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原因不明の症状に行き詰まっている方へ

はじめに
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 コロナ後遺症やワクチン後遺症に対して少しずつ研究が行われて前進していますが、治療法が確立されていない中、様々な薬や治療法を試してみても改善されず、悩んでいる方がいらっしゃると思います。
 中には、様々な方法を試して回復した方もいると思います。私自身も医療に頼りきりではなく、上手く医療を活用しながら、食事や生活習慣の改善を行い、回復させた1人です。
 症状を回復させるために大切な事の1つに「治療の流れをイメージ出来る」ことがあげられます。

 今の世の中、たくさんの情報が溢れています。ですがそれらの多くの方法は枝葉のノウハウであり、根幹の部分ではありません。
 出回っている情報の多くは枝葉部分の対症療法であり、根幹部分を理解し、根本原因にアプローチをするために対症療法を用いないと原因が分からないまま一時的には良くなるが再発する場合がほとんどです。

・血液検査で異常なしと言われた
・身体はとてもしんどいが診断してもらえなかった

これらに当てはまる方は次項に示す根本原因に当てはまる方が多いです。血液検査は病気が無いかを確かめたり、他の病気の可能性を取り除く「除外診断」のために用います。

今の日本の医療では個人差が考慮されていない場合がほとんどです。「この症状にはこの薬」と万人に効く治療を試す傾向にあります。
根本的な原因を探ってアプローチするのではなく、1つ1つの症状に対して治療を行います。
 
・頭痛→頭痛薬
・胃が痛い→胃薬
・熱→解熱剤

これらは全て対症療法です。
・なぜ頭痛の症状があるのか
・なぜ胃が痛いのか
・何が原因で発熱しているのか
根本を探ってそこにアプローチする必要があります。

コロナ後遺症、ワクチン後遺症、慢性疲労症候群、難病、不治の病、生活習慣病、、、
これはどんな症状に対しても同じ考え方でアプローチ出来ます。

 そこで今回は私の管理栄養士としての知識や実際にどのような考え方で回復まで導いたのか、経験を踏まえてお伝えします。
 慢性疲労症候群にもなったので、PSを用いての目安もお伝えします。
※独自の視点なのでエビデンス等はありませんが、活用出来ることもあると思います。

これらの回復までの正解は1つに限らずたくさんありますが、人は情報量が多すぎると選択できずに行動しない動物です。
なので、基礎となる大枠の考え方・やり方をお伝えしますが、最終的なゴールは個人差を考慮して
【あなたが無理せず継続できるやり方を見つける】 これがゴールです。
ぜひお伝えした基礎を元に自分のオリジナルのロードマップを作成してくださいね😄✨


根本原因って??
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まず初めに症状があらわれる根本原因をお伝えします。

1段目:①脳
2段目:②ミトコンドリア機能(エネルギー)
3段目:➂副腎疲労(ホルモン)
4段目:④重金属(毒素のデトックス)
5段目:⑤腸内細菌⑥消化不良⑦炎症

ポイントは、上の段の要素は下の段の要素の影響を受けやすい事です。

ピラミッドは土台がしっかりしていて下から積み上げるからこそ、バランスを崩さずに保っていられますよね?

この状態が病気でも言えます。

なので原則的にこれら5つは下の段から行っていきます。

ピラミッドのように下から積み上げていく感じです。下の段の治療がうまくいっていないのに上の段の治療だけをやると、崩れてしまいます。

どんな方法で治したい??
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突然ですが、あなたはどんな方法で治したいか明確に決まっていますか??

1️⃣薬や漢方薬等の医療のみを用いて治したい。
2️⃣医療を用いながらサプリメントを活用して治したい。
3️⃣必要最小限の医療やサプリメントの活用し、生活習慣でできる事で治したい。
4️⃣完全に生活習慣の見直しのみで治したい。


もし1️⃣以外の方であれば、お力になれると思います。
他責にするのではなく自責で選ぶのであればどの方法でも良いと私は思います。
ですが、先にお伝えしておくと、1️⃣・2️⃣を選んだとしても、生活習慣・食事内容の見直しは絶対に避けては通れない道です。
1️⃣で治したとしても、先程お伝えしたようにそれは対症療法でしかありません。根本原因を発生させるのは今までのあなたの生き方です。つまり生活習慣や食事内容が関わってきます。

