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登場住人紹介|心の中に6人の住人がいたので、自己分析ができた話

※紺野うみのエッセイマガジン『心の中に6人の住人がいたので、自己分析ができた話』に登場する住人たちの紹介です。この連載は、一度購入するとシリーズで続編が読めます。単話ごとの購入も可能ですが、継続して読む場合はマガジンの購入がお得です。

無料導入編➤はじめに|私の中に誰がいる?
登場住人紹介
第1話|自己否定だらけの私を変えたもの
第2話|心の扉を開く旅の始まり
第3話|隠す者と隠される者
第4話|鉄壁の守りが崩壊したワケ
第5話|6つの扉が明かされて
第6話|住人チームコンサルティング
第7話|自分という世界の外交と内政


私が《自己人格分析》を確立するまでの第一歩目は、自分自身の中にいた「彼ら=住人たち」を見つけていくことからスタートしました。
心の中にあった6つの扉の奥に、それぞれ存在していた個性的な人格の要素――私はそれを、内側を冒険するかのような形で知っていったのです。

私の中には、それぞれの扉に対応した6人の「住人」がいるのですが、この記事では彼らのプロフィールを公開していきます。
エッセイ本編の登場人物を追いかけるような感覚で、楽しく知っていただけたらうれしいです!


◎リンさん

リンさん

◆◇◆外見◆◇◆
20代後半の女性。
黒髪ロングで、外見の雰囲気はちょっとオシャレ。

◆◇◆名前◆◇◆
最初のイメージでサバサバとした雰囲気が「千と千尋の神隠し」のリンさんに近いなぁ、と思ったいきさつで。​
もうちょっとだけ、女性らしさがあるかな?笑

◆◇◆性格◆◇◆
さっぱりした性格。大雑把で開けっぴろげな性格で、細かいことにはこだわらない。
「別にそれくらい良いんじゃない?」が口癖。
くよくよしないタイプ。エネルギッシュでパワフル。
社交的でよく喋り、とにかく陽気。一人の時は、鼻歌をよく歌う。
自分自身もよく笑い、人を笑わせるのが好き。

◆◇◆特徴◆◇◆
興味のないことに関しての努力は、大の苦手。
「今を楽むことが一番!」という考え方の、究極ポジティブガール。
行き当たりばったりになりがちで、彼女に任せきりだと計画性が薄くなる傾向が……。


◎グリーンダカラちゃん

グリーンダカラちゃん

◆◇◆外見◆◇◆
5歳くらいの女の子。
髪はボブで栗色猫っ毛、天使っぽいイメージ。​

◆◇◆名前◆◇◆
彼女がなんとなく、某CMに出てくる女の子のイメージに近かったことから。
人に説明する時、「グリーンダカラちゃんみたいな子」と表現したことがきっかけ。

◆◇◆性格◆◇◆
可愛くて、素直で、無邪気で、誰からも愛されるタイプ。
動物や植物が好きで、人見知りもせず、いつも自然体。
人間の子どもというよりは、もっと神秘的な存在。
彼女の場合は自分に対する欲がなく、動くのはいつも人のためであり、心の中の調整役(バランサー)を担っている。
だからこそ住人すべてから好かれ、信頼され、受け入れられている。

◆◇◆特徴◆◇◆
私にとっては、表に出てくる自分の要素というよりも「お助けキャラ」的な意味合いが強い。
身体は小さいけれど一番愛情深く、初期の自己理解の段階でも、いつもサポート役をしてくれた。
自然や神社などの場所に行くことが、彼女にとってはいわゆるエネルギーチャージのようなもの。
言葉はしゃべらないが、意思疎通に困ったことはない。テレパシーのような感覚?


