備忘録<アート思考×ビジネス>


イベント名
アート思考xビジネス  アートとイノベーション、気付くチカラをみがく

登壇者
若宮和男さん(uni’que代表)
藤幡正樹さん(メディア―アーティスト)
西村真理子さん(株式会社HEART CATCH代表取締役)

イベント概要の参考記事


気づき1 - 「就職活動」の定義

就職活動は会社で働くために活動なのか?

 このイベントは自分の意識で選び、面白さを感じ、また行きたいと決めました。もし、つまらないと感じたら多分すぐに他のイベントを探すのだろう。しかし、けして行動に対して後悔はしません。
 先週「就職」について話す機会があって、改めて「就活」という行動について考えてみました。個人的な感想ですが、就活は「数」で勝負する人たちが凄く多い気がします。12年前にファッションデザイナーの川久保玲さんが言っていた “私にとってわからないのは、なぜ皆が同じことをするのかということ” という言葉を思い出します。就活人は似たような “解答用紙” を用意し、リクルートスーツという“戦闘服”を身にまとって面接に臨みます。この戦いにどう意味付けするのかをよく考えるべきだなと、アート思考xビジネスをテーマにしたこのイベントの帰りに考えていました。
もし「就職活動をどう定義するの?」と聞かれたら、私は「人生の中の1つのステージを選ぶ活動」と答えます。まず人生のシナリオを作る、ステージ数を考える、そして選ぶ、というざっくりとした順番を踏む必要があります。きっとこの記事を読む皆さんはそれぞれの答えを持っています、正解はありません。気づいたのは “自分から定義にしょうとする姿勢が重要” ということです。

気づき2 - アートの必要性

 イベント後半に藤幡さんの「アートはフレームをずらしてどんどん移り変わっていく」というコメントを聞いて、ふと考えました。
 植物、動物は環境に適応しなら生きていくが、唯一人間は適応以外に、”破壊” を繰り返して進化してきた。そんな私達に“イノベーション”は必要ですか? アート”は必要ですか?”という疑問がわきました。藤幡さんの話の中で、「かつてヨーロッパでは宗教の力を抑え支配するためにアートという概念が生み出された」という話を聞いた時、すごく考えさせられました。
結局「アートをする人々は社会経済の中に飼われている」という一側面が存在する。だから、ある意味どうしようもないんだと感じました。もしパトロンが存在しなかったらアーティストはどうなるのかな...

気づき3 - 多くのフレームで見ることを心掛ける

 西村さんがトムサックスの「ティーセレモニー」を紹介している時、同じ茶道を習っている外国人として見ない選択肢は存在しないと瞬間的に感じました。昨日はオペラシティ行ってゆっくり見させて頂きました。藤幡さんが言ったように、美術館は分からないものを見に行くから、説明はいらないと。この展示も作品の周り一切説明がなかったので、雑念なく見れました。この「ティーセレモニー」の展示を一言で言うと「異なる文化のフレームを通してsarcasticな表現がすばらしい」
 茶道を習っている人は深く感じることができると思いますし、外国人はさらにいろいろ感じれるはずです。私は行ってよかったなと思います。
思い返せば、イベントで初めて西村さんのトークを聞いて、不思議に興味を持ちました、そして興味ある人の言動を辿っていくと、面白いものが見つかる可能性が高いということですね。


最後に、今回のイベントは参加してよかったと感じました。とても有意義な時間を過ごすことができました。ぜひ第4回目、5回目・・・企画してほしいです。


他にも参考になったnote<リベラル・アーツを学ぶことで得られるもの>

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