自死遺族の私が後悔していること
約10年前に、実母が自死を選択した。
当時私は高校3年、大学受験を控えていた。
母が亡くなってから、亡くなった母について考えている暇もなく、日常はやってきた。残酷なほどに。
そんなこんなで、大学に入学し、気づけば社会人。
日常の中で亡き母のことを思い出し、涙が止まらなくなるけど、常に時間に追われ、母について考えることが出来なかった。
母が亡くなってから、人と接するのが怖くなり、母の自死が気づけば私という人間を形成する核のようになっていた。
そんな私に対して社会は甘くな