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読書感想文〜王さまのアイスクリーム〜

私は読書以外にも趣味があります
それはお菓子作りです
お菓子作りを趣味と呼ぶのは
なかなかハードルが高いのですが
そろそろ「趣味」にいれても大丈夫なレベルになったのではないかな!
お菓子作りが趣味ということは
もちろん甘党ちゃんで食べる方も好きです
洋菓子、和菓子問わず
甘いもの大好きなのです
数あるお菓子の中で
実は1番好きかもしれないと思うのが
アイスクリームなのです
梅雨も明け夏本番となると
毎日食べたくなり
実際毎日食べてしまうので
ダイエット中には辛い季節
アイスクリームが大好きな私は
毎回アイスを食べながら
思い出す本があるのです
今日はその読書感想文です

フランセス・ステリット「王さまのアイスクリーム」

これは絵本でもなく児童書になるのかな
中身こんな感じです↓

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あるところに気難しい王様がいました
その王様は毎日3時に冷たいクリームを
おやつに召し上がります

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毎日決められた味のシロップを
間違えないように
コック長は7人の娘の名前を
シロップの名前に変えるアイデアは
私の好きなシーンのひとつです↑

牛乳缶に入れられたクリームを冷やしますが
夏の暑い日差しのせいで
なかなか冷たくなりません
ある日、山から氷売りの男の子が降りてきて
王様のお城の前で転んでしまい
氷をばらまいてしまいます
氷の存在を知った娘たちは
牛乳缶をその冷たい氷で冷やすことを思いつき
今までで1番冷たいクリームを出すことに
成功します

しかし、王さまは
もっと冷たいクリームを食べたいと
無茶を言いだします
氷の上で冷やす以上の冷たいクリームは
なかなかできません
みんなで考えているうちに
15時のおやつの時間が迫りました
焦った娘たちは急いで牛乳缶を
いつものように氷をくべた箱の上に
牛乳缶を置いて転がそうとしました
その時、娘たちはとても急いでいたので
あやまってバニラシロップを
牛乳缶の中に落としてしまっていたのですが
時間がないのでそのまま牛乳缶を冷やしていると
15時を知らせるの時計の音が鳴り響きます
クリームが出てこないことに怒った王様は
料理室まで怒鳴り込んできます↓

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このシーンも好きなのです
偶然入ってしまったシロップのせいで
クリームが固まっていました!
生まれて初めてアイスクリームを食べる時の
描写が好きで

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私はいつもアイスクリームを食べる時に
この王様の気持ちになるのが好きなのです

ひとさじひとさじ掬って
人生で見たこともない
初めて食べるアイスクリームに感動する様
ここが本当に好きで
私もひとさじ掬っては
「こんな美味しいクリーム食べたことがない!」だなんて王様の真似をして食べるのです
するとアイスクリームが
さらに何倍も美味しく感じるのです
小学生の時に何度も何度も繰り返し読み
その時からずっと続いている
癖みたいな食べ方となりました

小学生の時は
この作品がフィクションであると思ってなく
ずっとアイスクリームの起源の話だと
本当に信じていたのです(可愛い)

大人になってから
この児童書がまた読みたいと思い
ネットで探して見つけました
暗記するほど読み込んでいた本ですが
それでも何十年ぶりにこの作品を手にした時は
懐かしい絵と文字にまた感動しました
もちろん片手にはアイスクリームを持って




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