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10/7 プラート(Prato)の夜。

無事にお仕事(公演)が終わり、今回のお仕事を紹介してくれた、ダリオの古くからの友人、ダビデさんの家へ。
ダビデさんも子ども向け作品を創るアーティスト。プロジェクションとダンスが融合したインタラクティブな作品で有名な、プラートを拠点とするTPOというカンパニーを共同主宰しています。海外ツアーも多く、過去に来日しています。

かなりのテクノロジーオタクでありながら、同時に植物オタクでもあり、前に会ったときには、「お願いだから日本から椿の種持ってきて」と頼まれたのが非常に印象的でした。(無理です…と断ってしまったけれど。汗)

そんなダビデさんとパートナーのステファニアさんのお住まいにこの日は一泊。しかし、彼らも仕事でBresciaから帰ってくるところ、ということで、民泊ならではの遠隔チェックイン(ダビデ氏ご自慢のシステム!)で家主不在のお宅に「お邪魔します〜!」

カバー写真のような大きくて素敵なベランダ!!!しかもリモコンひとつでシャッターがジャーッと降りてきて、まさしく箱庭になってしまう空間!

ベランダでテンション上がりすぎて踊り出した人

(しかし、我が家と比較すると非常にモダンで整理整頓されている…汗)
Scambio Casa=Home Exchangeをやってるから、しょっちゅう色んな人が来るんだよ。とのこと。自分の家を誰かに貸してあげる代わり、自分たちも誰かの家に泊まって仕事やバケーション。このシステムでいろんな人たちと知り合ってとても楽しいわよ〜とステファニアさん。多分こちら↓

さて、家主がいない中だらだらしてもしょうがないので、夕ご飯へ!
今回はダビデ氏おすすめのレストランを珍しく1ヶ月前くらいから予約していました。

Osteria da Nedo

着いてみると、あら、意外とモダン調。
そして黒板のお料理を見てもよく分からない〜、のでウェイトレスのお姉さんに色々相談して、私と娘は前菜にピーマンのブッラータ詰めフライとそれぞれプリモ、付け合わせにパプリカのオイル漬け。そしてダリオはハム・チーズ・サラミ盛り合わせとタルタル。

前菜は完全に写真を撮り忘れたのですが、ピーマンのフライが熱々・カリッカリで美味。ハムとチーズも負けていない。居酒屋メニュー的にテンション上がる〜。ワインはこちら。

ボルゲリ様、美味しかった〜

Castagneto Carducciのワイナリー。ラベルの紙質とか絵の感じが個人的にはツボ、お味もよくて、懐にも優しい価格、そうだ、ここはトスカーナ!

(サイトをよく見ると、本社はベルガモ県内。なるほど〜 )

前菜とワインで完全に気を良くし始めている私たちですが、プリモも最高〜

猪!
↑この嬉しそうな表情…!

タルタルもブッラータとトリュフと生卵を良きように自分で混ぜ混ぜするスタイルです。
左手、スプーンが入っているのが、オイル漬けひんやりペペローニですが、これも甘味が引き立っていてとっても美味しかった〜

美味しすぎて頭がおかしくなった二人

父「もう食べれない…?!」 娘「いやもう無理…!」
父「しかし、ここまで美味しいと、アレが欲しい…」
というおじさんの至っての希望で、召喚されたのは、聖なるワイン
(え、私まだ赤ワイン終わってないよ!)
甘味と独特の深みのある食後酒Vin Santo(文字通り、聖なるワイン)。
プラートではこの青い袋で有名なビスケットと一緒に楽しむのですが

グルテンが入っていますので、ワインだけで。
(え、2杯目頼んでるし!)

と満足の夕食でしたが、お会計もどうやら食後酒はサービスしてくれたようで、三人ともハッピー、ちょっと街をふらふらして帰ることに。

皇帝の城を望む広場へ

このお城はそういえばまだ入ったことないな〜、なんて思いながら、小さな路地を歩いて、帰路に。
お家について、ばったり。よく眠ったのでした。


プラート日記① スポーツ編は…
10/7 プラート(Prato)、ポリテアマ劇場へ。
プラート日記② スイーツ編は…
プラート日記② 美味しい桃のお話。

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