酔って仕事の愚痴、プチ・プロポーズは最悪。 「飲みデート」のメリット、デメリットを考える。
東京・池袋「婚活エグゼ」チーフアドバイザーの坂田です。
雨が降ると蒸し暑い季節になりました。
蒸すのはいやですが(笑)、曇りや雨の日は光がやわらかいので、紫陽花が美しく見えますね。
さて、婚活ではカフェやランチもあれば、夕食やお酒も含めた夜デートもあるかと思います。
お酒、アルコール関係がまったく飲めない方は、特に問題ないかと思いますが、今回は「飲み」を前提にしたお話です。
お酒は「両刃の剣」
私はビール、ワイン、ウイスキー、焼酎、日本酒、何でも飲むので、その時の料理に合わせて選びます。と言うか私の好みはさておき(笑)、お酒を含む飲食にはメリット、デメリットがあります。
メリット
1 お互いにリラックスしながら会話ができる
2 お酒と食事が合うと、料理がより美味しく感じる
3 お酒の嗜好があえば、日常生活の食生活もイメージしやすい
デメリット
1 酔って会社や仕事の愚痴を相手に話してしまう
2 店員や会計のやりとりの際に普段と違う態度で接してしまう
3 酔った勢いで、好意があること、結婚したいことなどを話してしまう
4 下ネタトークや、相手に性的なアプローチをしてしまう
ではメリットから考えてみます。
1 お互いにリラックスしながら会話ができる
まだお互いに不慣れな状況だとすると、会話の中にも緊張感はあると思います。そんな2回目、3回目のデートで、夜にお酒を飲みながら食事ができれば、「アルコールの効果」で、少しリラックスした感じで、会話を楽しめるのではないでしょうか。
2 お酒と食事が合うと、料理がより美味しく感じる
和洋中、それぞれの料理に合うお酒があります。もちろんビールやハイボールは万能かもしれないですが、ワインや日本酒、焼酎等、料理に合わせた鉄板系でよいと思います。
ただ食事の際にどんな飲み物を頼むのか、そのセンスや嗜好もお互いにチェックしたり、されたりしているので、いきなり紹興酒ボトルとか、アルコール度数の高いカクテルとかは避けた方が無難です。
3 お酒の嗜好があえば、日常生活の食生活、アルコール代がイメージしやすい
「結婚=生活」です。デートとは別に、日々の食事、また週末の「家飲み」の際にも好みが近い方がお互いに嬉しいですよね。
「どんなお酒を、どのくらい飲むのか」でも、その人のひと月のアルコールに関してのお金の使い方が見えてきて、自分の価値観と照らし合わせることができます(一方がまったくアルコール系がダメな場合は、少しわかりづらいかもしれません)。
デメリット
1 酔って会社や仕事の愚痴を相手に話してしまう
これはやってはいけないですね。自分の会社や業界のことは、親しくない相手にはなんだかよくわからないことだらけです。これから交際していきたい、また婚活前提のデートなら尚更、愚痴るのはNGです。「俺ってすごいぜ」と自分の仕事自慢も、この対極としてありますが、それもダメですね。
仕事のことやその業界のことを話すことは悪いことではないですが、知らない相手には、わかりやすく話すのが一番です。その上で、面白い内容なら、相手ものってくれるかもしれません。
これから付き合っていく(かもしれない)相手が、仕事の愚痴を話していたら、「この人ちょっと…」となるのは当たり前です。お酒に強い弱いの問題ではなく、「仕事に対する姿勢」が表れるので気をつけたいですね。
2 店員や会計のやりとりの際に、普段と違う態度で接してしまう
「普段はまじめなのに、車を運転すると態度が大きくなる人」、いますよね。
同じように、アルコールが入っている事で、店員に横柄な態度をとってしまったり、大したことでもないのにお店の人にクレームをつけるなど…。このような場面を見てしまったら、相手は「本当はこういう性格なのかな」「実はモラハラ?」などと考えてしまいます。
お酒は楽しく飲みたいですよね。こういう態度を見てしまったら、(やらかしてしまったら)、その後の交際は、かなり危ういことになりかねません。
3 酔った勢いで、好意があること、結婚したいことなどを話してしまう
昼間に言いづらいことを「お酒の力を借りて〜」というのも少なくありません。お酒を飲んでいてもほとんど酔っていない状況なら、アルコールは「好意を伝える」ためのシチュエーションとして効果的に作用します。
しかし自分が酔った状態であること認識していて、好意を伝えるのは、女性側からするとちょっとズルく感じてしまいます。
まして酔った勢いで「結婚」や「プロポーズワード」を出すのはよろしくないです。大切な話、大切な言葉は、どんなに恥ずかしくてもお酒の力を借りずに「素」でいうべきです。それをしないと、先に進まないどころか、逆効果になりかねません。
4 下ネタトークや、相手に性的なアプローチをしてしまう
これは「やってはいけないことワースト1」です。酔った時にこれをしてしまうと、ほぼ「一発終了案件」となります。
これから気温も上がって、冷たいビールが飲みたくなる季節ですが(笑)、婚活・恋活デートでは「楽しいお酒の場」で素敵な時間を過ごして頂きたいです。
最後に、お酒が飲めないケース
二人ともお酒が飲めない場合は、ただ飲まないだけですが、「片方だけが飲めない」場合、交際初期で一人だけ飲むのは控えた方がよいと思います。
お酒が飲めない人は、酔っ払うという感覚がわかりません。そのため、自分だけ酔ってしまうとかでは、「相手とのテンションに差が出てしまいがち」だからです。
交際が順調に進めば、飲める場面はいくらでもありますので、飲めない、飲まない人がお相手の場合は少し控えることをお勧めします。
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