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18-7 梅すだれ 肥後の国

自分のしでかした罪に直面した松之助は気怠さに襲われた。これから自分はどうなってしまうのか、家族は村はどうなってしまうのか。答えなく悩み苦しみ、まるで今まさに磔にされているようであった。そんなんだから、この苦しみを分かち合えるイエスへの想いは消すどころか、ますます強くなってしまう。

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