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大学3年生、 完。

 私は普通の4月入学の大学生とは違って大学を9月に入学したので、年度は夏休み明けの9月に始まり、夏休みが始まる6〜7月に1学年が終わる。

 先週で期末試験は終わり、夏休み前最後の登校だったので、先週で大学3年生が終わった。

 考えてみたら濃い1年だったなぁと感じるので、今回は、今年度を振り返ってみようと思う。


(今回は張り切ってはじめての目次をつけてみました。)


今年頑張ったこと

 今年は "大学3年生" ということで大学生活後半に差し掛かり、気が引き締まって色んなことに真面目に取り組んだ年だった(と思う)。

 周りは就活を始める人が多く自分自身も将来を現実的に考えることが増え、自分の行動を自分の成長へと繋げたいという思いが強くなった。


交友関係

 去年の夏から同級生の友達の多くが留学に行き、今年度の初めは寂しくて鬱になりかけた。
 その上1年生と2年生の時とは違って取る授業も専攻のものが多くなってくるため、留学に行かなかった友達とも授業が被ることが少なくなった。(鬱 part2)

 この鬱を阻止するために私は授業で友達を作ることを頑張った。

 とにかくグループワークで一緒になって仲良くなれそうな子とは連絡先を交換してご飯に行ったり、少人数のクラスだとなんとなくみんなお互いの顔は覚えるため忘れられないように授業外でもすれ違ったら挨拶をするようにした。
 多分自分自身過去一陽キャだったんじゃないかと思う。中学と高校人見知りで陰キャだった私が見たらびっくりするだろう。

 そしてクラスメイトだけじゃなく教授とのコミュニケーションの量も増やすよう心がけた。

 教授が授業内の雑談で映画をおすすめしたらそれを観に行って感想を次の授業で話しに行ったり、フレンドリーな教授であれば少しジョークを言ってみたり。
 教授と仲良くなることで授業もサボりづらくなるし(サボったらバレるので)、ちゃんとやらなきゃと思える。

 大学での交友関係の幅を広げたことで、大学に行くことの楽しみが増えた。


勉強

 3年生になると専攻でのレベルが高めの授業を取ることが増えたため、基本的にクラスが小さかった。
 そのため授業中当てられたり、クラス全体でのディスカッションが多くなる。

 最初は常に警戒心をビンビンに張っていて疲れたが、そのアドレナリン状態が徐々にクセになり、授業が楽しくなってきた。
 そして何よりも、大人数クラスとは違って講義内容を授業中インプットするだけではなくしっかりと教授の前でアウトプットする機会が多かったため、学びの定着を実感しやすかったのが、学ぶことの楽しさへと繋がった。

 正直自分の専攻と関係ない授業や、あまり興味のない内容の授業もあったが、他分野から学ぶことで自分の専攻分野の見方が違ってきたり、普段自ら学びに行こうと思わないことを知ることができて、新鮮だった。
 よって私は自分の興味範囲とは違うところにあることからも積極的に学びたいという意欲が強まった。

 そしてこれは様々な資格勉強への興味にも繋がり、学ぶことの楽しさを再認識するきっかけになったと思う。


バイト

 私は大学入学当初からずっと塾講師のアルバイトをやっている。
 教えることが好きかと聞かれたら別にそうでもなく、ただ時給が良くて英語力を活かせるから塾講師をやっていた。
 だが塾講師3年目であった今年は、(今更)バイトへのやりがいをものすごく感じた。

 このきっかけとなったのは、受験生や小さい子を担当することが多くなったことだった。
 私が担当した生徒の中には、インターナショナルスクールに受験する12歳の女の子がいた。その子は英語がほとんど理解できず、その上極度の恥ずかしがり屋だったため、あまり話してくれなかった。これは時間がかかりそうだと感じた。
 しかし授業の回数を重ねていくごとに徐々に心を開いてくれて、素直な子だったため指示したことはしっかりとやってくれた。
 その子はその子なりに勉強を頑張り、3回目の試験でやっと第一志望校に合格することができた。
 合格したら塾は辞めることになっていたその子は、最後の授業の時に涙目になっていた。お母さんによると彼女は前日「塾を辞めたくない」と大泣きしていたそうだ。

 一緒に学ぶことを楽しんでくれたこと、そしてそれが結果へと繋がったことに関して、この3年間今までにないやりがいを感じた。

 塾講師を続けてきたよかったと感じ、これからも頑張ろうと思えた瞬間だった。


来年への抱負

 最後に、夏休み明けにとうとう4年生になってしまうため、大学最後(になるつもり)の年の抱負を考えていく。

1. 卒論にコツコツ取り組む
  → いよいよ来年から卒論を書き始める。(ひゃ〜!)
どう進めていくか、予定をしっかりと立て、なるべくその予定に沿ってコツコツと卒論を書き進めていきたいと思う。

2. 様々なインターンを経験する
  → 卒業後の就職のイメージをより具体的に掴めるよう様々なインターンを経験しながら自分の課題を認識し、自己成長へ繋げたいと思う。(多分一番真面目な抱負。)

3. 大学で培った交友関係を大切にする
  → 高校と違って大学での出会いは本当に広く、これまでの大学生活で素敵な人にたくさん出会った。その中でも、これからも大切にしていきたい友達が多くいて、でも卒業後は今みたいに気軽に会うことができなくなる。残りの大学生活で、大切な友達との時間を大事にしていきたい。


 今年をひと言でまとめると、「好きが増えた」だと思う。

 学ぶことに対する「好き」、友達に対する「好き」、自分に対する「好き」(これはまだ頑張るべきところ)、色んな好きが充実していき、それを今後もっと外面的に表現していきたいと思う。

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