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オリンピックに関する著作についての追加 小理屈野郎の新たな決意
オリンピックに関する著作を4冊読んで、書評という形で読書の結果をnote記事にしました。
4冊を読んで、全体的な総括をしだしたときに少し気づいたことがありました。
読んでない本が1冊ある
どうやら石坂氏の著作には1940年東京大会についてもう少し細かく研究した著作があるようなのです。
此方の本です。これも近日追加で書評に入れるつもりでしたが、読み進めるのに難航しております。
当該書籍の読書に難渋している理由はいくつかあります。
当該書籍で読書が難渋している理由
電子書籍の形式の問題
電子書籍化されているので、さっと購入してみたのですが、PDF形式で収録されている電子書籍なのです。イメージとでしては(言い方は悪いですが)自炊した書籍をそのまま売っている、ということなのです。
電子出版をする、という意味では、此方の方が簡単です。スキャンしてやればそれで終わりですから。特に書籍自身が古い場合は、編集データも残っていないでしょうから、これが一番手っ取り早い電子出版になると思われます。
以前にもお話ししたかも知れませんが、いわゆるガチの電子書籍の場合は、リフロー形式(表示するデバイスの画面サイズや文字サイズなどの変更などにあわせて、テキストやレイアウトが流動的に表示される方法で制作された電子書籍のこと)で、この形式の場合は電子書籍端末を含めたすべての端末で電子書籍であるメリットを最大限に利用できます。
小理屈野郎の場合は、フォントをUD系の明朝体に変更し、ポイント数も数段階アップ、ウェイト(文字の太さ)も数段階アップして読書をしています。
さらに、ハイライトを付けたりするのもリフロー型に特化した機能です。これは小理屈野郎の実践するデジタル読書で非常に重要な機能でもあります
翻ってPDF化されただけの電子書籍の場合は、フォントの大きさを変えるためには、ピンチイン/アウトを行う(各ページごと)必要があること、そして致命的なのはハイライトを付けることができない、ということなのです。
実際にこの書籍を電子書籍(PDF形式)で読み出したのですが、活字の濃さも少し薄めで、どうも読みにくいのです。さらに、ハイライトが付けられないし、ハイライトを自分の読書noteに活かすこともできません。それらが気になって内容が入ってこないような状態になっています
小理屈野郎のデジタル読書の弱点
要するに、Kindle専用端末になれすぎている状態になっています。
考えてみると、現在の小理屈野郎の読書を支えているのはリフロー型の電子書籍と専用端末、ということで普通の紙媒体の書籍ではない機能をフル活用しての読書をしていると考えられます。
どうにかしてフロー型のファイルのものにしてもらえないのかと考えてしまいます。
これも含めkindle書籍の問題点を思索します。
Kindle書籍の問題点
ファイル形式の軽視・出版点数の重視
Amazonはとりあえず出版点数を稼ごうとしているのか、専用端末で没入して読めるフロー型ではなく、単に自炊の親方のようなPDF形式の電子書籍も混じっています。
出版形式の違いによる問題
そのような著作がある意味キーになる著作の場合は小理屈野郎にとっては非常に面倒な問題になります。
AmazonのPC版のページからは電子書籍化のリクエストはできるが、フロー型、PDF型の指定はできない
何かいい案がないかとAmazonのショッピングページも見てみたのですが、電子書籍化のリクエストはできますが、ファイルの型までは指定できません。あくまでも出版社の意向にかかっているという感じです。
また、リクエストをしてもすべての書籍が電子書籍化されるわけでもありません(結構少ないです)。
電子書籍化されやすいのは新刊本(これは当たり前か)、新書系(紙媒体から少し遅れての場合が多いです)、刊行が比較的新しいもののようです。
当該書籍の完全なる電子化は、PDFで提供されていることもあって、これ以上のバージョンアップはないと考えています。
まとめ
今回、Kindle書籍のある意味での問題点に久しぶりにぶち当たりました。この著作は小理屈野郎の「オリンピック企画」を完成させるためにはなくてはならない最後のピースと考えています。
一般書籍をあえて買い直すかどうか(結構な値段の著作)かなり迷っています。
なんとかして当該書籍を読破したいと思っています。
<最新情報 決意表明>
いろいろ考えましたが、ここまで来たら電子書籍と紙媒体と二重購入になりますが、実際に購入いたしました。
今回はデジタル読書を紙媒体でできるだけ再現してみようと思います。
その顛末も含め読破の暁にはどのようなメディアで読破したかも含めてnote記事でアップしたいと思います。
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