見出し画像

メキシコ旅行記②(メキシコLCCの洗礼編)

メキシコ旅行の大まかなスケジュールが決まったので、ようやく飛行機やホテル、オプショナルツアーなどを予約し始めました。

ホテル

カンクン

カンクンでは2泊するもののビーチリゾートには興味はない私です。
適当に安くて良さげなホテルを…と探すも最初の壁にぶつかります。
カンクンはホテルゾーンとダウンタウンに分かれているのですが、ホテルゾーンに安くて良さげなホテルがない!高級リゾートホテルしかありません。
流行りのオールインクルーディブのバケーション感溢れるホテルがところ狭しと建っています。
しかも一人旅なので、複数名で泊まるより割高です。
ダウンタウンの方が安いホテルがありそうですが、チチェンイッツァ移籍のオプショナルツアーの集合場所(ホテルゾーンのホテルなら迎えに来てくれるけど、ダウンタウンは指定場所まで自分で行く必要があり、しかも集合時間は朝の5時頃)を考慮するとホテルゾーンのホテルにしておいた方が無難そうです。
そのため、オーシャンビューのお部屋がない分比較的リーズナブルなAloft Cancun(アロフト・カンクン)に決めました。
ほとんど部屋にいることもないので、オールインクルーシブではないことも決め手でした。
自分で手配しましたが、その後メキシコトラベルファクトリーさんとお話している中で、メキシコトラベルファクトリーさんに手配をお願いした方が断然お安いことが分かり、自分の予約はキャンセルし手配をお願いしました。
前日にメキシコトラベルファクトリーさんからリコンファームしていただけて楽だったので、お任せして良かったと思います。

グアナファト

カンクンやメキシコシティに比べるとこじんまりとした街で、ホテルも有名チェーンのものは少なく小さなホテルが多い印象です。
グアナファトといえばピピラの丘からの眺めを絶対に見たいと思っていました。
着くのは夜になる予定だったため、移動しなくてもホテルの部屋から夜景を見ることができるBalcon Del Cielo(バルコン・デル・シエロ)にしました。

サンミゲル・デ・アジェンデ

グアナファトと同じく小さなホテルが多い印象です。
どのホテルにしようか悩んでいたところ、メキシコトラベルファクトリーさんからEl Mesón del Quijote(エル・メゾン・デル・キホーテ)をおすすめいただいたので、手配をお願いしました。
カラフルな建物が印象的で、お部屋の内装がとってもかわいいホテルです。
中心地から徒歩15分ぐらいで少し離れていますが、その分静かで良かったと思います。
ホテルの方もとっても親切で、英語は通じませんが片言のスペイン語で通じ合うことができました。
ただ、エレベーターがないのでスーツケースを運ぶのに一苦労でした。
あとはセキュリティーボックスもなかったので、パスポートの保管場所に四苦八苦したぐらいでしょうか。
その2点をふまえても良いホテルだったと思います。

メキシコシティ

メキシコシティでは4泊するので、ゆったりした部屋が良いと思っていました。
あとは、今回の旅行で行く街の中でダントツに治安が悪い!ということで、比較的治安の良い場所のホテルを選びたいと思い情報収集した結果、独立記念塔やInsurgentes(インスルヘンテス)駅周辺あたりのZona Rosa(ソナ・ロサ)と呼ばれる地域が良さそうでした。
その中でお値段と相談し、Hotel Eurostars  Zona Rosa  Suites(ホテル・ユーロスターズ・ソナ・ロサ・スイーツ)に決めました。
お部屋のタイプは奮発してジュニア スタジオスイート!
リビングルーム的なお部屋にミニキッチンが付いていて、その奥に寝室がある広々としたお部屋でした。
フロントやクリーニングのおばちゃんも優しくフレンドリーに接してもらったので、あたりのホテルだったと思います。

飛行機

伊丹→成田→メキシコシティ

関西在住のため、伊丹出発で羽田、成田を経由してメキシコシティへ行くANAの直行便にしました。
アメリカ経由だともう少しお安いチケットもありそうでしたが、アメリカ経由だと色々面倒なので。
長距離フライトでしたが快適だったので(さすがANAさま!)この選択にして良かったと思います。
いまだに仕組みがよく分かってないですが、エコノミークラスを選ぶと往復のどちらかを有償でプレミアムエコノミーにできる感じでした。
久しぶりの海外旅行、もはや飛行機に乗るのも数年ぶりの私は帰りのフライトをプレミアムエコノミーにしました。
行きはわくわくしているので多少窮屈でも我慢できますが、帰りはもう何も楽しみが残ってないですからね‥。
あと、そこまで考えて決めた訳ではなかったのですが、プレミアムエコノミーにすることで帰りの便に乗るまで空港でラウンジが利用できたので結果としてはとても良い選択でした!
円安やサーチャージの高騰で往復37万円ぐらいしたと思います。

