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読書感想文【抗争】溝口淳

ヘッダー写真が上手く撮れなくて
何度やってもタイトルが切れてしまうし
ようやく書き上げた文章が
noteのバグによって全部消えるという
そんな節分の昼間

2012年に小学館から刊行された
天才ノンフィクション作家
溝口淳の作品です

かなりガチ中のガチの
ニッチ中のニッチな内容
ヤクザの発足背景から
組の成り立ちまで満載なので
組の名前や登場人物の名前も多く
対立関係などの相関図を把握するのは
普通には無理ゲーな作品
なので一般人にはお勧めしませんw

【仁義なき戦い】のファンだ!だとか
【週刊実話】を定期購読してるぜ!
的な人じゃないと
面白くもなんともないかと思います
映画アウトレイジを見たことある方は
あの世界以上の現実にビックリするかもしれません

去年、新潮社から出版された
溝口さん自身の自叙伝的ヤクザノンフィクション

一般の方にはコチラがおすすめです

今作品で特に面白いと感じたのは
現在の芸能・興行の始まり
あの山口組三代目組長
田岡さんと美空ひばりの会見の様子など
令和なら宮迫さんレベルじゃすまない案件

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もはやヤクザは日本の歴史だなと
現代のリアル戦国時代を生き続ける人たちが
これからの時代をどう生きるのか
一般人と変わらぬ形になり幕を閉じるかもしれない
そうなったらもはやヤクザ史とは
日本のリベラルアーツ的な立ち位置になるのでは?
とも一瞬思ったが
すぐに「んなわけない」
と冷静になったりしました

本当に特におすすめもしない作品ですが
読んだので感想文書いてみました


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