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小説

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#小説

<掌編>眠くなるまで

 ライターが火を付ける音。しばらくして、香ばしくて苦いにおいが届く。  この間までは、バ…

こん
3年前
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(掌編)僕は<僕>を分解することにした

 まずはゆっくり、自分を分解していこうと思った。  小さく小さく、素粒子レベルまで小さく…

こん
3年前
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帰り道に、宇宙をみたはなし。

 眼鏡が無くても星が見える、と気付いた。  駅を出て、西へ進んでいく途中のことだった。  …

こん
5年前
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2018.8.5 夢十夜/第三夜

こんな夢を見た。  つつじの甘い匂いに誘われて、帰りの夜道を寄り道した。  普段は通勤で…

こん
6年前
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planet-5 01

「この間の怪電波、遠くの知的生命体からのちゃんとしたメッセージだったって話、聞いたか」 …

こん
6年前
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2018.7.27

月没帯月蝕  かすかに聞こえる合成音声の中、ぶううううん……と雑音がスピーカーから聞こえ…

こん
6年前
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2018.7.26

今日の終わりに。  今日も良い日だったと思う。  何より朝から調子が良かった。  いつもは電車を降りてから10分ほど歩く通勤路で、暑さにバテて大変なのに、今日は6分で職場の冷房に当たれた。  朝イチの仕事は、なかなかなクオリティになったと思う。  上司のあの満足そうな顔。  先週の意見をまとめておいてよかった。  昼前のミーティングは、用意していた資料と意見がうまく皆に伝わった。  お陰でやりたいことが、またひとつ出来るようになった。  昼休みは上司に捕まり、好きじゃ

2018.7.25 夢十夜 第二夜

 こんな夢をみた。  今日も暑い。気持ち悪い汗を、すでに汗で湿ったタオルで拭く。  地元…

こん
6年前
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2018.7.24 夢十夜

 こんな夢をみた。  私は偏頭痛持ちで、低気圧がやってくるともれなく頭痛に悩まされる。 …

こん
6年前
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2018.7.23

 本当に、真っ白。  頭の先からつま先まで。肌も、唇も、瞳も、爪も。服で隠れて僕に見えな…

こん
6年前
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2018.7.21

月光酒  どうせ阿保の先輩のほら話だ。  僕は心の中で悪態をつきながら、港にあるボロ小屋…

こん
6年前
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2018.7.19

 月明かりが眩しくて、目をそらして歩いてきた。  ついこの間、夕焼けの中でみた三日月が膨…

こん
6年前
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