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女子の武士道

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あなたの癒やしと勇気に繋がることを願って、ロングセラー『女子の武士道』『女子の教養』(いずれも致知出版社)を中心に、好評既刊本の中から「心の言葉」をお届けいたします。心に届いたな…
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2020年3月の記事一覧

未来とは「今」の連続

みなさま、ごきげんよう!

今日で三月も終わりですね。

この一ヶ月、あっという間でしたか?

それとも、長いと感じましたでしょうか。

いずれにしても、この一ヶ月の変化のスピードは
半端なものではありませんでした。

刻一刻と変化しつつ、さらに急展開がある。

その流れは、たぶん多くの人が経験したことのないもので

それだけに社会全体、いえ、地球全体が

「不安」「恐れ」という名の分厚い雲に覆わ
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激動の時代に生まれあわせた幸福を取り逃がすな

激動の時代に生まれあわせた幸福を取り逃がすな

先日、「この花咲くや会」の講座で、明治女性の生き方を学んだ際、
女子教育の先駆者である下田歌子の名言を紹介しました。

『乙女の心得』(グッドブックス)でも引用したものなのですが

今だからこそ、多くの人にご紹介したくなりました。

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このような大きな過渡時代、ことにある点において、
世界文化の将来を担っているとも申すべき
有意義な時代に生まれ合わせた

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世の中が陰気なら、上に立つ者は陽気になさりなされ(『女子の武士道』より)

世の中が陰気なら、上に立つ者は陽気になさりなされ(『女子の武士道』より)

大正7年(1918年)から二年に及んだスペイン風邪のパンデミック、
大正12年(1923年)の関東大震災、その6年後の昭和4年(1929年)から2年あまり続いた世界大恐慌、
そして、昭和16年(1941年)に勃発した太平洋戦争と、
祖母が生きた時代は、凄まじいものがありました。

明治22年(1889年)生まれの祖母は、スペイン風邪のころは30歳、
太平洋戦争のころは50代前半です。
人生半ばにあ

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いま泣いたがカラスがもう笑った

いま泣いたがカラスがもう笑った

私は、あっかるいなぁ。
今朝、お掃除をしながら、不意に、そしてつくづくそう思った。
けっこう厳しい状況でも、なぜだかすぐに楽しいことを思いついて、一人でワクワクしたりする。
こんな状態なのに、ワクワクしている自分に気がついて、なかばあきれながら、「キミは明るいねえ」と、他人事みたいに言うのです。少し離れた所から私を見ている、もう一人の私が。

どうしてなのか、ちょっと考えてみた。

意外かも知れな

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今日も二度と来ない一日。平安な心を自分で作って、大切に過ごしましょう。

今日も二度と来ない一日。平安な心を自分で作って、大切に過ごしましょう。

この十日ほど、朝起きてラジオニュースをつける習慣をやめました。

もともと、朝起きたら、クラッシックかヒーリングミュージックを流しながらヨガをしていたのですが、数ヶ月まえから、ラジオを聴くようになったのです。

でも、ここにきて、その習慣をもとに戻しました。

今は社会の展開が早いので、できるだけニュースチェックをと心がけていました。

でも、自分が大切にしている「基本」に立ち返ることにしたのです

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武士の娘は心を騒がせない。

武士の娘は心を騒がせない。

武士も、武士の娘も
どんな状況でも心の中に平安を
抱き続けることを己に躾けていました。
日々の何気ない行いは
すべてそのための修養にほかなりません。

心を騒がせないように努めるのは
それが命を守ることになるからです。

この騒々しい世の中を俯瞰していて
やはり武士道は必要だと思いました。

みんな種を持っています。
あとは目覚めさせるだけですよ。