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見直し力を鍛えて仕事の精度と品質を高める

見直し力。
私が習慣化とともに、最も重要視している仕事のスキルである。
見直し力と似た意味で使うのがチェックするという言葉であるが、この意味する範囲は広い。

人間と言うのは不思議と、自分の事は棚に上げることが出来る。要するに、自分が出来ているかどうかは別にして、人のチェックだけは出来るという人は意外と多い。
私も長い間、こういう人を沢山見てきた。その結論として、間違いなく、これは人間の本能的な特性だと思う。極端に言えば、揚げ足取りであったり、チッェク魔であったり、重箱の隅をつつくような行為をする人がいる。

悪気があるないではなく、そういう性分の人だと私は考える。こういう人はあまり周りからは好感は持たれない。しかし、人間が本能的に人のことを気にするということに近い意味で、誰にでも人のすることをチェックする修正してはあるように思う。
だから、自分のことが出来ていなくても、人のことが細々と気になる人が多いのだろう。

考えたら勝手なものだが、人間も動物で、利己的な部分がベースなので納得の範囲である。
しかし、人のことをチェックはできても、自分のことが出来ないと人からはあまり信用されない。

人間は社会的動物であるので、人との関係性の中に信頼関係を構築することはとても大切である。だからこそ、人のチェックをするならば、セルフチッェクも出来る人でありたい。
私の言う見直し力と言うのは、このセルフチェックのことを指す。

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長年仕事していると、この見直し力が欠落している人のパターンというものに気づく。

一つは、自分の作ったものにはミスはないと思い込む人。過信でもある。
もう一つは、見直ししようと思っていたが、うっかり、別のことに気をとられて忘れてしまう人。

私が目指したいレベルは、人間のすることには必ずミスや漏れがあるので、自分で見直すことを当たり前として仕事ができること。

先にあげた前者の原因も色々と考えられる。
自信過剰の人が陥りやすいことであるが、それは自分の正しいスキルを把握できていないとも言える。やはり、見直すにしても、求められているレベル、世間の標準にしっかりと照らしてみて、自分の今のスキルがどれぐらいなのか?
そして、そのギャップを埋めるために、見直すということが必要になることを正しく理解する。

書籍製作などで登場する推敲という言葉がある。

これは、デジタル大辞林によると、
[名](スル)《唐の詩人賈島 (かとう) が、「僧は推す月下の門」という自作の詩句について、「推す」を「敲 (たた) く」とすべきかどうか思い迷ったすえ、韓愈 (かんゆ) に問うて、「敲」の字に改めたという故事から》詩文の字句や文章を十分に吟味して練りなおすこと。「推敲を重ねる」「何度も推敲する」

要するに何度も何度も見直すことである。
通常の仕事では、内容によりけりで、一度見直したら十分ということもあれば、何度も行う必要があることもある。

いずれにしても、自分で見直すだけでも仕事の精度と品質は格段に向上する。推敲という仕事は特殊な部類のように思う人がいるかもしれないが、ぜひ、身に付けておきたいスキルの一つである。

後者のうっかりミス、見直しを忘れてしまう。
これは簡単に言うと、ムラである。見直しする時としない時がある。これがそもそもいけないのである。仕事はムラなくする。これができないと致命傷だ。

最後に、見直し力の鍛え方のコツを書きたいと思う。
それは、第三者に必ず見直してもらって力をつけることである。
冒頭で書いたように、人間の本能として持っているチェック力を有効に使うと、とても良い仕事の結果が得られる。それは必ずしも上司や仕事ができる人とは限る必要もないことも多い。第三者であれば合格だ。
ケアレスミスほど自分では見つけにくいものだからである。

以上

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