◎ヒロさん

ヒロさん (1)

◆◇◆外見◆◇◆
30代後半くらいの男性。
和服で眼鏡の、昭和の小説家風優男。​

◆◇◆名前◆◇◆
過去に書いた小説に登場する、とある人物のイメージそのものだったため、そのまま命名。​
本名は、いがらしひろゆき。笑

◆◇◆性格◆◇◆
穏やかな性格で、もともと主張も控えめなタイプだが、内側に芯はある。
争いごとを嫌うので、強いキャラクターの人物には、決してたてつくようなことをしない。
もっぱら、他の住人の仲裁役やなだめ役になることが多い。物分かりが良すぎる面がある。
おおらかで人を許容し、フォローしようとするやさしいおじさん。​

◆◇◆特徴◆◇◆
基本的に、私の「好きなもの」を担っている。内面の核のような人物。
日本の文化や自然を愛し、精神論や生き方について、静かに思考することが大好き。「和」のものに目がない。
書くことがライフワークであるとともに、自分の「役割」だと認識している。
自分の価値観を人に押しつけはしないが、人からそれらが侵されないよう守っている。


​◎委員長

委員長

◆◇◆外見◆◇◆
小柄な女子高校生。
ザ・委員長スタイルの、三つ編み眼鏡女子。いつも背筋がぴーんと伸びているようなキャラ。笑​

◆◇◆名前◆◇◆
委員長は委員長だから委員長になりました。笑
実は、私が高校時代に委員長をやっていた、という理由もあるかもしれない。​

◆◇◆性格◆◇◆
優等生でいたがる。周囲に気に入られたいので、良い格好しい。
悪事を見聞きしたり、悪口を言ったり聞いたりするのが大嫌い。
人当たりが良く、とにかく礼儀正しいが、トラブル防止の八方美人からきているパターンが多い。​

◆◇◆特徴◆◇◆
いわば外交(対人時)における、司令塔のような存在。裏ボス。笑
善悪の基準、許容と拒絶、モラルの判断も、おおむね彼女が握っている。
かつての私は、人と接する時に9割方、彼女が自ら外に出てきていたが、気を遣い過ぎてしまい疲労がすごかった。
住人の存在を理解してからは、他の住人たちと協力できるようになり、その鎧風な装備も解除できるように。
細かい気配りが必要な場面では、「人の表情センサー」なるものが勝手に発動する。笑


◎アニキ

アニキ

◆◇◆外見◆◇◆
男子高校生。
ぶっきらぼうで雰囲気は不良風なのだけれど、明らかに「なりきれてはいない」と思う。笑​

◆◇◆名前◆◇◆
よく考えると「不良」というよりも、「兄貴」っぽいポジションなのだと後から認識。
最初にフィーリングでつけたネーミングだったため、​無意識なのに的確で感動したケース。

◆◇◆性格◆◇◆
口が悪くて、気に入らないことや納得いかないことには、内側ですかさず反発・反論の意思表示をしている。
情熱系とんがりボーイ。不良ぶってはいるのだが、どうも根はただのいいヤツ。笑
弱いものいじめみたいなことは大嫌いだし、なんだかんだ面倒見がよかったりする。​

​◆◇◆特徴◆◇◆
委員長が怒りや反発の心の存在を否定していた頃は、彼は絶対に表には出てこられなかった。
そのため、私は長い間彼の存在を認識できずにいた。
自分の中の「怒り・反発」は、このアニキをはじめとする「住人」を自覚してからやっと気づくことができたもの。
彼が心の中で発散をしてくれているので、感情を溜め込まずに消化できている。


◎まもるくん

まもるくん

◆◇◆外見◆◇◆
10代後半の男の子。
上下白い服を着た、地味な出で立ちの黒髪少年。​

◆◇◆名前◆◇◆
自我を捨てかけてしまっていた時、感情を無くして耐えることで自ら楯となり、私の心を「まもる」子だったから。​

◆◇◆性格◆◇◆
無口で、表情もほとんど変化せず、感情の起伏がなかった。
何も考えず、感じず、無になって黙々と作業や仕事をこなす。
基本的にひとり世界を閉じて過ごしているので、マイペースで、良くも悪くも外界からの影響を受けない。
辛いときは彼が表に出て、心や感情を殺し、身代わりになってくれる。​

