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27-4 梅すだれ 紀国雑賀 / 木花薫

坂を下る途中、あの小屋への脇道でお滝の足は止まった。小屋を見に行こうかとも思ったが、(父ちゃんは飯屋でご飯を食べてるだけだ。父ちゃんを信じよう)と飯屋へ向かった。

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