【成功法則35】「アドバイス」と「意見」は違うので注意する

売上の上がらない「社長さん」は、カリスマコンサルと呼ばれている「先生」を訪ね、数々の起業家を繁栄へと導いてきた『成功法則』、その真意を学び始めました。
(マインドセット編:成功法則1~50、ビジネス実践編:成功法則51~100)


先生:では次ですね。【「アドバイス」と「意見」は違うので注意する】というマインドセットに入っていきたいと思います。よろしくお願いします。

社長さん:よろしくお願いします。

先生:社長さんは、独立するときに、サラリーマン時代の人に色々と何か言われましたか?家族とか、元同僚とか、色んな周りの人に、どういうことを言われましたか?

社長さん:「勢いで独立したら危ないよ」っていう事を言われました。

先生:他に、何か言われたことはありますか?

社長さん:あとは、やっぱり独立すると、色々とお金がかかるので、貯金はあった方がいいよとか。あとは、独立してやってくのは難しいので、サラリーマンのままの方がいいんじゃない?って言われたり。あとは、親には、最初に本気度を見せたので、納得してもらったんですけど、そんな独立して、ちゃんと生活出来るの?とかを言われました。

先生:結局ですね、誰に聞くかだけなんですよ。要は、アドバイスと意見は違うんですよね。どういうことかっていうと、じゃあ例えば、社長さんが風邪を引いたとしますよね?

社長さん:はい。

先生:それで、風邪を引いて、ゴホゴホゴホって、なっている状態だとしますよね?

社長さん:はい。

先生:その時に、接骨院に行きますか?っていう話なんですよ。

社長さん:いや、接骨院には行かないですね。

先生:行かないですよね?

社長さん:はい。

先生:必ず、内科に行きますよね?それじゃあ例えば、ちょっと視点を変えて言うと、また、風邪を引いて、ゴホゴホゴホって、なってるとしますよね。

社長さん:はい。

先生:その時に、税理士さんに相談しますか?っていう話なんですよ。

社長さん:いやあ、税理士さんには、相談しないですね。

先生:しないですよね?

社長さん:はい。

先生:でも、さっきの接骨院の人も、税理士さんも、あ、それは風邪じゃないですか?っていう意見は言えるんですよ。

社長さん:そうですね。

先生:しかも、無責任にも。なんか、想像だったり、テレビとかの話を聞いて「あ、それ風邪じゃないの?」ってことは言えるんですよ。

社長さん:ええ、はい。

先生:「なんか、今、流行してるみたいだよ」とか。そういうことを言えますよね。

社長さん:はい。

先生:でも、もしですよ、それをちゃんとした専門家のところに行って診てもらったら、肺炎を起こしてるかもしれないですよね。

社長さん:ええ。

先生:なので、この意見とアドバイスっていうのは、全く違うので、そして、意見っていうのは、誰にでも無責任に言えるってことなんですよ。

社長さん:なるほど。

先生:それで、多く人が、この意見に振り回されちゃってるんですよ。

社長さん:ほお。

先生:それで、例えば、

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