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雪辱を晴らす旅 1





こんばんわ。


どうも、なーしょーです。

早速旅の日記書き連ねていきます。


前回の続き。


飛行機を使って、
沖縄から福岡に到着しました。


福岡は私にとって第二の故郷。



福岡の大学に通っていた私にとって、

本当に久しぶり過ぎて。


だけど、


「 一人暮らしの部屋」がある訳でも無く、


「出張で取引先や宿泊先に行く」訳でも無く、


「実家に行く」訳でも無く。


到着した初日、

泊まらせて貰う友達に会う予定は有れど、


何か「決められた」目的を
持って来た訳では無く。


何処を見ても懐かしさを感じると同時に、


「もう住んでいない街」
になってしまった福岡は、
どこか寂しさを感じて。


福岡空港も博多駅も天神も、


「目的を持って」まっすぐ歩いている沢山の人達が居て。


急ぎの予定が無い私は
ふらふらと街を歩き、

寂しさを感じつつ、

大学時代の友達と久しぶりに会い、
その日は家に泊めて貰いました。



翌日、仕事という目的を持った
友達と同じ時間に家を出て、


4年間を過ごした場所に歩いて向かいました。



だんだんと近づくにつれて、

これは本当に驚いたのですが、


私は街の匂いを覚えていました。


街路樹だったり、臭めのラーメン屋だったり、最寄りの駅だったり、山の匂いだったり、通ったスーパーだったり。


本当に本当に驚きました。


「俺」は、

福岡の事なんてもう忘れたと思っていました。


俺は前だけを見て生きていて、

過去の自分が居た場所の
記憶なんて薄れていって、

ほとんど消えてしまったと思っていました。


でも私は鮮明に、
それらの匂いを思い出していました。


同時にその場所場所で起きた出来事も、

断片的だった記憶が繋がっていき、


その時の景色・匂い・音・味、

記憶という物は頭だけでなく
身体にもあるのかと、思い知りました。



一番驚いたのは、


思い出せなくなったはずの、

3年間住んでいたマンションの
オートロックドアの暗証番号を、


そのマンションの入り口に立った時に
ハッキリと思い出して、


オートロックを解除した事です。


かなり変態ではありますが、


元々住んでいた部屋の目の前まで行って、
そこからの景色を眺めました。


変態というか犯罪なので
1分だけでしたが。(笑)


そのマンションの匂いも変わっていなくて、


重ね重ね変態では有りますが、


少し泣いていました。



そこへ来た時に、

もう一度この街に、
もう一度この部屋で生活したいな、
と思いました。




まぁ、
元々住んでた部屋に今住んでいる人が、
仮にドアのマジックミラー越しに

「部屋の外で背を向けて泣いてる男」

を見たらそれこそ涙モノでしょうね。(笑)

たとえセンター試験の予定があっても
数分ドアを開けずに立ち竦むと思います。(笑)



他にも、懐かしい場所を歩き回り、

大学1年の時に住んでいた寮にも行きました。


その寮は、1年の後半になって突然



寮母さん 「この寮は来年から女子寮に変わります!」



と言われて叩き出された思い出の寮です。(笑)


もう全てが懐かしくて。


勿論大学にも足を運び、

不味さで有名だった学食は
相変わらず不味さに拍車がかかってて。


その日は北九州に住む友達の家に行き、


楽しく話をして、終わりました。




あの、前回の日記読んだ人は絶対に



「え、これが冒険?????」



って思ってますよね。(笑)

街の匂い嗅ぎまわっただけじゃあねぇ〜〜か!!って。(笑)



福岡は故郷なので、

ゆっくり懐かしさを感じたかったんです。



北九の友達の家で
改めて翌日向かう場所を確認して、

翌日から、
しっかりと冒険
ってか旅のスタートです。


てな感じ。


次回、福岡脱出+声掛け開始編、
期待してて下さい。


一応、弾き語りました。(笑)

#旅 #音楽 #福岡 #大学 #写真 #記憶 #コラム #エッセイ #日記

将来有名になる作詞作曲家。 2017年〜日本と海外でヒッチハイク 2018年〜鹿児島〜京都まで徒歩の旅 2019年〜鹿児島〜東京まで路上LIVEの旅 2020年〜コロナで旅断念&引き篭もる 2021年〜フリーランス 2022年〜365日働く 2023年〜毎日作曲中 お楽しみに!