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0075双極性障害

彼女との急な死別による後悔の気持ちから、自分を責めることをしていました。
後悔については、考え出したらキリがありません。
この話をする相手もいなければ、気持ちの吐き出し口もありませんでした。
とにかく自分の中にすべてをおさめて、何もないかのように彼女と接する入院生活を続けていたのも良くなかった要因ではあります。
生活も不規則になり、食事も作らず、寝る時間は削って彼女の看病にあたり、僕が入院するまでに至ったのは、日常生活でのツケが回ってきたのでしょう。

入院先の病院の院長に診察してもらった結果は、双極性障害のうつ病による入院ということになりました。
日常生活を見つめ直し、仕事に復帰できるようになるためのリハビリのような数ヶ月間です。
入院診療計画の目標としては、まず睡眠ができるようにすることでした。
日常生活において、睡眠と食事と運動が大事な要素とされており、最初に取り掛かったのが睡眠。
主に薬物療法による睡眠の調整から入りました。
睡眠薬、抗うつ剤、安定剤、漢方薬、それぞれを服用していく中で、薬の量を調整していきました。
薬には副作用もあり、頭痛がしたり、身体がフラフラしたり、めまいがしたり、最初は辛かったです。
とはいえ、薬に頼らなければ元の生活には戻れません。
これらをつづけていくことで、睡眠の部分の調整を行っていきました。

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