ゆるゆる断捨離

今、目を瞑って家にあるもの全てを思い出せますか？

「夢を叶えるゾウ３」で、神様のガネーシャが断捨離をさせるシーンがある。これを読んだとき、わたしには無理だと思った。断捨離をしたい人には是非読んで欲しい本だ。定期的に断捨離はしていたものの、この本を読んでからは更に断捨離が進むようになった。

断捨離。入ってくる不要な物を断つ、不要な物を捨てる、物への執着から離れる。これを行うことで暮らしや人生が整っていくらしい。

さすがに思い出せなかったもの全てを捨てることはしなかったけど、少しずつ暮らしが快適になっている自覚はある。

Netflixで見られる、こんまりさんの「人生がときめく片づけの魔法」。これも是非見てほしい。
こんまりさんは、まず片付けるおうちに挨拶をしてから片付けを始める。最初は服から。家にあるすべての服を一箇所に集めさせ、ときめくものだけを残すよう教えてくれる。これがとても大事。こんなに自分は服を持っていたのか！と知ることができる。驚くような量だともっといい。

一回片付ければ充分！というわけでもなく、時間を置いて何度か見直して欲しい。１年前はときめくと思って残しておいたけど、１年間着てないな、とか、ときめかなくなった服とか、たくさん出てくると思う。

この方法を片付けができなかった母や祖母と一緒にやってみると、少しずつではあるが、不要なものを手放すことができるようになってきた。「高かったから」「まだ着れそうだから」と躊躇する気持ちもよくわかる。でも着ないままタンスの奥に眠らせておく方が可哀想ではないだろうか。状態がいいものであれば、リサイクルショップに持って行けばいい。まずは服から。一度やってみて欲しい。

断捨離をやるとわかるのが、自分がどれだけ無駄遣いをしていたか。その時はかわいいと思って買ったものであっても、あとから見るとなんで買ったんだろうと思うこともあった。必要のないものがわかると、新しく買うこともとても慎重になる。これを買って、また捨ててしまわないか、本当に必要か、買い物をするたびに考えられるようになり、新しく買うことが減る。すると自然とお金が貯まってくるのだ。

１日で断捨離を終わらせる必要はない。ゆるゆると、気が向いたときにやればいい。今日はこの棚の中身だけ、明日は机の上だけ、と少ない時間でもやってみて欲しい。

きっとあなたの人生が変わるはず。