状況別の食事のアプローチ法
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では、お伝えした根本原因をどのように整えて行ったのか、大きな流れをお伝えします。


1️⃣一番症状が辛い時(PS8、9)

食事で疲れてしまう、しんどくなる場合は無理に摂らないでください😊

【目的:水分の確保】

このタイミングでとにかく意識するのは【水分】です。
人の身体の20%は水分で出来ており、様々な場面で水分が使われています。その水分が無くなると脱水症状があらわれ、併発するとさらにしんどくなります😣

経口補水液のOS1やゼリー等も◯です‼
買い物が厳しかったらネット通販を上手く活用してください‼無理は禁物です❗

何か固形物やゼリー飲料等も食べられそうな場合は2️⃣へ


脱水や欠乏症を回避するために、
必要であれば点滴で対処してもらってください。
経口摂取が3日以上出来なくなったら無理せず受診する事❗
暑い時期は熱中症も考えられるので、3日経たなくても症状が悪化している場合は待たずにすぐに受診してください❗

●医師への伝え方
コロナ後遺症やワクチン後遺症が原因で
上手く話せない、段取りを考えて伝えられない
方もいらっしゃると思います。
そんな時はメモを渡すのも🆗です

例)
コロナ感染後(ワクチン接種後)から倦怠感の症状がひどく動けない。働く事も出来ない状況。
また◯月◯日〜何日ご飯や水分が摂れていない。
脱水や栄養素の欠乏が考えられるので、点滴等で対処して欲しい。

※点滴はエネルギー補給の目的では使われません。
※ビタミン剤の投与は、基本的に経口摂取ができない場合に行うこととされていて主治医の判断によります。

だからこそ情報を明確に伝えることが大切❗

下痢症状が何日もひどく続く方も脱水や栄養素の欠乏が考えられます😣
とにかく無理しないことが大切です☝️

上手く医療を活用して改善させていきましょう😊


2️⃣少し症状が緩和されたら(PS7)

 1️⃣の水分のみだと、次第にお腹が空くと思います😊そうなったら2️⃣へ進んでください。

【目的:食べたいと思うものを食べる】


生きること=食べる事
です。

 今の世の中、たくさんの情報が出回りすぎて、どの情報が正しくて、どの情報が間違っているのか考えるだけでも頭を使います😣

「食品添加物が、化学調味料が、、、」
と考えるだけでも脳が疲れてしまいます😣
どんな食品を食べるのか等考える段階はもう少し後になってからで大丈夫です。
まず基本的には食べたいと思えるものを食べる事が大切です☝️

お惣菜を買って食べる・ゼリー・アイス・果物・パン等、作らないでも食べられる食品を摂取する事が出来るくらいになったら2️⃣の段階と思って🆗

ただし、食べたい物を食べてみたら下痢症状等が起きる場合は胃腸の機能が弱っていると考えられます。
胃腸が弱い方は発熱した場合と同じようにおかゆや茹でた野菜等胃に優しい物を食べてください😊

同じ飲み物やゼリーでもエネルギーをたくさん摂れる補助食品があります。
味も何種類もあり、昔と比べて美味しくなってきました。


●ゼリータイプ↓

●ドリンクタイプ↓

●ゼリー飲料↓

上記のものでなければいけない訳ではありません。
ご自身の身体に合わせて必要であれば取り入れてみてください‼

※下痢する場合は浸透圧や吸収が関係しているかもしれないので、少しずつ飲む回数を増やしたり、ゆっくり食べる等の対策が、必要です。

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2️⃣までで大事なポイントは
①水分摂取
②ビタミン・ミネラルの投与
(経口摂取が❌の場合点滴)
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3️⃣食べられるようになったら(PS4〜6)


 2️⃣もクリア出来るようになった3️⃣へ進みます。
もし、2️⃣がしんどい場合は無理せず1️⃣に戻ったり、医療を上手く活用してください‼
 目安は自分で簡単にでも料理が出来るようになってきたかどうかです😊

ここに来てようやく根本原因の土台を整える過程に入ります❗

【目的:エネルギー摂取量が足りているかを確認する】


今の量でエネルギー摂取量が足りているかを確認します。

ワクチン後遺症やコロナ後遺症の方はミトコンドリア機能が低下していて、エネルギーや栄養素の摂取量が足りないのか、吸収できていないのかを見極める必要があります。
そこで自分自身がどのくらいのエネルギー量を摂取しているのか確認しましょう‼