◆◇◆特徴◆◇◆
当時、部屋にいるときは、膝を抱えるようにじっと音楽を聴いているだけだった。
なので、部屋の中に家具はなく、CDラジカセが一台あるだけ。
そもそもまもるくんは、辛いことをただじっと堪えるしかないときに、重荷を背負うために出てきてくれていた。
現在はさまざまな変化と成長により、私自身がも彼のことをよく理解できるようになり、大きな変化があった。
彼の存在のテーマは「生活」と「期待」。(これについては、少しずつ明かします。笑)


➤住人を通じて見つめる「心」

かつて、心の中に「正しい理解ができていなかった自分の一部」があることを知った私は、彼らの存在をきっかけに深く自分の心に「興味」を抱くようになりました。

彼らが、いったいどんな人物なのか。
何が得意で、何が苦手で、何を望んでいて、何を嫌がっていて、何が好きで、何が嫌いなのか。

「住人」について知ることは、「自分の心」について知ることそのものでした。
ここで紹介している住人たちは、あくまでも私、紺野うみの中にいる人格たちですが、誰しも一人ひとりにこのように姿を捉えることができる「住人」がいます。

もちろん、イメージの得手不得手で、この方法が向いているかどうかに差はあります。

「私はイメージするの得意!」とか「こういうの実はすごく好き!」とか「ワクワクしてくる!」といった方……たぶん向いてます。笑


➤自分の心について知りたい方へ

大々的に宣伝をするとキャパシティ的に対応が難しくなったり、そもそも個人的に広告が苦手&下手ということもあって、実はこの「住人探しサポート」はわりとひっそり続けておりました。

ただ、ご縁をいただいた皆様にご依頼をいただき、その中でコツコツ積み重ねてきた自己分析サポートの経験や実績は私にとって大きな宝物になっています。

これまでもさまざまな方の住人を一緒に見つけ出し、その魅力や課題について考える機会をいただいてきました。

【あなたの心の住人探しをお手伝いする、自己分析サポート】

※ココナラからの受付は現在満枠対応中ですが、実際にご依頼をくださった方からの感想などは下記にあります。

このサービスは一人ひとりに対応したものですから、もちろん量産ができないので……実のところ分析とメッセージ作成に時間も手間もかかりつつ、やりがいがすごくて。
ずっと、コツコツと心血を注いで続けていたりします。(舞台裏の話ですみません。笑)

今後どこまで、同じ価格のまま個人の皆様のご依頼を引き受け続けられるかは解りませんが……それでも私自身が感じられる「人の人生と心の中に希望を見出す幸福」がすさまじいので、できる限りは続けていきたいです。

それと同時に、私の話だけではなく「いろんな方の住人達」の物語を、さまざまな事例としてご紹介していけたらいいなとも考えています。何しろ、みなさんの中にいる住人達も、ものすごく素敵で魅力的なんですもの!

とにかく、この方法で自分の本心をしっかりと捉え、自分の魅力や人生の可能性について希望を抱ける人が増えていったらいいなと思っています。

ただでさえ、心の課題に向き合うことは、苦しみや痛みを伴うものですからね……。
少しでもユニークに楽しめるような形で、自分の心と向き合って、自らの個性を客観的に掴んでいただくきっかけになれたらいいなと願っています。

自分の心と向き合いたいと思ったとき、きっとあなたの中にいる「住人」たちが、力を貸してくれるはずです!
もしよろしければ、このマガジンなどを通じて、ちょっと異色の自己分析に関する情報を追いかけてみてくださいね。

今後もぜひ応援していただけましたら、大変うれしく思います。


紺野うみ

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このマガジンは『心の中に6人の住人がいたので、自己分析ができた話』電子書籍作成に向けた、β版としてリリースしていきます。どれだけの量になっても、この価格でお届けしますので、気軽に楽しくお付き合いいただければと思います♪

略して「ココロク」。 委員長、ヒロさん、まもるくん、アニキ、グリーンダカラちゃん、リンさん……。 紺野うみが心の中に見つけたのは、6人の…

世の中を少しでも明るくする言葉たちを、心を込めて多くの方に届けていきたいと思います。 紺野うみの活動を応援していただけますと、大変うれしく思います!