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禅と私

最近の生き方

暫く間があいてしまいました。
就活が終わって好きなことして遊んでいたらいつの間にかもう9月で怖い、、、
最近は生き方について考えることが多いので、メモ感覚で残しておこうと思います。

3月から就活が本格的に始まり、慌ただしく過ごす日々。
なんだかんだ適当にやっていたので病んだりすることはなく、無事に終わりました。5、6月頃には内定をいただき、面接の数も落ち着いていましたがやることは多くて。。
だけど、就活に時間を割くということ自体が私は嫌でした。制限されればされるほど他にやりたいことがどんどん出てきてしまいますよね。そしてそんな時に限ってめちゃくちゃハマってしまう。
やっぱ私は自由に生きたいので、今まで何とかなってきたし、これからもなんとでもなるわ!と思って「今やりたいことをする」と決めていました。

そんなこんなで、料理やパン作りにハマりーの、好きな本読みまくって1日が過ぎーの。就活が終わってなくても、割と楽しく毎日過ごしてたなあと思います。

最近、「禅とジブリ」という本を読みました。
元々ジブリが大好きで興味を持っていたのですが、久しぶりに「風の谷のナウシカ」を見ていたら、「あれ、これって仏教の縁起と似てない??」と思ったので、たしかそんな本あったな~と思いだしてすぐに買いに行きました。
私は大学で仏教や文化の授業をとることが多かったので、禅とジブリがどのように関係しているのかとても気になりました。
この本では、ジブリのプロデューサー鈴木敏夫さんと三人の禅僧の方が対談された内容が書かれています。内容に深く触れることはここではしませんが、生き方についてすごく考えさせられる本だったと思います。
凄く簡単に一言で表すと、「今を生きろ」と言うことなんだと思います。後先なんて考えなくて良いと。
あれこれやりたいことに手を出してしまう私は、これを読んで「なんや、このままで良いやん」と思えて毎日を全力で楽しむようになりました。

日々是好日
って言葉ありますよね。この言葉好きなんです。
そのまま見ると“ 毎日楽しい日ばかり ”って思うかもしれませんが、禅では「自分へのこだわりを捨てよ、そして周りと自分を一体化させ、今日という日をありのままに受けとめよ」という意味を持つそうです。
良くないことがあったとしても、雨の日でも、「その事実と向かい合ってやる」という決意。
禅では、過ぎてしまったことにいつまでもこだわったり、まだ来ぬ明日に期待したりせず、毎日をかけがえのない1日として生きることこそが大切であると教えられています。

こういった考え方が私には合っているのかもなあ。
毎日好きなことして生きてるので、毎日今日が一番楽しいです(笑)
雨で外に出れなくても、美味しいコーヒーを淹れて本を読んでたらそりゃあ良い日です。

最近音楽を聴く時間が減っちゃって、出かける時はイヤホンを持たない時もあります。少し前まで予備のイヤホンを持ち歩いてたくらい音楽に依存してたのに(笑)
だけど、いつかの授業で講演に来られた和尚さんのことを思い出しました。
「最近、電車に乗るとほとんどの人がスマホに夢中になっている。たまには、“ 電車に乗っている ”という事実だけに向き合ってみても良いんじゃないか」
たしか、こう仰っていたと思います。
その言葉を思い出すと、音楽を聴かずにバスに乗る自分が少し嫌だったのが、これはこれで良いことなのかもしれないなと思えるようになりました。


お腹が空いたら美味しいものを食べる、疲れたら寝る、勉強したけりゃする、嫌ならしない。それで良いんです。時間の使い方は自分次第だし、自分の人生は自分のものだと思うので。楽しかったらそれで幸せじゃないですか? 楽観的なのかな、(笑)
なんだかまとまりが悪いですが、これからも今やりたいことをして毎日楽しく生きていきたいなと思います。
「禅とジブリ」、将来に不安があったり過去に悩まされることが多い人は一度読んでみてください。そうじゃない人にもおすすめです。


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雨の日をたのしく

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