振り返り。2019年3月台湾での個展/ライブペインティング④
台北でのライブペインティングと個展。そして予定にはなかったのに行くことになった台東までの旅。今まで3回に渡って書いてきた台湾振り返りの日記、今日は4回目です。
4月5日、台東についてから台東の家族林俊卿一家に早速海に連れて行ってもらったりローカルなお店で食事を食べた後に林俊卿一家がやっているゲストハウスohanaにみんなで帰った。
僕の他に台北からの青年二人も宿泊に来ていた。彼達は大学の同級生でなんと原付で台北から来たとのこと。「すごいねぇ〜」って言ったら「お尻痛くなっちゃった」って言ってた(笑)
この二人。右側はyu君で左側はli君。
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ところでゲストハウスohanaは台東駅の近くにあるのだけど、台東駅のそばには何にもなくて台東市の中心・繁華街はそこから4〜5キロぐらいのところにある。
この青年達はまだ晩御飯を食べていなくて「僕たちはこれから夜市に行くけど一緒に行く?」と聞いてくれた。僕は当然「ありがとう!」ってこたえた。
だけど僕は原付は乗れないし歩いてくのにはちょっと距離があるので結局、トップ画像の右側の青年の原付の後ろに乗せて行ってもらうことになった。
僕の人生初めての原付ニケツだ。まさか台湾の台頭で初対面の青年の後ろに乗せてもらうことになるとは。。。なんてことを思いながら必死に落ちないように気をつけながら夜市まで連れて行ってもらった。
この写真は二人に注文の仕方を教えてもらいながら食べたもの。トトロのTシャツ!
それで適当に夜市をふらふらした。なんかいい風が吹いていて気持ちよかった。
台北とはまた違う空気だなぁ〜なんて思いながら歩いていた。yu君はでっかいたこ焼きを食べていた。握りこぶしよりでかい!どうやって食べるんだろう・・・あれをほおばったら火傷間違いないんだけど・・・って心配したら普通に箸で崩しながら食べていた。それはそうだよね。
そのたこ焼きを作っているおじさんが僕に「あなたはヒゲがハンサムだよ」なんて言ってくれた。思わず僕もたこ焼き買いそうになっちゃった。
でも見渡してみたらヒゲのある人は少ないみたい。ヒゲは珍しいのかな??
そんなこんなで夜市からohanaに戻ったらそこでli君は眠くなっちゃって就寝。li君は無口だけどなんか可愛かったな。もごもごって喋る。
そのあとは星爸(お父さんのあだ名)とyu君とウィスキーを飲んだ。星爸はウィスキーをこよなく愛していて壁一面にウィスキーをコレクションしているのだ。
yu君はかなりのエリートで台湾大学を卒業後、科学系の雑誌社で働いている。まだ若くて働き始めたばっかりだ。「僕は専門的なことをわかりやすくみんなに伝える、そんな仕事がしたいんだ」なんて言っていた。
(yu君、楽しかったね)
でもしばらくお酒を飲んでいたら「でも人生で一番本当に本当にしたいことといえば、これなの?と思うと分からなくなる。。。なんか他のこともあるような気がする」と胸の内を語ってくれた。
僕は彼になんていう言葉をかけていいのか分からなかった。でも僕は「僕は絵を描き始めたのは29歳になってからなんだよ。それはたまたまだったんだよ。でも絵が今の僕の仕事なんだ。なんか目の前のことをずっと一生懸命してきたら、絵が僕をここまで成長させてくれた気がしているんだよ」って言った。彼はにっこりとしていた。
そして星爸は「It's 人生〜〜」ってニコニコしながら言っていた。それが星爸の口癖(笑)
そんな風に夜は更けていったのだけど、なんかこの日記まだ台東初日しか終わってない!!
次回は台東駅からバスに乗って都欄に行きバライに会うお話の予定です。
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