オススメは「あすけん」というアプリです。
健康管理アプリなのですが有料版と無料版があり、無料版で十分活用できます😄

このアプリはなんと1日分の食べたものを入力すると、計算してくれます‼

有料版はAIの画像解析もあります😄

無料版でも1日分入力するとこんな感じで表示してくれます‼⬇

次の4️⃣にも使えるので、ぜひ活用してみてください😊

上記に加えて余裕がある方はこの段階で、

「解毒(デトックス)」

を意識してみてください。

 ワクチン後遺症・コロナ後遺症の方は
重金属や老廃物の排出が出来ず、排便や排尿の回数が減っている傾向にあります。
 グルタチオン点滴や高濃度ビタミンC点滴等も解毒の作用があり、効果があるまで個人差があるので、早めに活用されても良いと思います‼

以下の記事はお金をかけずにできるデトックス法をまとめています。
ご自身の状態や考える治療方針にそった方法で回復の道を見つけてください。



4️⃣口に入れるものの質を考える(PS0〜3)

 3️⃣で紹介した「あすけん」のアプリを活用しながら量を満たしながら口に入れる食べ物の質を考えます。

【目的:全体のエネルギーの比率を整える。どの食材を使うか質を考える。】


量を満たせるようになったら、量はそのままで質を変えていきましょう‼
ここからは特に個人差があるので、自己理解も必要です。サプリを活用したい方は不足している栄養素を取り入れてみても良いでしょう😌
症状が良くなるために行った方が良い内容のベースをお伝えします。
これを取り入れることでストレスになる場合は本末転倒なので、注意☝️

①小麦製品(グルテン)・乳製品(カゼイン)をやめる

→グルテンやカゼインは腸の粘膜を傷つけて炎症を引き起こすとされています。また血糖値を急激に上昇させるので、負担がかかってしまいます。
小麦を使った製品は、パン、うどん、パスタ、ラーメン、ケーキなど本当に多くの食品 に入っているので、できるだけ避けましょう。
小麦のかわりに、米粉を用いたり、パン→ご飯に置き換えるのがオススメです。
乳製品に含まれているカゼインは日本人は分解する酵素が少ない傾向にあり、腸内環境を悪化させてしまいます。
 

②カフェインをやめる

→疲れに対して、コーヒーなどのカフェインで対処することは危険です。
中には、対処しているという自覚すらなく、コーヒーを3杯以上毎日飲んでいるという方も いらっしゃいます。
 なぜ危険かというと、コーヒーの中のカフェインは、副腎を刺激して、アドレナリンやノル アドレナリンといった自律神経を刺激するホルモンを放出させます。交感神経が刺激さ、れ目は覚めます。
しかし、副腎自体は疲労しているので休みたいのに、カフェインでムチを打っているため、 最初は副腎も反応して一瞬元気になってくれますが、長いあいだカフェインをとりつづける と、次第に副腎はさらに疲労してしまい、通常量のカフェインでは反応しなくなってしまい ます。

「あれ?、元気にならない」ということで、さらにカフェインを増量して。。。という悪循環になり、副腎の疲労度がどんどん重症になり、立ち直るためにものすごく時間がかかるようになってしまうのです。

 副腎がもともと強くて嗜好品として飲んでいる方は別ですが、そうでない方がコーヒーを意図的にしろ、そうでないにしろ毎日やめられないような状態であれば、あなたの副腎は結構危険かもしれません。 そして、いくらカフェインを足しても副腎が反応しなくなった時、倒れてしまうわけです。

