のこの、お茶屋さんなのよ。

メニューがこちら、

うわ、漢字、ムリw

と思っていましたら、横に「救いのタブレット」がございましてww

お店の名前がついてる「宮原タピオカミルクティー」があるじゃない!

ベースがアッサムと、台湾の烏龍茶といえば!な「東方美人」。ってか、いつも高山茶ばっかりで東方美人って飲んだことないけどw アッサムティーがミルクにピッタリなのは間違いない!


ということで、早速オーダー!

飲んでみてビックリ! お茶の上品な香りが過ぎる!!
アッサム以上に、今まで味わったことのないこの上品な香りはコレ「東方美人」ね! 初めて飲んだのですが、まさにその名にふさわしい、オリエンタルな気品あふれた香り。

これ、ストレートで飲んでもさぞ美味しいのでしょうけど、ミルクにも合う! さらに口の中に飛び込んでくるタピオカの食感が、スイーツ感覚で、またいいですね。思いっきり吸い込むと気道に入りそうになるので窒息しないように要注意ですけど笑。タピオカミルクティー、捨てたもんじゃないですね! これまさに「新食感」ですよ。

ちなみにこの東方美人茶、この1ヶ月後、2月の台北滞在で改めて「ストレート」で飲み、どハマりしてしまったので、ティーバッグをしこたま買って帰ることになるんですが、それはまだ先のお話。

なもんですが、タピオカミルクティーいいじゃん! じゃあやっぱり!!

ということで、二杯目、行っちゃおうぜ!? と、「多少駅から遠くても歩く」ことにしました。行き先は、もちろん、アソコです。


春水堂創始店

なんか「歴史」感じちゃいます~!!

余談ですが、
お店に向かう途中に、あれ、デジャブ!?

公文、行くもん!?

おふざけは抜きにして、はい、着きましたよ!

旅先であんま動き回りたくない派でも、「ここが発祥」となれば、話は別!!

「春水堂」さん! 

今や、日本でもあちらこちらに店舗がありますよね?
その春水堂さんの1号店がこちら。1983年、世界的トレンドはここから始まりました。ここがまさに「春水堂創始店」というわけです。

ちなみにですけど、先の宮原眼科さんが「生まれて初めてのタピオカドリンク体験」だったワタクシ。ですので、当然、生まれてこのかた春水堂さんの「タピオカミルクティー」は飲んだことがございません。
しかも、一杯目から間髪入れずに…頭どうかしてます?

いえ、ここはえりおちゃんの胃袋ですので、全くどうにもなっておりません。「全てはこのお店から始まった」となれば「別腹」でございます!!!

しかも、せっかく来たからには、店内で飲んでしまおうぜ!?

てなわけで、入り口で「イートイン」と言ったら、「地下のお席」に案内されました。またここが、雰囲気ありまくり~!!

テーブルの上にメニューがあり、頼みたいメニューはここでチェックをつけて、と。筆談か指差し注文派の外国人にはとてもやさしいシステムです。さて、お茶のメニューは、と言いますと、

ちっちゃな日本語表記が大助かりなこちらですが、タピオカミルクティー化するのは「ジャスミン茶」「鉄観音(つまり烏龍茶)」の2択


えりおちゃん、ここで詰まる。


だって、紅茶にミルク入れたことはあっても、ジャスミン茶や烏龍茶にミルクって発想、あります?


しかも鉄観音って、ワタクシがちょこちょこお世話になってるサン◯リーのそれですけど、ミルク入れたこと、というか、入れようと思ったことないわけですよ。しかし台湾となれば、そりゃあ、紅茶よりウーロン、ですわよね。笑


ちなみに台湾の烏龍茶については次回か次々回に書くつもりでいますけど、私、台湾まで来てわざわざ鉄観音って、飲まなかったりします(だって、サン◯リーの味しかしないんだもんw)。そもそも台湾烏龍茶目線では、鉄観音って、そんなメジャーじゃなかったりするので。


そんな背景もあるところで、しかし、ジャスミンと鉄観音の2択よ、どうするの!? ここはグーグル先生に助けを求めたところ、最初の一杯目は鉄観音がいいと。


ということで、決めました! 鉄観音!!


注文は、階段上がって1階のカウンターで、と言われまして、また1階へ。

1階と地下と、行き来がいささかアレでございますが、肝心の「ブツ」は地下に運んで来てくださいまして。それがコチラ!

「春水堂」ロゴ入りのグラス、これが「エモい」というものですね!? そして初めての「鉄観音」、アッサム&東方美人とは全く違う香りで、これはこれで美味しい~!! 鉄観音ってミルクとこんなにも合うものなのですね。宮原眼科で「予習」済みですが、気道に入らないように笑。たまに口に入ってくるタピオカも、いいアクセントです!


ちなみに、一緒に写っているトーストは、ちと微妙な味でしたので、こちらでのご紹介は割愛させていただきます。
あともう一つ、このあと2月に、ジャスミンタピオカミルクティーも飲みましたが、私的にジャスミンとミルク、ってのはちと微妙で、圧倒的に鉄観音推し、でしたのでご参考までに。


「完全アウェー」な台湾が楽しい!

海外旅行、ったって、韓国は「国内旅行の延長」でしかない一方、「韓国が寒い真冬の”避難”先」台湾は「漢字はわかるものもあるけど、やっぱアウェー」が楽しい。普段は飲まない烏龍茶ミルクティーがこんなに美味しいとは、想像もできませんでした。


最後に、お店の場所を提示しておきます。



ここでは紹介しきれなかったですが、「写真映え」で有名な「彩虹眷村(さいこうけんそん)​​」ですとか、「台湾のウユニ塩湖」として知られる「高美湿地(ガオメイシーディー)​​」とか、あと、夏季にオススメなレイクリゾート・日月潭(にちげつたん)への拠点としても、台中は魅力ある街ですので、台北をひとしきり味わったならぜひ、行ってみていただきたい街の一つです。

彩虹眷村
高美湿地

少し前のレポートになりますが、過去の台中旅行について書いたブログ記事を末尾に貼っておきますので、ぜひ参考になさってください。


<参考記事>

【台中】《彩虹眷村》フォトジェニックな村で絵を描いたおじいちゃんに逢えた!

【台中】《高美湿地》インスタ映え!「台湾のウユニ塩湖」のサンセットは必見‼︎

★まとめ★【台中 旅のモデルプラン】台北から新幹線でプチトリップ日帰り~1泊2日

★宿泊記総集編★ 《ザ・ラルー The Lalu》日月潭1泊2日大人ラグジュアリーステイ


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