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ママの余裕がない時のトイトレは禁物。

こんにちは。はじめまして。4歳と1歳の娘を育てている、シングルマザーのハナです。

私のnoteは、自身の離婚と育児で困った経験から得たものを、困ってるみなさんにお届けできたらと書いてます。

今日はですね、私が離婚協議中に最も困った、「長女のトイレトレーニング」のお話をしていこうと思います。

離婚協議のタイミングと、お子さんのトイレトレーニングの時期が被るなんて事も、日本国民1億2千万人いたら一人や二人いるでしょう。

しかも、離婚協議中バージョンの子育てマニュアルなんて、ほぼないでしょう。私は、困ってネットをあさりましたが、サラっとしか書いてませんでした。

ですからお困りの方に、私の経験が少しでも役に立てばと、少々マニアック?な話をさせていただきます。

結論から申しましょう。

結論からお話しすると、離婚協議中のトイトレは、しないことをおすすめします。子供も、ママかなりの負荷になります。

そして、子供のトイレトレーニングは、とんとん拍子に進まないのがほとんどでしょう。長い忍耐が必要となります。たまに、奇跡のスピードで終わるトイレトレーニングの話も、耳にしたことがあります。ですがそんな奇跡は、自分には起こりませんでした。

きっと、今回の私の記事を見ていただいている人の中には、トイトレが思うように進まず、「どうしよう。」ってなっている方がいるかと思います。


では、なぜ私は離婚協議中のトイトレを絶対にお勧めしないのか、理由を説明していきましょう。

時間のかかった私のトイトレ

私は、長女が3歳半年になる頃に、ちょっとやる気をだしてトイトレを開始しました。これがトイトレステップ第一段です。

元々3歳になる前から、朝起きるとおむつが汚れていない!ってことが何度かありました。そこで、喋るアンパンマンがついた子供用便座を用意して、トイレで座ってみるを開始しました。

しかし、排尿が成功したことは一度もありませんでした。喋るアンパンマンを楽しんで、とにかくトイレに慣れる事を試みました。

次女の出産で実家に帰った時に、両親から「まだ、トイレできないの?ちょっと練習した方がいいよ?」なんて急かされました。そこで少しだけやる気を出して、実家でトイトレをすることになったのです。これがトイトレステップ第二段です。

その時は、便座はアンパンマンのついたカラフルなものを用意し、トイレに行けたら渡すご褒美のアンパンマンシールも購入しました。そしてそのシールを貼っていき、全部の箇所にシールを貼るとゴールにたどり着くようになっていて、裏側は表彰状になっているアンパンマンの台紙も準備しました。

3人子育て中の先輩が、「子供に可愛いパンツを履かせると、トイトレがうまくいく」という情報を教えてくれました。

ですから、アンパンマンの絵が描かれ、尚且つおしっこを漏らすと泣いたアンパンマンの顔の絵が浮かび上がる、可愛いパンツ買って履かせました。

私は、「これだけ娘の大好きなアンパンマンでトイトレ道具を固めたのだから、できるようになるだろう。」と高をくくっていました。

そして、そのアンパンマンパンツを履かせましたが、アンパンマンが泣いてしまうと、床にもおしっこが漏れていました。私の顔も、一緒に泣き顔になっていたでしょう。


周囲のトイトレ成功事例と比べない


分かっている方が多いと思いますが、トイトレの原則は決して周囲の子供と、自分の家の子供を比較しないことです。

3歳前後は、ママたちもトイトレを気にしますし、保育園でもトイトレの話題を出してきます。

しかし、あくまでも子供の膀胱の機能の発達には、大きな個人差があります。ですから、3歳前後の時期に話題になりますが、発達の個人差によっては、トイレの自立が小学生になる事例だってあるのです。

私の友人達の子供は、トイレの自立が早い子が多く、最速の子は一歳半?とかって言っていた記憶があります。

「え、一歳半?え?嘘嘘?…え?」ってなっていました。

その子は、紙おむつと布おむつを併用していた子で、気持ち悪いの感覚が身につくのが早かったそうです。

たしかに、布おむつを使っていた人によくみられる意見です。

一歳半はもう最速ですが、多くの周囲の事例は、3歳前後で日中のトイレが自立しているケースが多かったのです。

保育園でも3歳クラスの時に、「年度末までに、日中トイレで排尿できることを目標にしたい。」と言われました。

今考えるとかなりハイレベルな目標。
そして、保育園の先生はこう続けました。
「なので、おうちでも気持ち悪いの感覚を身につける為のパンツを履かせて頑張ってみてください。」と言ってきました。

私はこの時離婚協議中でした。しかも、実家から遠い都内の自宅でワンオペ育児を始めたばかり。疲労困憊マックスの時でした。

心の中で「今、この状況でですか?」と聞き返しました。心の中ではなくて、声に出して言えばよかったのにと、今振り返ると思います。

言い訳になってしまいますが、その時は冷静に物事を考えられる状況では、ありませんでした。

そして、言われるがまま、トイトレを開始してしまったのです。

地獄のトイトレ

そして、トイトレを開始しました。

まず、トイトレを開始する前に準備する事がありました。私のお家は賃貸で、和室のお部屋があり、その和室がちょうどおもちゃ部屋となっていました。ですから、畳への尿汚染をなんとか防ぐ必要がありました。

なので、畳の上に防水の簡易シーツを敷き、ジョイントマットと呼ばれる、厚みのある水を弾くマットを敷き詰めました。この作業が、当時の自分にとってはなかなか面倒で、苦労しました。


