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回復力(レジリエンス)を回復する旅。〜御殿場→箱根〜1

「このままじゃあなた
ストレスから大病患いますよ」

という世にも恐ろしい事を言われた。

自覚はある。
メンタルの調子も
体調も
もう、アンコントローラブルなところまで
来てしまい
色々な方々にご迷惑をおかけしていて
本当に申し訳ないと思っている。

もう
頑張る
大丈夫
では済まされないところまで来てしまっているので、対処した方がよいと思います。
というより、して下さい。


・・・・。

自分の今一番の望み。
それは東京脱出だった。
旅をしたかった。

今までずっと我慢してきたが
我慢した結果がまさかのこれだった。

情けない、と思う
どれだけ弱くて贅沢なんだ、と思う。

自分を責めそうになった時に

それは違う

と言われた。

私は普通にしていても
普通の人より外部から情報が沢山入ってきてしまうし、いちいちそれをまともに受け取って自分の中に入れてしまっては
それらを一つ一つ分析して解決しようとしているので、
最初から人と基準が違うので
それは弱いとかではない。
体質性質の問題だ、との事だった。

そして、私の場合は
タダでは起きない精神で(笑)
自分のそういう性質を活かして仕事をしているので、良い時は良いのだけど
一方でここ暫くみたいなコンディションでは
尚更疲労が蓄積してしまう

そんな時に

今年度は講師の仕事で色々あった。
仕事外の自分の事でも色々あった。


ある日

あ、無理。

と、体がストップしてしまった。
不調が次々に体に現れ
不安感が頻度を上げて自分を襲い
夜眠れなくなり
突然に涙が止まらなくなり
足が動かなくなり
吐き気と頭痛が止まらなくなり

そこまでになっても
まだ自分に負けないで、頑張ろうよと発破をかけ
頑張ろうとする自分・・。

そんな時に
このnoteの一番最初のあの言葉を言われた。


今休みをとるなんて、旅に出るなんて申し訳ない・・という気持ちを引き摺りながら
珍しく沈んだ気持ちで一泊だけ、旅に出た。


御殿場へ。
前からアウトレットに行ってみたかった。
洋服や素敵なものを沢山見たら
少し気持ちが晴れて元気になれるかもしれない。
また、御殿場行ってから箱根に行くって
少しだけ憧れていた。
ショッピング(見るだけww)と温泉。
自分の好きなものを詰め込んだ旅。

殆ど日本人の乗客がいない、外国語がやたら飛び交うバスの中。

ボーっとしているうちに御殿場到着。

風が東京とは違う。
静岡は15年振りくらいではないだろうか。

アウトレットだから
そんなに欲しいものはない、と思って
正直たかを括っていたが
甘かった(笑)。

御殿場のアウトレットは
外国ベースのアパレルが沢山入っているため
ステージで着用したらピッタリな
ドレスやキラキラ大ぶりなアクセサリーが沢山沢山あった。

(日本ベースのセレクトショップだと、ステージに映えるものを見つけるのが難しかったりする。
大昔、NYで衣装に・・とプチ爆買いしたww。えぇ1ドル81円まで下がっていた頃のお話ですよ・・)

また、某メーカーのトレンチコートを
私は喉から手が出るほどほしいと思っているのだが
そのメーカーの直営店がございまして
そのトレンチコートが何と¥65,000くらいリーズナブルに買える。
念の為に
アウトレットのラインと
普通の店舗と
取り扱っている製品は同じですか、
と聞いてみたら
同じでございます、
とのお返事でした。

それでも今の私にはトゥーマッチエクスペンシブなので(笑)

(そのトレンチコート、これだけ値引きになっていても6ケタ余裕で超えるお値段なので・・ただ、本当に伝統ある素晴らしいコートです。ちなみにウチの両親はそのコートをお揃いで持っている・・ww)

定番商品なので、1年か2年お金貯めて
またここを訪れるべし

と心に誓う(笑)。

ここのアウトレット
ステージ衣装のために
年に1回か2回、セール時に訪れられたら
最高だなぁとか思う。

カルーセルがあった。

敷地内が広大すぎて
滞在時間では殆どお店を見る事ができなかった。
本気で買い物する気なら
ここは一日がかり。
箱根と一緒にはくっつけられない
という結論に至る。

何事も経験。
経験して良かった。

今日の交通手段はバスだったので
いつものように特急や新幹線にスタバto goは出来ず

アウトレットで休憩がてらスタバ

こちらこそThanks😊!

