【成功法則94】お客を引き寄せる価格設定

売上の上がらなかった「社長さん」は、カリスマコンサルと呼ばれている「先生」を訪ね、数々の起業家を繁栄へと導いてきた「成功法則(マインドセット編)」を学びマインドセットを極めました。そして、年収が「億」へと変わる秘密の極意『成功法則(ビジネス実践編)』を学び始めました。
(マインドセット編:成功法則1~50、ビジネス実践編:成功法則51~100)


先生:では次ですね。【お客を引き寄せる価格設定】というビジネス思考について、話していきたいと思います。よろしくお願いします。

社長さん:よろしくお願いします。

先生:社長さんは、今扱っている商品は、価格を20万円に設定したじゃないですか。その時って、すごく悩まなかったですか?

社長さん:すごく悩みました。

先生:それは、5万円でもよかったし、逆にいうと、30万円でもよかったわけじゃないですか。なぜ、20万円という価格にしましたか?

社長さん:20万円という金額は、高額な商品になるんですけれど、お客様が買いやすいように、ということで、できるだけ安めに設定しました。

先生:20万円と言うと、あまり安いという感覚はないんですけど。その辺は、お客様は、どう感じているんですか?

社長さん:ライバルの会社が、100万円とか、150万円という価格設定なので、それと比べれば安いと思います。

先生:競合他社は、そんなに高く設定しているんですか?

社長さん:はい、そうなんです。

先生:すごく高いですね。

社長さん:はい、高いです。

先生:それで、20万円という価格ができたという事ですね。

社長さん:はい。

先生:それなら、別に、30万円でもよかったわけですよね?

社長さん:はい、よかったと思います。

先生:なぜ、20万円にしたんですか?

社長さん:自分にとって、初めての商品リリースという事で、価格に対する自信が、ちょっとなかった、というところですね。

先生:原価が10万円だから、倍にしておこうかな、という感じで、20万円とつけたということですか?

社長さん:はい、そんな感じです。

先生:どうしても、やっぱり、独立起業すると、この価格決めというのが、すごく悩ましいところなんですが、一つ目の決め方が、「業界が持っている価格」と言うのがあるんですよね。自分の商品に対する価格ではなく、業界が持っている価格、というのがあるんですよ。じゃあ、その業界が持っている価格とは、なにかというと、

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