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Yes,and...で会話すると、仕事も私生活も楽しくなる!

noteでデザイナーとして仕事をする中で、CXOの深津さんから
「何をするにも、『Yes,and…(いいね!それに追加して…)』思考で会話したほうがアイディアが広がっていって素敵なのよ」という助言をもらったことがある。

Yes,and...とはなにか

どういうものかシンプルにいうと、相手の言ったことを否定せずに肯定してから、そのアイディアに付け足す形で自分の意見を述べる。という方法らしい。

例えば、Yes,and...が実践できている会話はこんな感じだ。

ねこくんのアイディアを肯定して、さらなるアイディアを提案するウサギさん。
ねこくんもにっこり。

逆にこんな感じだと、実践できていない。

ねこくんのアイディアを肯定するけれど、全く別のアイディアを提案するウサギさん。
ねこくんはジオラマをつくること自体をやめてしまいます。あーあ。ウサギさんのせいです。

もともとは、即興演劇のトレーニング方法で、シリコンバレーなどで活用されているコミュニケーション方法だとか(この辺は軽くググっただけなので、あっていない部分もあるかも)

何が良いの?

  • 参加している人が「自分も意見を言っても大丈夫なんだ」と安心感を持てるので、アイディアを出しやすくなる

    • 肯定される空間だと、若手や新入社員からもアイディアが上がりやすい

  • 一人で考えるときには思いつかないような、大きなアイディアになる可能性がうまれる

活用してどう変わった?

実際に意識して生活したらどう変わったか

たのしくなる

他の人のアイディアの良いところに目が行きやすくなるので、新しい発見をした気持ちになることができて楽しかった。
思いも寄らないいいものに着地できたときの嬉しさも最高。

ストレスが減る

自分が意見を言うのを我慢しているわけではないので、結果ストレスが減る。

感謝された

一緒に良くしていきたいという気持ちで会議したり、フィードバックしてることに対して感謝された。ラッキー

私生活でも同様の効果が得られる

遊びに行くときの相談とかにも取り入れたらすごく良かった。

簡単なトレーニング方法や実際使うときのtips

5分でできるワークショップ

  1. 2人一組になる

  2. お題を決める。仕事に関するお題でもいいし、「今度開催するパーティの企画」でもいい

  3. 制限時間が来るまで、お題に対して「Yes,and...」の姿勢を守ったまま交互にアイディアを言っていく。

A「今度のパーティ、お寿司をケータリングするのどうかな?」
B「いいね!お寿司ってことは日本酒とかも用意すると最高じゃない?」
A「いいね〜。日本酒があるならデザイナーだけじゃなくて、エンジニアさんも呼ばない?」
B「イイネ〜!(以下、制限時間までアイディアをどんどん出していく)」

更にゲーム性をもたせるなら、一番話題をでかくできたチームが優勝。などにすると楽しい。
それから、これはあくまでアイディアを大きくしていく練習なので、実現可能性や収束については考えないことがコツ

ちなみに、実際の会議などで使う場合は発散の時間、収束の時間をしっかり区切って取ることが重要。
一度大きく膨らませて、実現可能ないい塩梅のところまで落ち着かせる感じ。

やってみるとむずかしいところ

  • これはちょっと…?と思った時に言葉に詰まってしまうか否定をしてしまいがち

  • ついつい自分の新アイディアを披露したくなってしまう

むずかしいところを回避する方法(我流)

これはちょっと…?と思った時に言葉に詰まってしまうか否定をしてしまいがち

  • パーティの企画の時に、肉料理より魚料理にしたいと思っていたのに、肉料理にしようというアイディアが出た場合

    • 「いいね、そういえば✗✗さんは肉よりも魚が好きらしいから、寿司パーティにしたらもっと素敵じゃない?」みたいに返すと、ギリギリセーフな感じがする。要は否定された感が出なければセーフなのだ

なんというか、あまりガチガチにならずにアイディアを一緒に膨らませようという姿勢が見えればセーフくらいに思っておいたほうが、仕事や実生活に活かしやすい。

ついつい自分の新アイディアを披露したくなってしまう

柔軟に考えて、他の人のアイディアにくっつけられるようにする。もしくは、思い切ってそれについて話す別の時間を取る。

おわりに

自分の仕事ぶりを振り返ってみると、せっかち故に結構「え〜、でもそれって…」から入ってしまうことが結構あったかもな…と思い胃が痛くなった。
この話を聞いてから意識して話すようになり、仕事でも私生活でも「面白いな、楽しいな」と思う場面が増えたように感じる。
相手の気持ではなく、自分の気持ちが良くなったのが意外だった。

まだまだ忙しかったり切羽詰まると忘れがちだけど、できる限り「Yes,and...」の姿勢を持って色んな人と会話していきたい。
もしよかったらみなさんも試してみてね。

最後に、こんな話を聞いたり、実践して働きたい方のご応募お待ちしております。

こにたん

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