小1の壁｜子供の1人行動、お留守番対策
小学生にもなると、1人もしくは友達と習い事や遊びに行くなどの1人行動や、お留守番を容認する家庭も増えてくる。我が家でも娘と相談しながら、少しずつ実践中である。
■放課後の事件
学校帰りに、お友達2人とバスで習い事に行き始めた長女。そのバス停の前には公園があり、10分ほどバスを待つ事となる。
とある日、恐れていた事が起きた。
お友達2人と一緒に公園で遊び、バスを乗り過ごしてしまったのだ。
GPS端末を持たせていたため、私はいつものバスルートを通ってない事に気付き、おかしいなあと思いつつも、時間までには所定の場所にいた事を確認していた。「バスに乗らずに歩いて到着した。」と習い事の先生からお電話で伝えられた。
※お友達の1人が機転を利かして皆で歩いて行ったらしい。ちょっと感心。
とある日は、レッスンバックを学校に忘れた事に気付き、取りに行ってバスを乗り過ごし、学校の先生と歩いて所定の場所に到着したようだ。
習い事の先生と学校の先生から、それぞれお電話で伝えられた。
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様々な経験と共に対応力を磨いてほしいとは思うものの、まだまだ判断能力が乏しく、例えば急ぐがあまり道路に飛び出すなどといった危険行動もあり得る。何かと親も子供も不安である。
お忙しい中、周囲の大人のお力をお借りし（ご迷惑をおかけし)ているのも、大変申し訳ない思いである。
■1人行動対策｜スマホを持たせる
小学校に上がってしばらくは、長女にGPS端末のみを持たせていた。しかしながら、習い事が増え、休みの日にお友達と公園に行くなど行動範囲が広がり、上述のようなトラブルも発生、先生方等にご迷惑をおかけしている状況を鑑みて、連絡が取れるように携帯(スマホ)を持たせる事にした。
-Android端末をキッズ携帯仕様へ
両親共にキャリアでない事から、キャリアが販売中のキッズ携帯は機能制限されてしまう。我が家ではいろいろと調査した結果、シムフリーのＡndroid端末をキッズ携帯仕様とすることにした。
①Google ファミリーリンク でアプリを制限
居場所サーチはもちろんの事、端末の利用時間も把握可能であり、遠隔でロックする事も可能である。承諾なしにアプリのダウンロードもできないので、安全性の確保が可能である。
②Hamic アプリ で電話、メッセージをやり取りする
私のメインの連絡手段はLINEなのだが、LINEにはSNS機能もあり、突如知らない人からメッセージを受け取るなど、何かと子供に利用させるのは心配だ。
Hamicは限られたメンバーでLINEのように電話やメッセージのやり取りができ、「みまもり」機能により、誰とどんなやり取りをしているか、把握する事も可能である。
※この「みまもり」機能、家族でしか登録していないので、当面不要な機能と思っていたが、夫が長女の授業中にメッセージを送っている事が判明→長女のスマホは授業中に「ピロン」と鳴ったに違いない。すぐさま「授業中に音を鳴らすんじゃない。」と連絡。役に立った。
③Life360 で家族の居場所、登録地への到着や出発を確認
位置情報把握アプリは何種類かあるが、子供の見守りの点において、Life360は、登録地への到着出発をお知らせしてくれるなど、使い勝手が良い。夫と私、長女で登録した。もちろん、夫と私の居場所も相互に筒抜けである。
互いに連絡を取り合わずとも、居場所が一目でわかるのは便利である。
■お留守番対策｜スマートロックとアレクサを導入
次女の送迎時や、学童や習い事先から1人帰宅→しばらくお留守番ができると大変助かる。長女はお友達やテレビ等からの影響により、お留守番には一種の「憧れ」を抱いていたので、気持ち的にはスムーズであったが、やはりセキュリティ対策は重要だ。
①Ｑrio Lock で自宅の解・施錠を遠隔操作、確認
工事等で本格的に改造する事も可能であるが、Qrio Lockは簡易で安全性が高いスマートロックと思われる。電池を切らさないように管理する事が可能だ。友人宅に倣って導入、長女にはQrio-Keyを持たせた
②Alexa で娘のお留守番状況を見守り、いつでもテレビ通話
平日昼間に家に誰もいない我が家では、家電は導入していない。Alexaがあれば、子供の遊び相手にもなるし、見守りカメラとしての利用、テレビ電話も可能である。
■タイムリーな通知｜スマートウォッチが活躍
上述のように子供の見守り対策を行いつつも、それらの効果を最大限に活かすには、タイムリーに通知を受け取り、必要な支援ができる事が重要である。基本的には全ての通知は私のスマホに来るのだが、スマホを常に横に置いておくのは仕事中に現実的ではないし、身に付けたスマホのバイブに気が付かない事もある。
・Garminのスマートウォッチ で通知をタイムリーに確認
私がスマートウォッチを導入したきっかけは健康管理なのだが、不随機能としてついてきた「通知機能」は大変便利である。
上述した娘からのHamicからの連絡、Life360からの到着/出発の通知、Qrio Lockからの解・施錠通知、Alexaからの呼び出し、全てスマートウォッチに通知が来て大変助かっている。
メイン連絡手段のLINEからのメッセージ内容を確認、簡単な返信もできる。
尚、Garminを選んだのは、充電の持ちの良さと、充電のしやすさを重視したからである。
めんどくさがりの私には毎日充電する事もハードルが高いが、簡単であれば話は別である。実際に週1程度の充電で十分であり、スマホのように充電プラグを差し込むだけの簡便さが継続利用できている主な理由である。
■まとめ
低学年の1人行動、お留守番対策としての我が家の例を紹介させていただいた。便利な機能を利用できる世の中であった事に感謝している。
今は、娘も安心のための施策として、快く有効に利用しているが、そのうち、居場所が知られることや、見守られている事にうっとおしさを訴えて来ることもあるだろう。それもまた楽しみにお待ちしてみよう。