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4歳長男に「ママはぼくの!」と言われたら

長男と次男のママのとりあいが白熱する今日この頃。私にひっついている次男を押しのけて、抱きついてくる長男。

「わかった、わかった。今は君の抱っこの時間ね。順番こだから、次男は待っててね」としばらく長男を抱っこしていた。
すると「ママはぼくのだからね!!」と悲しげに見つめる弟に向かって言った。

この言葉を言われた時、他のお母さんたちは何と言って返しているんだろうな・・・と思いながら、私はこう言った。

「ママはママのものです。誰のものでもありません。長男のことも、次男のことも大好きで大切だけど、ママはママのものです。」

長男はえ???という顔をしながら、じゃぁこれだったらどう・・?という顔をして「ママはみんなのものだもん!」と言った。

うーん、そういうことでもないんだよな。

「ママはみんなのものでもありません。ママはママのものです。それに君もママのものでもパパのものでもありません。君は君自身のものです。」と言った。

長男はふーん、という顔をしながらそのまま抱っこされていた。
そんな昨晩のやりとりを思い出しながらこのnoteを書いていて、ふと考えた。

「ママはぼくのものだもん」というのは、私の”母親である部分”は長男のものでしょ?という意味だったのかもしれない。
私も子どもの頃、親は親という生き物だと小学生くらいまで思っていた。他にも仕事人としての姿や趣味を楽しむ姿を見ながら、親は一部分でしかないんだということにだんだんと気づいていった。

長男のいった意味が私の”母親としての部分”という意味だったなら、「そうだよー」と言ってあげてもよかったのかもしれない。

うーん、でもやっぱりちょっと違和感があるな・・・。

もし次言われたら、何て答えるだろう。結局同じ答えを言いそうな気がしている。

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