まずこの準備が第一関門で、マット購入から敷き詰めるまでに、だらだら1ヶ月程度かかりました。

そして、第二関門は、やはりひたすら長女がら漏らした所の床を拭き、そのあとシャワーに入れ、汚染した服をハイターで除菌するのルーティーンこなすことでした。

このルーティーンをですね、一日10回程やっていました。ですから、履くパンツとズボンがなくなったんですよ。本当に。

1時間に一回ペースで、泣いたアンパンマンのパンツとズボンが溜まっていきますので、大きなバケツが山盛りになっていました。

そして除菌が終わり、ある程度パンツとズボンが貯まった段階で、洗濯をします。

ちょっとこの工程、書いて思い出すだけでも疲れてきました。ってくらい、なかなか大変でした。

こんな大変なことを、離婚協議中のしんどいメンタルに追加してやるんですよ?

何の修行かわかりませんが、こんな地獄やるべきではありません。いわゆるカオスでした。私はこんな状況ということは、娘へも悪影響がでしまた。

娘に恐怖のトイトレにさせてしまった

結局トイトレは娘のトイレの自立させるというプラスな行動であるはずが、私が娘の失敗の積み重ねにイライラして、娘が恐怖を感じる時間になってしまいました。

そもそも、トイトレは失敗するのが前提です。
それを支える親が、広い心で失敗をサポートしなくてはいけません。

決して、怒るという行為をとってはいけないのです。文献を開いても、トイトレの失敗をとがめることは、子供が神経質になりすぎ、余計失敗が増えると記載がありました。

失敗しても「大丈夫、次うまくいくよ!」って声をかけてあげないといけないんです。

長女は、遊びの最中だと、漏らしていることにすら気づきませんでした。
もらした気持ち悪さ<遊び 
なんです。

そして、そのまま遊び続けるので、床も汚れました。

あとはですね、こちらもこまめにトイレにいかせるのですが、不思議なことにトイレではおしっこはでないのに、トイレから出て茶の間に戻ると漏らすんですよ。

こんな感じで最初からはうまくいきませんでした。
そもそも長女の膀胱機能は発達していなかったのでしょう。

そして、私もうまくトイトレが進まないことに、イライラしていました。私は、もう普通の生活と育児をこなすだけで、いっぱいでした。

ですから、こんな大変な労力のかかるトイトレをすることなど、到底無理な事だったのです。

そして、失敗を重ねた長女に叱責してしまいました。そして、長女は「もうパンツ履きたくないよ」と泣きながら訴えてきたのです。

このようにトイトレは、最悪の結末となりました。そして、しばらくトイトレはお休みすることにしました。

離婚協議中の娘も傷ついていた


そもそも、こんな離婚協議中の状況下でトイトレなんかすべきなのか?と疑問に思った私は、ネットで離婚時期のトイトレについて調べることにしました。

すると、情報がほとんどなく、やっとみつけたものにはサラッと「離婚時期は、子供も傷ついているので、トイトレは不向き」的な事が書かれていました。

「そうだよねー。」と思いました。

その通りで、離婚協議で私もメンタルをやられていましたが、長女もいつまでも父親が帰ってこないことに、不安や寂しさの思いをいつも表出していました。

当時3歳半年でしたが、いなくなった父親を毎日探していたり、父は何をしているのかと気にしていました。

そんな娘に、精神的にも身体的にも負担となるトイトレを、こんなメンタルの傷ついた状況にブッキングする必要事など無かったのです。

今当時を振り返ると、冷静にそう思えます。

突然成功したトイトレ

そして、数ヶ月後。
思い立って、またトイトレを開始してみたのです。

トイトレ再開の理由は確か、何度か朝一のおむつにお漏らしがなく、膀胱機能が発達してきたか?と思えたからです。

今度は決して怒らないことを誓い、トイトレを開始しまた。今回も前回同様、何度も掃除とシャワー、洗濯の無限ルーティーンなんだろうと腹をくくり、トイトレに挑みました。

1日目、やはり何度も失敗してしまいました。そして、「また明日もやってみよう!」と声かけをしました。

2日目。この日奇跡が起きました。2回ほど失敗した後、娘が突然「ママ、おしっこでる」と言い始めたのです。急いでトイレにつれていくと、本当にトイレで排尿することができたのです!

そのあとも何度も「ママ、おしっこ。」と教えてくれるようになったのです。本当に突然でした。でも、本当に長女がトイレをできるようになる日は、やってきたのです。

その後何度か失敗はありましたが、1週間程度で日中の排尿は自立しました。

めちゃくちゃ長女を褒めて、褒めちぎりました。

気長にその時を待ちましょう

私の事例のように、子供がトイレができる日は必ずきますし、ある日突然だったりします。

子供の体の成長は、ムチを打って促すものではないと思います。

なにより、両親の離婚や離別で傷ついた子供の精神面でのケアが一番に優先される事なのではないでしょうか?


ですから、離婚協議中のあなたも子供も、これ以上の無理はせず全てが解決し、落ち着いてからトイトレでもよいのではないでしょうか?

健康ではあれば、そのうち必ずおむつは卒業できます。ですから、どんなに周りがオムツを卒業していようが、保育園がトイトレを促してこようが、焦る必要はありません。

離婚で傷ついているあなたと子供は、そんなこと今はスルーでいいでしょう。どうか、心と体のケア一番に優先してあげてほしいと思います。


ハナ

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