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いかにして子供の安全を守るか、消えない罪悪感と戦う

正直、保育士さん達には頭が上がらない。

時々、園で娘達が怪我をして帰る事がある(あった)が、状況を細かに説明してくれ「すみません💦」と謝られる。
しかしだ、週5日預けている園での怪我よりも、週2の土日に、親が見ているはずの時間に怪我をしている割合の方が圧倒的に高く、むしろ「いつもありがとう。どうしてそんなに怪我が少ないのか?」である。

育児に不慣れな親のために、沢山のアドバイスをいただいてきた。
泣いている理由もわからずに途方に暮れ、「泣きたいのはこちらだ」と思う日々の中、プロの保育士さん達にどれだけ励まされてきただろうか。家では嫌がる食事も、園では沢山の励ましにより良く食べてくれるらしい。さすがプロの扱いである。

そして、子供のなつき具合から、沢山の愛情を注いでくれた事は良く理解できる。単身赴任中だった夫がお迎えに行ったとき、泣きながら園に戻ったのは園の居心地が良かったからであろう。(夫はお菓子で釣った。。)

一緒に沢山の愛情を注いでくれ、親も子も成長させてくれた保育士さん達には感謝でいっぱいだ。

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しかしながら、園での悲しい事故のニュースも時々見られる。

バスの中に取り残されるという悲惨な事故、園内での虐待、プールの事故などなど、胸が痛む。他人事ではない。

大切な我が子を預けた先での事故で、失ってしまった我が子に対する親の無念は測り知れない。









・なぜ、今日までのサインを見逃してきたのか。
・どうして、ここに預けたのか。
・まだ小さき命を預けてまで働く必要があったのか。









預け先に対する憤りと共に、どれほど自責の念に駆られるだろうか。

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残念ながら、いついかなる時でも安全が確保できるとは限らないであろう。

・1人の乳児のお世話に対し、2人の大人(両親)がヘトヘトなのに、保育士さん1人につき1、2歳児は6名が配置基準のよう。その配置基準、本当に安全が保障できるのであろうか?
・幼き命を預ける大切な施設、監査などを強化すべきなのではないか?
・余裕をもった運営が可能なよう、園への待遇を上げるべきではないか?

と、社会的な問題もあるものの、属人性もあるであろう。
複数の園を選択できる状況にあり、園内を見学、保育士さんの人柄を確認、園に対する口コミなど周辺情報の収集もできれば行っておきたい。

といっても、「複数の園を選択でき、希望する園に入園できる」これがまたハードル高しである。

「いかにして子供を守るか」
・・怒涛の毎日であるが、まずは毎日の子供の表情の確認及び、保育士さんとの密なコミュニケーションが重要ということだろうか。

母は園に最大限の感謝を示しながらも、消えない不安や罪悪感と戦ってる。