カフェインは副腎を刺激するため、カフェインを取り続けている限り、どんどん副腎が疲労してしまうことになります。

カフェインは色々なところに入っていて、緑茶、烏龍茶、コーヒー、紅茶、コーラなどに入っています。

③加工食品をやめる

冷凍食品やレトルトの中には、多くの添加物が入っています。

添加物は腸に住む善玉菌をやっつけてしまうことにより、腸内環境を悪化させてしまいます。


④大型魚をやめる

 副腎には、重金属である水銀が、とても悪化させてしまいます。有害な重金属、例えば水銀、アルミ、鉛などは細胞のエネルギーを作る動きを止めてしまいます。  
 
 一度体内に入った水銀は出にくいので、口に入れないようにする事が大切。そして何より、取り込んだとしても溜め込まずに解毒できる身体にする事が大切です😌

マグロやメカジキのような大型魚は避けましょう。


⑤血糖を急激に上げるものをやめる

 精製された砂糖は血糖値を急激に上昇させます。
急激に上昇した血糖値は、膵臓から出るインスリンによって、急激に低下し、ときに正常値以下になり、低血糖症状を引き起こします。

低血糖は生命にとって危険なため、副腎から血糖を上げるアドレナリンやノルアドレナリンが放出されて、交感神経が緊張し、副腎も疲れてしまいます。

砂糖のように血糖値を急に上げるようなものは避けましょう。

⑥硬化油、揚げ物に使う油をやめる

 マーガリン、ショートニングなどの加工した油はトランス脂肪酸といって、虚血性心疾患のリスクになったりする超絶の悪玉油です。
また、揚げ物のように何回も使用している油は酸化するので体に負担をかけます。

ただし、良い油は細胞を柔らかくしてくれるため、必要です。

食べ物に含まれる脂肪酸には飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分かれます。

普通の食事をとっているとどうしても飽和脂肪酸が多くなってしまい、そうすると細胞膜は固くなり、炎症も起きやすくなってしまいます。


避けるものが多くて大変だと思いますが、副腎を回復させるためには、とるべきものよりも、避けるべき食事の方がよほど大事です。

ですので、この項に書いてある食事をとらないようにしたり、組み合わせを考える。
だけで、驚くほど体調が良くなる方も多いです。


①〜⑥は一生やり続ける必要はありません…‼
体調が良くなったら適度に摂り入れることが可能になります。

私も甘いスイーツ等が好きなので、体調が改善されてからは週1、2回食べてます😂

大切なのは、毒素を出して、必要な栄養素を取り込める身体になることです✨

こちらの記事にまとめたアルカリ性食品と酸性食品の考え方を用いるのも有効です😊

自分に合う方法を探してください😊
方法が分からない方はぜひ一緒に探せたらと思うので、ご連絡ください✨


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まとめ
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●根本原因を知る

1段目:①脳
2段目:②ミトコンドリア機能(エネルギー)
3段目:➂副腎疲労(ホルモン)
4段目:④重金属(毒素のデトックス)
5段目:⑤腸内細菌⑥消化不良⑦炎症

●どんな方法で治したいか

1️⃣薬や漢方薬等の医療のみを用いて治したい。
2️⃣医療を用いながらサプリメント等も活用して治したい。
3️⃣必要最小限の医療やサプリメントの活用し、生活習慣でできる事の中で治したい。
4️⃣完全に生活習慣の見直しのみで治したい。

●食事のロードマップ

1️⃣一番症状が辛い時(PS8、9)
【目的:水分の確保】

2️⃣少し症状が緩和されたら(PS7)
 1️⃣の水分のみだとお腹が空く
 【目的:食べたいと思うものを食べる】
・お惣菜を買って食べる等、作らないでも食べられる食品を摂取する事が出来る

3️⃣食べられるようになってきたら(PS4〜6)
【目的:エネルギー摂取量が足りているかを確認する】
・簡単にでも料理が出来るようになってきたかどうかも2️⃣か3️⃣の一つの目安に
この段階で根本原因のピラミッドを整える作業に

4️⃣口に入れるものの質を考える(PS0〜3)
【目的:全体のエネルギーの比率を整える。どの食材を使うか質を考える。】
・小麦製品・乳製品
・カフェイン
・加工食品
・大型魚
・血糖値を急激に上昇させる食べ物
・硬化油、揚げ物に使う油
・アルカリ性食品、酸性食品

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自分が回復というゴール地点とどのくらい離れていて、今どこにいるのかを把握するための手段の一つとしてお伝えしました。
何度もお伝えしますが、血液検査も食事にも個人差があるので上記の方法が全員に適用される正解の方法ではありません。また、人によってはストレスに感じる事もあるでしょう。
なので、この内容を土台に、アレンジをしてゴールにたどり着いてください✨

少しでもお役に立てたら嬉しいです😊


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