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0185運行管理者の仕事について

過去の仕事の話を書こうと思います。
いつもより長いですが、最後まで読んで頂けると嬉しいです。

運行管理者としての仕事のきっかけは、物流会社で現場の仕事をしている頃からでした。
北海道に行くと至るところで、この会社のトラックを見かけるくらい有名なところです。
その会社で、フォークリフトに乗って入出庫の仕事をしていました。
入社時は嘱託社員として勤務がはじまりましたが、2年ほどで正社員になれました。

周辺にある営業所を転々としている中で、現場の仕事と事務所の仕事を掛け持ちすることになり、初めて事務の仕事に触れました。
その会社では福利厚生の一環として、資格取得補助制度というものがありました。
これは、ある特定の資格を取得した場合に、一定の金額を合格祝いとして贈る制度で、入社した時からその制度を知っていたこともあり、色々と資格を取得していました。
事務の仕事に関わることで、面白さを知ったため、その分野での資格も取得することにしました。
その時にオススメされたのが、運行管理者でした。
物流の仕事をするなら、押さえておきたい資格の一つです。
運行管理者を取得することで、配車業務を中心としたドライバー管理業務ができるようになります。
これは、資格を持っている者、もしくは補助者として講習を受講した人は一部のみ関わることができます。

ちなみに当時の会社で取得した資格ですが、運行管理者以外にもあります。
衛生管理者(第1種)、FP3級、QC3級、危険物乙3乙4乙5乙6、消防設備士、ボイラー技士3級。
これらを取得しました。

話は戻ります。
結局、この会社では運行管理者の仕事はできませんでしたが、それ以外の事務の仕事を経験することが出来ました。
資格を取得できたということもあり、その資格を活かすために転職した先が、運行管理の仕事でした。

次の会社では、主に北海道内の宅配便を扱う会社での運行管理者の仕事でした。
本格的に事務の仕事をするのは初めてでしたが、当時面接をして頂いた専務が熱心な方で、自分に色々なことをやらせてくれました。
自社のドライバーだけでなく、協力会社のドライバーともやりとりがあり、会社に顔を出して来れない方が多くおり、その中でのドライバーとのコミュニケーションをとりながら配車業務をやっていました。
色々なドライバーがいるため、中には自分に説教してくる方もいました。
それもあってか、数ヶ月で精神を病んでしまい、会社に行きたくなくなりました。
その後、退職したのですが、ここでは運行管理者の大変なところを学べたと思います。

そのあと色々あって、埼玉の実家に戻ることになりました。
そこで見つけた仕事も、運行管理者でした。
スーパーに温度帯の食品を配送する会社で、主に夜間の配送を管理する仕事をしていました。
前の仕事は、定年間近な高齢者がほとんどだったのに対し、今回は自分と同じくらいか若い人も多い、平均年齢が若い職場でした。
しかし、夜間ということもあってか、常に求人を募集している状態で、あまりにも人手不足なため、現場から引き抜きで補助的な仕事を手伝ってもらうことにしましたが、その方は精神が病んでしまったようで、急に仕事に出勤しなくなりました。
それだけ、気を遣う仕事だとは常に思いました。
自分も過去に精神を病んでいるので、気持ちが分かるような気はします。

仕事内容としては、前の仕事である宅配便とは違い、行き先が決まっているためそこの部分での地名を覚えたりする苦労はありませんでしたが、前回同様にコミュニケーションの部分は気を遣うことが多かったです。
それにも増して人手不足だったため、業務量が多く休憩も取れずに仕事をしていた状態でした。
残業があまりにも多かったので、仕事の効率化を考えることも試みました。
これについては、協力してくれる人があまりに少なかったため、退職することにしました。

そのあとすぐ、運行管理の仕事を1ヶ月だけやりましたが、ここも残業が多すぎる上に、週6日勤務だったため、劣悪な職場環境に耐えられず退職。

そして、これからスタートするのが、準備段階の新たな運行管理者の仕事です。
今回は、単身赴任になるため引っ越しはありますが、労働条件についてはかなり譲歩して頂きました。
夜勤だったのが日勤となり、給料面についても希望額以上となったため、最終的に入社することにしました。

仕事内容としては、温度帯の食品を扱うドラッグストアへの配送管理業務です。
前職と同じく温度管理を必要とする配送で、新しい業務のため手探り状態で始まると思いますが、自分の経験は活かせると思っています。
職場見学した時は、隣接しているドライの倉庫だったのですが、若い人が多かった印象で、おそらく同じような環境になると思います。
新たな環境での雰囲気作りは、自分からやろうと思っています。

今回は、だいぶ長くなりましたが、運行管理の仕事の話でした。

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