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【聖バレンタインデーを想う】

バレンタインデーとは
キリスト教圏の祝いでありまして
主に欧米で毎年2月14日に行われる
カップルが愛を祝う日であります
元々269年にローマ皇帝の迫害下で殉教した
聖ウァレンティヌスに由来する記念日だと
主に西方教会に広がる地域に伝えられていました
この日、キリスト教圏では一般に
恋人や家族などの大切な人に贈り物をすることが
習わしとなっています。(ほぼウィキペディアより)

まぁ、要するにクリスマスと同じく
キリスト教の行事なのです
日本では女子が男子にチョコを渡す日ですが
イベントは何事もその意味を知っていたほうが
深みが増すというものです

大人になるにつれ
バレンタインがキツくなると言いますか
やれ義理チョコだとか
友達チョコだとか
キリがない

バレンタインに浮かれていたのは
私は10代までだったなと。
それ以降はこうして
大切な人に贈るものとして
感謝の気持ちを込めてチョコを渡す日だと
考えていたほうが文化的でもあり
大事な日になるかと思います

とはいえ
甘党なわたしは
年に1度の大義名分を持って
自分のために好きな高級チョコを
食べられる日として
実はウキウキしていたりします

今年は松屋銀座に寄り
フロアをなん周もウロウロした結果
GODIVAのトリュフチョコという
チョコ界の叙々苑!(なんのことやねーん)
原点回帰となりました

GODIVAと言えばゴダイヴァ夫人の紋章

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画家ジョンコリアの作品で
美しいゴダイヴァ夫人の絵があります

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ゴダイヴァ夫人は、11世紀イングランドの女性で
英国伯レオフリックの夫人。
夫レオフリックの圧政を諌めるために
コヴェントリーの街を
裸で馬に乗って行進したという
有名な伝説が残っています。
街中の人は高貴な彼女を辱めないために
絶対にその行進を見てはならないという
鶴の恩返しのような誓いを立てました
が古今東西、物語にはその約束を破るという
起承転結の転が大事なのは言うまでもありません

イギリスにもいましたよ
覗き見してしまう輩が

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その名を「トム」

ジョンコリアの描く除き魔の顔が
絶妙すぎるのに
後ろの猫の絵が雑で笑えます

以来、覗き見する男という意味で
「ピーピングトム」という
俗語ができたという話です

聖バレンタインという日を想ったら
キリスト教の歴史から
ベルギーの老舗GODIVAから
ピーピングトムとなりました

今宵はゴダイヴァ夫人に想いを馳せながら
チョコをいただきたいと思います

余談ですが
GODIVAは現在トルコの会社に買われ
さらにGODIVA JAPANは
韓国の企業の傘下にあり
全体の売上が400億なのですが
9割が日本の事業だという
(まさにバレンタイン)
複雑なお立場も噛み締めるのであります


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