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waratsutsumi
【詩】すき、きらい
すき
朝の冷えた空気
温かい紅茶の混じって淡く溶けていく
きらい
満員電車
同じような顔をした人が同じようなビルに次々と向かう
すき
仕事中の伸び
手の先からじわじわと疲れがビームになって発射!
きらい
昼過ぎの眠気
灰色の眠気は寝たらなんだか損な気分
すき
帰り道にある居酒屋の声
スッキリした声色がお店の外まで高らかに響く
すき
お風呂
ピンク色のお風呂に可愛いが滲んで肌に浸透していく
すき
寝る前のテレビ
知らない人の人生を覗いているようで、なんだか新鮮
すき
コロンをつけた枕
一年中桜の匂いのする、それは夢の中まで
すき
それは朝の冷えた空気
いってきます
@2024 金平糖みなみ
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