見出し画像

「いい意味で適当に。そして楽しく」新任係長が雰囲気づくりにこだわる理由(社員インタビューVol.20)

こんにちは、金剛鋲螺株式会社の広報チームです。noteをご覧いただき、ありがとうございます。

今回の社員インタビューは、製造部の片岡さん。2015年9月に生産技術職として中途入社後は、ねじの頭部圧造工程を担当。2023年1月からは係長に抜擢された製造現場の中心メンバーです。

そんな片岡さんに、入社のきっかけやこれまでの苦労、仕事で大切にしていることを聞きました。

製造部 製造一課 片岡

-はじめに、金剛鋲螺に入社した経緯やこれまでどのような業務に携わってきたのかをお聞かせください。

この業界を知ったきっかけは、親戚がねじの二次加工の仕事をしていたからです。私自身は製造とは全く縁のない営業職に就いていたのですが、親戚の仕事に関わった経験からねじの製造に興味を抱き、転職を決意しました。

入社後、配属されたのは製造一課で、以来ずっとねじ製造の第一工程(頭部圧造工程)を担当し、主に最大サイズの製品を手がけてきました

入社当初は慣れないことばかりで、特に技術を習得するまで時間がかかったのが、先取り加工と呼ばれる作業です。刃物を使用してねじの先を丸く削る作業をするにあたり、まずは刃物を自分で研がなければなりません。刃物の仕上がりがそのままねじの出来栄えに影響するため、いかにきれいに研げるかが重要なポイントになるのです。

新人の多くがここでつまずくそうで、私も毎日四苦八苦しながら取り組んだのをよく覚えています。

-新人なら誰もが通る道なのですね。では今までで一番苦労した仕事は何でしょうか。

3年ほど前に機械を新しく入れ替え、その責任者を任されたときでしょうか。メーカーの担当者の説明に沿って機械を稼働させてみても、思った通りの製品がなかなか出来上がらず、原因解明に努めたり、メーカー側に機械の調整をお願いしたりと、かなりの労力を費やしました。

改善に取り組みながらも日々の生産目標はきちんと達成しなければならないですし、同時に新設備を利用して特注品の製造にもチャレンジしていたため、とにかく時間が足りませんでした。

上司への状況報告、生産目標の達成、そして時間を捻出しながらの試行錯誤…。すべてを並行して行わなければならないという部分に、精神的なプレッシャーを感じました。何の問題もなく生産を行えるようになるまで1年はかかったと思います。

-仕事を通してやりがいを感じるのはどのようなときでしょうか。

先ほどの話にも通ずるのですが、やはり新しい仕事にチャレンジをして、それが達成できた瞬間はやりがいを感じます。当然はじめからうまくいくわけではないので、自分なりに改善を重ね、できなかったものができるようになったときには満足感があるのです。

これは日々の業務でも同じこと。生産に取り組む毎日の中で、トラブルはつきものです。不測の事態に、いかに迅速に対処できるか。そして計画に遅れを生じさせずに、一日の業務を無事に終えられるか。それらの達成を目指し、力を注いでいます。

-最後に、金剛鋲螺のいい点、また課題だと感じる部分はどこでしょうか。

会社のいいところは、色々な面で寛容なところです。2022年、我が家に第二子が生まれることになり、3週間の育児休業を申請したところ、思った以上にすんなりと取得を認めてもらえました

男性の育児休業がまだまだ浸透していない世の中で、誰にいわれるでもなく当然のように休ませてもらえるところがいいなと感じました。福利厚生は非常に充実していると思います。

課題点を挙げるとすれば、若手社員の教育ですね。コミュニケーションスキルが求められる接客や営業とは違い、製造に従事する社員はどちらかというと寡黙な人が多い印象があります。

職場自体が機械音にあふれていたり、鉄粉が舞っていたりと決して明るい環境ではないので、それに加えて社員があまり会話もしないとなると、暗い雰囲気になってしまいます。

だからこそ、私のモットーは、「いい意味で適当に。そして楽しく」。ほんの些細な内容でも周囲とコミュニケーションを交わし、ときには冗談をいいながら、楽しんで働くことのできる職場づくりを心がけています。

上の人間が率先して明るい職場環境を作ることが若手の成長を促し、ひいては会社全体の底上げにつながるのではないかと思っています。

-ありがとうございました!


金剛鋲螺株式会社では事業拡大中につきマシンオペレーター職を募集中です!学歴や経験は問いません。

オンライン説明会、カジュアル面談も対応可能です。もしご興味あればお気軽にお問い合わせください!

【新卒採用】

【中途採用】

【採用Q&A】

この記事が参加している募集

社員紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?