あと、伊丹⇄羽田、成田⇄メキシコシティというフライトだったので羽田⇄成田間はリムジンバスで移動しました。
帰りが成田に6:45着予定、伊丹行きのフライトは羽田を10:00発とかなりギリギリでした。
11:00発にしておけば良かったですが、私の場合は成田着が早まったので結果論としてはちょうど良かったです。
ただ、成田から羽田へのリムジンバスが渋滞でかなり遅れたので、やっぱりもう少し余裕を見た方が無難だと思います。

メキシコシティ→カンクン

日本からメキシコシティへはANAの直行便を利用したため、ターミナル1から出発する航空会社から選びました。
とは言っても、Aeromexico以外はターミナル1なので分かりやすいです。
乗り継ぎ時間が3時間程度となるような便がVolaris(ボラリス)しかなかったので、特に悩むことなく決めました。

カンクン→グアナファト①

グアナファトの最寄り空港はLeon(レオン)空港/Bajio(バヒオ)空港となります。
フライトを調べるとVolarisとviva aerobusがありましたが、インターネット情報でviva aerobusは自由席で初心者には難易度高めという情報を見つけたので、Volarisを選びました。

上記サブタイトルで何故①がついているかと言うと、この予約したフライトがキャンセルになり予約を取り直す羽目になったからです。
予約が完了し完全に油断している旅行出発まで数日のタイミングで、Volarisから「フライトがキャンセルになりました」というメールが届いたのです。
※メキシコのLCCでは一定以上の予約が入らないとフライトをキャンセルしてしまうのはよくあることのようです。

しれっと連絡がくる…

キャンセルになったら別の便を予約しなおせば良いのですが、ここからが一筋縄ではいかないところでした。
私がグアナファトに移動したい日は、当初Volarisは4便の予定がありました。
そのうち1つは真夜中なので無しとして、私が最初に乗りたかった便(お昼頃)もキャンセルになったので、あとは夕方と夜の便となります。
夕方の便に変更して欲しい旨をTwitterのアカウントから連絡すると、なんと夕方の便もキャンセルになったとの返事があったのです!
夜の便は到着がかなり遅くなってしまうので、そういうことであればviva aerobusの夕方の便にしようと考えました。そのため返金してほしい旨を再度Twitterのアカウントから連絡すると、驚くべきことに「Volarisで使えるポイントでしか返金しません」という旨の返信がありました。(しかも有効期限は半年)
ウェブサイトには確かにフライトキャンセルの際は予約変更かポイントバックと記載されています。
しかし!よく読むと上記の予約変更かポイントバックではだめな場合はコールセンターに連絡してね、と書いてあります。
その一文に望みをかけて、ひたすらTwitterでやり取りを続けます。
何度お願いしても、予約変更かポイントバックならできますの一点ばり…。
担当者の方も血の通った人間のはず!と信じて、ひたすら私が日本に住んでいてポイントバックされてももう使う機会がないことを拙いスペイン語で訴え続けます。
そうしている間にもメキシコへの出発日が迫ってきて、viva aerobusのフライトの料金もどんどん上がっていきます…。

Twitterでの私の頑張り

カンクン→グアナファト②

Volarisからの返金を待っている時間はない!ということで、viva aerobusのフライトを予約しました。
荷物があるので高いプランにする必要があり、それを選ぶと指定席のオプションも含まれていました。
以前の価格よりかなり上がってしまったこと以外は特に問題なく予約を取ることができました。

カンクン→グアナファト(余談)

担当者の方の人情に訴える作戦が効いたのか、メキシコへの出発前日に返金する旨の連絡が来ました。
スペイン語堪能な方であればもっと早く解決したのかもしれませんが、1週間ほどかけてようやく解決しました。
連絡が来た時点では半信半疑でしたが、旅行から帰ってきてクレジットカードの履歴を調べるとちゃんと返金してもらっていました。一安心です。

オプショナルツアー

チチェンイッツァ遺跡ツアー

今回の旅のメインその1です。
そのため、安い英語ツアーではなくて日本語ガイドをつけたいと考えていました。
ベルトラで探すと2つしかありません。しかもほぼ同じツアーで立ち寄る場所の違いです。私はピンクレイクには全く興味がなかったので、チチェンイッツァのみのツアーを予約しました。
朝5時にお迎えがきて、お昼過ぎに終わるプランです。
おひとり様料金(というか2人分の料金を1人でも支払う)に泣きながらも、絶対に譲れないところなので迷うことなく申し込みました。

テオティワカン遺跡+熱気球ツアー

今回の旅のメインその2です。
熱気球に乗らなければベルトラでも日本語ガイドツアーがありましたが、熱気球に乗るものはありませんでした。
昔ミャンマーのバガン遺跡で気球に乗りたかったけどお金がなくて乗れなかったという後悔から、今回は絶対に乗ると決めていたので、ベルトラからの予約を諦めインターネット上を彷徨います。
するとHISさんで熱気球に乗るツアーで日本語ガイドプランがあるのを見つけました。こちらもおひとり様料金は2人分の値段となるのですが、背に腹は変えられない!ということで申し込みました。(こちらは金額が大きすぎて流石に一晩考えました…)

メキシコ旅行記③(いよいよ出発編)に続きます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?