休憩したのが凶と出たのか
折角高くなってきたテンションが落ち着いてきたからか

頭痛が出てきてしまった。
しまった、痛み止めを今日は持ってきていない。
頭痛と同時に
ディプレッションも湧いて出てしまった。
悲しみや不安が気持ちいっぱいに広がってしまう。
旅をしている時なのに。
食べ物の匂いが辛くなってきてしまった。

店を出る。


心が悲しみに支配されるなら
それもまた一興
と思った。

今日明日は、とことん自分と付き合うつもりだったから。

自分がそのような状態に陥ってしまうのなら
それを押さえつけるつもりはない。

無理に
旅行だし!
楽しもうよ!!
と、言うつもりもない。

そもそも、私は
私に物申したい事が沢山あるのだろう
絶対にある
山程にあるはずだ
と自覚していた。
今年、我慢ばかりさせて無理やり頑張らせてきたのだから。

いや、今年だけじゃない。
20歳頃から、思えばずっとそうだった。
自分の気持ちを無視して蓋をして
周りの要望や要求に従う、応える、言いなりになることばかりしてきた。

そのうちに
自分の事は周りには伝わらないし
伝えちゃいけないし
伝える資格も自分にはない

と思うようになり

人に対して最初から諦めの気持ちを
持つようになり

自分と自分以外の人の間に
気付かれないように見えない大きな高い壁を建てるようになった。

それ以来

自分の我慢の限界がくると
今まで仲良かったのにある日突然絶交・断交する
という人間関係を公私共に繰り返すようになった。

私は我慢の限界まで
人には柔らかい親切で丁寧な態度を継続するため
(↑可能性のある限り頑張ろうと思っている)

相手からしたら態度の急変や契約の終了には
寝耳に水くらい驚くらしいが
(それで「ばくだんいわ」というあだ名がついた20代の頃・・。)


こちらからしてみたら
そもそもあらゆる人間関係には壁がある前提なので
仕事ならきちんと信頼・リスペクトするが
人間としてはどんな人でも
基本誰も信用していない
というスタンスがしみついてしまったがために

切るときに何の躊躇いもなく
相手をバッサリと切ってしまう

(一方で私も人からよくバッサリ切られるので
お互い様やな、と思っているし
それに私を切った人を全く悪く思わない。
それは相手の当然の権利だし
今までお世話になりました(ペコリ)、と思うし
・・結局のところ、私は自己保守のため
人間関係に何も期待していない。
中二病を40代半ばまで拗らせてしまっているな・・)

という、我ながら良くない癖がある事

結局それは120パーセント自分の責任で

自分を犠牲にして関係が成立する不潔なコミュニケーションや仕事のやり方しかできなかったという事の証明でしかなく

(人を褒め過ぎてしまう傾向もそこ↑に起因している。
実を言うと、褒める・・というか、その人が言って欲しそうな言葉を何となく察してしまい、それを伝えてしまうのだ私は。むしろ失礼極まりない・・。)

そんなコミュニケーションを重ねて仕事して
日々暮らして

自分が壊れない訳がないだろう

と、今更ながら
本当に今更ながら気付いた。

今まで自分はどれほど
自分の内側から自分に向けて
訴えて
叫んできた事だろう。

自分が自分に
今までずっと
既読スルーしてきたのだ。

だから、今日明日くらいは
自分ファーストにする。

頭が痛くなるのであれば
痛くなればいいし
悲しいなら悲しいでいい。

言いたいことがあるなら
私に言いたいだけ言って欲しい。

今回の旅の期間
感情が大荒れするかもしれない事を
実は覚悟して受け入れるつもりで
旅行に出た。

頭が痛い痛いと
御殿場を後にし
箱根行きのバスに乗る。

続く。

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